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イタリア北中部と都市国家(2002年3月)

0001. MM 2006/06/25_18:16:59
photo1 2002年春に行った「マグレブ(モロッコ〜アルジェリア〜チュニジア)参照」の旅行の帰路立ち寄ったイタリアの写真を紹介します。東京からミラノ経由で北アフリカに入り帰路イタリアでストップオーバーという形の航空券を購入し、チュニスからはミラノ以外ローマにもフライトがあり、写真のようにローマからミラノは陸路移動を楽しむことができました。この発券方法でも特に追加料金はかかりませんでした。

全行程アリタリア航空利用。
*東京〜ミラノ〜カサブランカ
*チュニス〜ローマ(陸路)ミラノ〜東京

ちなみにスレッドタイトルに使った「都市国家」とはバチカン市国とサンマリノ共和国のことです。
photo2 チュニスからローマに到着し入国審査をすませ鉄道駅へ向かった。駅の切符売り場でユーロのトラベラーズチェックを直接使おうと思ったが、ダメらしい。今回はユーロが導入されて初めての欧州旅行だ。そんなわけでユーロのトラベラーズチェックがどのくらい通用するのか試してみたかった。でもまだまだアメリカのようにどこでも支払いができ、現地通貨で釣り銭をもらう事はできないようだ。とりあえず現金で切符を買い、レオナルドエクスプレスでローマ・テルミニ駅に出ることにした。全車一等車のくせにシートは二等レベルで乗り心地はいまいち。距離的に33キロなのに値段は妙に高い。空港特別料金なのだろうか。30分でテルミニ駅に到着。駅北側にドミで18ユーロの宿を見つけ泊まることにした。
宿の名前はHOTEL APHRODITE。
photo3 ローマ滞在時間は24時間しかない。とりあえず歩いてコロッセオへ向かった。その周辺にはローマ遺跡だらけ。しかもそのほとんどがスケールがでかく、さすがローマ遺跡の総本山だなと感心させられ、また大都会と遺跡がこれほど共存しているとは思ってもいなかったので驚いた。コロッセオはエルジェムに比べると全然スケールが違う。エルジェムはどこかの市民球場だったが、ここは甲子園球場の遺跡かと思ってしまうほどだ。
photo4 別角度から。

0002. MM 2006/07/07_17:04:09
photo1 コロッセオからベネチア広場へ歩き、2時間という限られた時間で歩き回るのは少し無理がある。しかし太陽は沈むのを待ってくれない。
ローマは古代遺跡の上にできた街。フォロロマーノ。
photo2
photo3 ベネチア広場。
photo4 日が暮れてしまったのでローマテルミニ駅に戻り、明日のフィレンツェ行きの列車のチケットを予約しに向かった。しかし番号札は60人待ち。1時間近く待たされたが切符は手に入れることができた。フィレンツェから先、また待たされるのはいやなので今のうちに乗車券だけピサまで買っておくことにした。
 イタリアに来てまず食べたかったのはマクドナルドだ。フィッシュバーガーからビッグマックまで全品Mセットは4.50ユーロ。値段は日本と同じくらいだ。これからEU各国を旅行しマクドナルドのセットメニューの価格が簡単に比較でき、便利になったものだ。

0003. MM 2006/07/07_17:10:11
photo1 ローマ二日目。今日の午前中でタイムオーバーだ。とりあえず7時過ぎ駅前で朝マックを食べ、歩いてバチカンへ向かった。途中、トレドの泉に立ち寄った。
photo2 「パンテオン」。ミケランジェロも大絶賛のローマ建築。
photo3 さらに足をすすめ前方にバチカンが見えてきた。川の向こうがサンピエトロ寺院があるバチカン市国だ。
photo4

0004. MM 2006/07/09_19:30:56
photo1 まだ朝早いのでサンピエトロ広場も人はまばらだ。荷物検査を受け先へ進んだ。カトリック教徒の総本山サンピエトロ寺院。
photo2 内部は気が遠くなるほど荘厳で透き通るような美しさだ。
photo3 クーポラといわれる屋上に上ることにした。入場料は5ユーロでエレベーターを使って上るのが一般的だが、階段で上ると4ユーロですむ。別に急ぐこともないし、それほどたいした高さではないので当然のごとく、階段のチケットを購入した。それにしても朝早く来たのは正解だった。こんな狭い階段に人が押し寄せたら上るのにどのくらい時間がかかるのかわかったものではない。展望台はスペースがほとんどなく、入場制限が必要だろう。
サンピエトロ広場を見下ろす。
photo4 バチカン美術館方面。

0005. MM 2006/07/09_19:32:10
photo1 クーポラにて
photo2 10時過ぎサンピエトロ広場に戻ったら、これから寺院に入ろうとする人が荷物検査を受けていて大行列が出来ている。やはり時間がないときは朝早い行動が肝心だ。
photo3 サンピエトロ広場をあとにし、スペイン広場に歩いて向かった。途中ブランド品街があり、店内には日本人しかいない。街角のフェラーリ。
photo4

0006. MM 2006/07/09_19:35:25
photo1 スペイン広場は世界中の観光客が座り込み、騒がしい。オードリヘップバーンがアイスクリームを食べた場所として有名だ。それを真似するのはどの国籍の人間も同じのようだ。
photo2 広場の近くにアメックスのオフィスがあり、持っていたトラベラーズチェックを全額現金化することにした。これでもう両替の心配はない。
photo3 列車の出発時間は12時30分。フィレンツェへはイタリア版の新幹線「ペンドリーノETR500」。一般的に「ユーロスターイタリー」と呼ばれていて最高速度は300キロ。フィレンツェまで1時間半で到着する。車内は意外に混んでいる。でもTGVやユーロスターより車体が大きくスペースにゆとりがあるのでゆったりできる。出発後は立ち席で乗り込んできた客がうろうろしている。車窓は終始山間の田舎を走り、在来線が並行して走っている。
photo4

0007. MM 2006/07/09_19:39:10
photo1 フィレンツェには午後2時過ぎに到着。この駅も観光客でごった返している。宿は駅の北側に45ユーロの宿に泊まることにした。ちょっと高いがゆっくり探している時間はない。今回の旅行で5000円以上の宿は初めてだ。バストイレ付きの2つ星ホテルでテレビも付いている。清潔で家庭的な雰囲気だ。合いカギが渡されたので民宿みたいな感じがする。
フィレンツェで宿泊した宿「HOTEL MEARINI」。
photo2 シングルルーム。
photo3 まだ日も高いのでこれからピサへ向かうことにした。斜塔だけなのですぐ帰ってこられるだろう。列車で1時間、バスに乗り換え斜塔があるドゥオーモ広場をめざした。ピサの斜塔はイタリアの中でもっとも行ってみたかった場所の一つだ。でも変な観光客が羽目を外しまくっていて到着したとたんイヤになってきた。ほぼ全員が斜塔を支えるポーズを取って写真を撮っている。あれは真似できない。一通り見てバスで駅に戻ることにした。
 
photo4

0008. MM 2006/07/13_19:09:53
photo1 フィレンツェに戻ったのは6時半。もう日が暮れている。一度ホテルに戻った後、夜のドゥオーモへ行ってみた。フィレンツェのドゥオーモというとあまりピンと来なかったが、初めて見てその大きさと模様の鮮やかさに驚いた。建物の密集している場所にあるのでよりいっそう大きく見える。
photo2
photo3
photo4 今日1日でサンピエトロ寺院、ピサの斜塔、フィレンツェのドゥオーモと世界的建造物をたて続けに見たことになる。慌ただしかったが贅沢な一日だった。

0009. MM 2006/07/13_19:11:17
photo1 6時過ぎ街へ出た。雲が多い天気であたりは薄暗い。フィレンツェの街が一望できるミケランジェロ広場へ向かった。途中ヴェッキオ橋を渡りフィレンツェの普通の住宅街を通過した。川沿いを歩き、階段を上りやがて目の前にまさにフィレンツェという風景が広がった。ドゥオーモの屋根。そして天を突くゴシック建築。まだ朝早いので犬の散歩をしているおばさんしかいない。その時、8時の鐘の音が聞こえてきた。こういう時を過ごしているとヨーロッパに来て良かったと感じる。
photo2
photo3
photo4

0010. MM 2006/07/13_19:18:04
photo1 フィレンツェの中心街に戻るとまだ朝早いのに観光客が行列を作ってどこかへ歩いてゆく。
10時前にチェックアウト。10時5分発のユーロシティーでボローニャへ向かうことにした。フィレンツェ駅は今日も人でごった返している。切符を昨日ピサで買っておいて正解だった。それにしてもイタリアの都市部の人口はそれほど多くないのになぜ客が多いのだろうか。鉄道の需要がまだまだ高いのだろうか。列車はインスブルッグ経由のミュンヘン行きで全車コンパートメントだ。この列車は追加料金が必要の国際列車だ。でも追加料金は車内で払うことが出来る。いつも来ない検札がこういうときだけすぐにやってきた。追加料金は3.1ユーロだ。
photo2 1時間強でボローニャに到着した。ここには泊まらず駅に荷物を預けて街へ出た。見本市がよく開かれる場所だが、街の見所は多くなく、外国人観光客はほとんど歩いていない。イタリアに来て初めてイタリア人のための街に来たなと感じた。駅から中心の広場まで歩いたが、ひとりの日本人ともすれ違わなかった。こんな事で驚いてしまう。中心部には教会と斜塔がある。ボローニャの赤い町並みが見下ろせる斜塔に上ってみた。エレベーターはなく全員歩いて上ることになる。僕は一気に駆け上ることが可能だが、運動不足のおじさんたちは大変だ。
photo3 斜塔からボローニャの街を見下ろす。
photo4 ボローニャの商店街はかなりゴージャスで歩いているイタリア人もおしゃれだ。北イタリアのモダンさを感じさせてくれる。

0011. MM 2006/07/13_19:26:39
photo1 荷物を受け取り、リミニへ向かう列車に乗り込んだ。またもや列車は満員。何とか座れたが、イタリアの列車はいつも人が多い。しかも今回のアンコーナ行きはビジネスマンや外国人観光客もほとんどおらず、地元の人たちで少し騒がしい。庶民的な雰囲気でこんなイタリアもたまにはいいかもしれない。
 約1時間でリニミに到着した。朝からすっきりしない天気だったが、とうとう雨が降ってきた。ローマやフィレンツェで降られなくて良かった。リミニでは駅前の観光案内所でサンマリノの地図をもらい、駅前のホテルを教えてもらった。
photo2 向かった先は2つ星ホテル。シャワー・トイレと朝食付きで34ユーロ。週末でほとんど客はいない。ビジネスホテルタイプの宿で設備はしっかりしているし、広々として機能的だ。フロントの人も感じが良く、ここに来てやっと安い宿にありつけた。
リミニはアドリア海沿いのリゾート地として有名らしいが、今の時期はオフシーズンで雨がシトシトと降り続き、道行く人もまばらで街自体閑散としている。冬のヨーロッパを感じさせてくれる。リミニには一応歴史地区があり、ドゥオーモや石橋、そしてローマ遺跡などが残っている。中心部は石畳のブティック街でこんな田舎町でもどことなく高級感がある。とはいえ見るべき場所は限られている。
photo3 翌朝ホテルをチェックアウトし、朝8時のバスでサンマリノへ向かった。同じホテルに泊まっていた日本人がひとり一緒だ。バスで45分。山の頂上にあるサンマリノの頂上をめざした。
photo4 今日は天気がいい。とりあえずここに滞在できるのは2時間。サンマリノの城壁に入るゲートと守衛。

0012. MM 2006/07/13_19:27:48
photo1 サンマリノ籍の車はナンバーが他のユーロ諸国と大きく違うのが印象的だ。
photo2
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0013. MM 2006/07/13_19:31:59
photo1 サンマリノでは3つの城を見学した。山の山頂にへばりつくように城壁が続く。
photo2
photo3 サンマリノの国会議事堂。まさに天空の空中都市だ。
photo4 出発まで中心部のお土産物街を散策。土産物以外の産業はなさそうだ。なぜこんな場所が国として成り立っているのかは謎だ。2時間の滞在ではゆっくり出来なかったが、時間になったのでバス乗り場に向かい、リミニへ戻った。

0014. MM 2006/07/13_19:33:44
photo1  11時半。リミニに到着後ホテルで荷物を受け取り、昼食を食べた後列車でボローニャ経由ベローナへ向かうことにした。ボローニャでの乗り換え時間は20分。ここからオーストリア国境へ向かう列車に乗り込んだ。ボローニャを出発した時点ではいつものように混んでいたがやがて車内はガラガラになってしまった。ローカル線を約1時間半走り、ベローナに到着した。ホームはひっそりしていたが、駅前は人が多い。
photo2 イタリア最後の夜はベローナに決め駅前のホテルを何軒かあたったが、すべて3つ星でしかも満室。何とか一室空いていたが60ユーロもする。おそらく中心部に出てもイベントがあるらしいので安い宿を探すのは不可能だろう。その間にこの部屋を取られても困る。そんなわけで最後の夜はとうとう3つ星ホテルに手を出してしまった。値段は5ユーロまけてもらい55ユーロ(6545円)。朝食付きとはいえけっこうな値だ。
photo3 部屋はバスタブがないのと少し狭いことをのぞくと設備的には高級ホテルだ。またセントラルヒーティングではなく、ちゃんとした空調設備が完備されているのはこの旅行で初めてだ。もうこれ以上お金を使うことはないので納得し、くつろぐことにした。
photo4

0015. MM 2006/07/13_19:34:45
photo1 出発は明日の朝早いので今日にうちにベローナの見所を回らなければならない。中心部の世界第二の円形劇場へ向かった。保存状況では世界一らしいが、補修した部分も多く目立つのでいまいち見応えがない。これならチュニジアのエルジェムの方がきれいだ。
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0016. MM 2006/07/13_19:35:40
photo1 それにしてもどこへ行ってもひとだらけで狭い道は人で大渋滞していて、思うように歩けない。何があるのか知らないがとんでもないときに来てしまった。
photo2 ベローナといえばシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台になった場所だ。街中にジュリエットの家だったといわれる場所があるが、ここもイタリア人の若者その他で大混乱だ。家には落書きが書かれ、異常な風景が広がっている。人が多すぎて疲れてきたのでホテルへ戻ることにした。ホテルは駅前だが、少し線路沿いに歩かなくてはならず、周辺の雰囲気があまり良くないので日が暮れるとガラが悪い。
photo3
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0017. MM 2006/07/13_19:40:35
photo1 ベローナの宿の朝食は期待をはるかに超え、ジュースにヨーグルト、フルーツ、チーズやパン各種、ハム、コーンフレークなど全種類を食べるのはちょっと無理だ。これなら高い宿も少し納得。
photo2 7時半にホテルをチェックアウトし、ベローナ駅へ向かった。7時50分発のミラノ行き。さすがに日曜の朝ということでガラガラだ。しかしミラノ到着は予定より30分遅れた。途中何度も特急に抜かれなかなか進まない。いつもはと飛ばす列車にしか乗らないので最後に抜かれるのもまぁいいか。
 ミラノには10時半に到着。写真はミラノ中央駅。ミラノは98年の4月に一度来ている。その時はベネチアに行っただけなのでイタリアで唯一、2回目の都市だ。
ミラノの見所はドゥオーモとその横にあるガレリア・アーケードくらいしかない。とりあえずメトロで空港行きの列車が発着する北駅に向かった。荷物を預けて中心部へ出ようと思ったが、この北駅は私鉄なので基本的な荷物預かり所という施設が存在しなかった。
photo3 荷物を背負ってミラノの中心部を歩く気はしない。日曜の今日、人も多そうなのでわざわざ行くこともないだろう。前も来ているし、また来るかもしれない。そのまま空港へ向かうことにした。
写真はミラノのトラム。
photo4 空港へ向かうマルペンサエクスプレスはアリタリア航空利用者のために割引があると聞いていたが、もうそのサービスは終わっていて9ユーロも取られた。高い。空港へは全車二階建てのきれいな列車で空港専用の車両かと思っていたが、通勤用のも同じのが走っていた。写真の列車が「マルペンサエクスプレス」

0018. MM 2006/07/13_19:41:58
photo1  約30分でミラノマルペンサ空港に到着した。日本を出発してモロッコへの乗り継ぎのため初めてこの空港に立ち寄ったのは2週間以上前のことだ。(チュニス・ローマ以外)陸路でずっと戻ってくるのは無理だったが、アルジェリアを旅行することは出来た。カサブランカにいたのがずいぶん昔のことのように思える。イタリアでは5日という限られた日数で限界までいろんなところを歩き回ったし、これといったトラブルもなく充実した旅行だった。とにかく無事に戻ってくることが出来て良かった。
photo2 アリタリア航空は結構混んでいるようで、チェックインしようとしたら「あと席が2つしかないので真ん中の席でいいですか?」と言われた。別にかまわないけどもう少し遅れたらオーバーブッキングだったのか。間一髪だ。1時間45分前にチェックインしてもこの状態か。リコンファームのいらない航空会社は便利だが怖い。ヨーロッパ各都市から日本の直行便は大半の人が第三国で出発前に東京までの搭乗券を発券してもらい、そのまま乗り継ぐ。だからこの区間だけ乗るのはチェックインが遅くなり、かなり不利だ。オーバーブッキングされる確率もかなり高い。以後気をつけよう。そんなわけで初めての欧州ノンストップ便の教訓も得て、13時間後成田に到着した。

終わり
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