旅BBS (テキスト版)
tabibbs.com
旅BBS(本体) は、 ここをクリック
※このページは、旅BBS『画像掲示板』のテキストページです。 旅BBS『画像掲示板』本体へは、ここをクリックしてお進み下さい。

旅BBSメニュー>海外情報ノート
フランス名所旧跡攻略(2004年7月)

0001. まえだまさとし 2007/11/06_19:48:07
photo1 フランスの名所旧跡を徹底的に回ることにした。パリなど大都市には何度か行っているが、たまには地方都市を回るのも悪くない。また目的の一つであるヨーロッパ最高峰のモンブランに登ろうとしたが、準備不足で断念することになった。そのぶんフランス国内をくまなく回ることができた。
photo2 フランスの首都パリまでは大韓航空で向かった。夏休みということでヨーロッパへの航空券はやすくない。でも大韓航空は比較的やすく確保すること下できた。ソウルからパリまでのフライトは約12時間。大韓航空の機内食は世界で唯一個性的なスタイルで出てくる。それはビビンバなのだが、国際線に乗り慣れた人が大韓航空に初めて乗ってこれを見て驚かない人はいないだろう。具を混ぜて自分で味付けする。卵がついてないが味はなかなかだ。
 ずっと昼なので寝れないが寝るように努力する。日本時間の深夜1時過ぎ、到着地フランス時間の18時過ぎにパリに到着した。
photo3 シャルルドゴール空港からRER(高速郊外鉄道)のB線で北駅に向った。そこからメトロに乗り換えHoche駅に向った。
今夜宿泊予定のユースホステルは日本で予約してきたので何も心配はいらない。日本で予約してくると気楽だ。予約したユースホステルはパリの比較的中心にある便利な「A.J.Paris−Cite des Sciences」だ。しかし部屋は狭い。パリで二千円台で泊まろうとするとどうしてもこうなってしまう。寝るだけですぐに明日の朝出発なので問題はない。
photo4

0002. まえだまさとし 2007/11/06_19:56:33
photo1 時差ボケを治すために夜遅くまで起きていたが、無駄な努力だった。二時間ぐらい寝ただけで深夜3時には完全に目が覚めてしまった。
時差ボケだ。5時くらいに明るくなってきたのでゆっくり出発の準備を始めた。7時から朝食。とっとと食べてすぐに出発だ。今日は朝早くからの行動が肝心だ。というよりあの窮屈な部屋から一刻も早く抜け出したかったこともある。
 北駅までメトロで向い、RERに乗り継いでパリ・リヨン駅(Gare de Lyon)に向う。北駅からは国鉄が都心に乗り入れているRER(高速郊外鉄道)を利用。
リヨン駅の外観。
photo2 パリ・リヨン駅で今日から使うフランスレイルパスに日付を入れることにした。9時発のTGVリヨン行きの予約を入れ、列車に乗り込んだ。
photo3
photo4 リヨンまではノンストップだ。二階建ての下層の席でファーストクラスの一人席だが、空いているので二人席で広々とくつろげる。
居眠りしていたらリヨンに到着した。パリからの距離は430キロ。所要2時間で走るので距離に対する移動時間は東海道新幹線とほぼ同じだ。

0003. まえだまさとし 2007/11/07_21:42:51
photo1 リヨンには二つ駅があり、旧市街に近いペラーシュ駅で降りることにした。
リヨン・ベラーシュ駅に到着したTGV。
しかしこの駅はボロイ。おそらく隣のパール・デュー駅がリヨンの表玄関なのだろう。
ベラージュ駅の設備も分かりづらく、老朽化が進んでいる。
photo2 荷物を預け、歩いて旧市街に向い、フルヴィエールの丘をめざした。
photo3 徒歩で丘に登り、そこにそびえるノートルダム寺院から市内を一望。フランス第二の都市だが、街の中心の小高い丘からの眺めはのんびりした地方都市といった感じだ。
そのまま丘を降り旧市街を散策した。ひたすら歩く。今回のヨーロッパ旅行もいつものパターンになっていると実感。このスタイルもマンネリ化してきた。とはいえせっかく来たので一通り見て回らないと気がすまない。
リヨンは食の街らしい。でもフランスのレストランは入りにくい。でも腹は減る。かといってマクドナルドには入りたくない。あそこは最終手段だ。結局中華に助けを求めることになってしまった。二日目でこれでは先が思いやられる。
photo4 リヨンのメインストリートはモダンな雰囲気のフランス人が行き交い、観光客も少ないのでフランス人の街といった感じだ。
 ペラーシュ駅へ戻ろうと地下鉄の切符を買い、列車を待っていたがなかなかやって来ない。そのまま運休になってしまったようでホームで待っていた客が地上に上がってしまった。僕もそれに続くしかない。わけがわからん。
写真がリヨンのメトロ。

0004. まえだまさとし 2007/11/07_21:47:21
photo1 隣の共和国広場駅から別のメトロに乗り、トラムを乗り継いでペラーシュ駅に戻ることにした。地下鉄の切符は1時間以内なら乗り換え自由だ。リヨンのトラムは個性的なデザインをしていて世界一外観に好感が持てる一度乗ってみたいと思っていた。
photo2 リヨンからエクス・レ・バンで乗り継ぎアヌシーに向うことにした。ローカル線だが一応一等座席も連結している。ただし十四席しかなく座席の差はビニール張りか布張りかの違いだ。
 しかし乗った列車の終点がエクス・レ・バンだと思っていた。おかげで乗り過ごしてしまった。満員の列車でエクスレバンで誰も降りようとしなかったのでよけいわからなかった。それ以外にも列車が定刻通りに走らない事や時刻表が見にくい事、なによりこの地域の路線が複雑でわかりにくいなど悪い条件が重なってしまったのが原因だ。さっきのエクス・レ・バンで乗り換えないと今日中にシャモニーまでたどり着けない。えらいことになってしまった。
photo3 シャモニーの手前30キロのサン・ジェルヴェ駅からタクシーを使うしかないのかないのだろうか。恐ろしく高いだろうが宿泊代金を支払い済みのシャモニー・ユースホステルを無駄にしてサン・ジェルヴェの駅前のホテルに泊まるよりは安いだろう。最悪だがこうするしかない。
 でもよくトーマスクックの時刻表を見たらシャモニー行きの列車がスイスのページに載っているのを発見した。よかったこのままなんとかシャモニーまで行けそうだ。この事に気づいたのはアヌシーを出てからだった。
photo4 エクス・レ・バンの次の駅は終点シャンベリーだった。満員だった乗客はすべてこの駅が目的地だった。ここで再びアヌシー行きに乗り換えだ。
 それにしてものどが渇いて死にそうだ。意識がもうろうとしてきた。フランスの駅のホームには売店がない。でもシャンベリー駅のホームに自動販売機を見つけた。水を買おうとお金を入れた。しかし出てこない。どうなっているんだ。近くにいたおばさんに聞いてもわからない。そこへアヌシー行きの列車が入ってきた。最悪だ。2ユーロ返せ。適当に番号を押していたらなぜかコーラは出てきた。よかった。これで寿命が延びた。

0005. まえだまさとし 2007/11/07_21:51:34
photo1 アヌシーで途中下車。約1時間ある。
運河と花とアルプスが調和した美しい街だが一泊するほどではない。夕食はアヌシー駅前でサンドウィッチとコーヒー。ヨーロッパの大衆食堂にはこんな粗末なものしかない。
 アヌシーからの列車は空調が効いていて快適だった。先に書いたようにタクシーでシャモニーへ行くことを考えたが、列車があることに一安心。サン・ジェルヴェ駅からは狭軌で第三軌条の電車に乗り換えた。シャモニーへ向かう第三軌条の列車。
photo2 山岳地帯を第三軌条が走っている理由はよくわからない。20分遅れで列車は出発し、ユースホステルの最寄り駅である「Les Perlins」駅で降りたのは僕だけだ。もう暗くなってきた。
ヨーロッパは日没が遅いのでモンブラン山系の氷河が迫り、その風景が望める。
photo3  ユースホステルに着いたが、レセプションは10時までの営業で閉まってた。泊まれないのかと思ったが、バーのスタッフが鍵を保管しているとのこと。とりあえず明日の朝チェックインすればいいらしい。ヒヤッとしたが融通が利く。
フランス2日目の今日は朝から気の休まる時間が少なかった。のどは渇くし精神的にも肉体的にもボロボロになってしまった。バーでカードキーを受け取り部屋に向った。ベッドに横になってリラックス。ここのユースホステルはパリと違い、広々としていて快適だ。
photo4

0006. まえだまさとし 2007/11/11_18:40:32
photo1 翌日モンブランを望む保養地シャモニーを散策した。
photo2 この日の午後、標高3800メートルのエギュイユ・デュ・ミディの展望台までロープウェーで一気に登る事にした。明日からの登山に備えた高度順応の一環だ。
しかし昼前に乗り場に行ったらロープウェイ乗り場はすごい行列だ。チケットを買うまで15分ぐらい待たされた。そのあとロープウェーに乗るのだが、僕だけ番号札をもらってないことにしばらくして気づいた。他の客はみんな番号の書かれた青いプラスチックのカードを持っている。おそらく僕がほとんど使う人がいないトラベラーズチェックで支払ったので窓口の係員が混乱して渡し忘れたのだろうか。
photo3 窓口に戻り近くにいた係員にあの青いカードはどこでもらえるのか聞いてみた。すると驚いた表情をして「失礼しました。ちょっと待ってください」と言いながら急いで窓口でカードをもらってくれた。そのもらったカードは今すぐ出発するロープウェーの番号だった。「急いで乗ってください」と言われたので急いで改札へ向った。全く並ばなくてすんだ。いったい何便割り込んだのかわからないがお先に行かせてもらいます。
photo4 急いで長蛇の列の先頭へと進んだ。そしてそのまま改札を通りロープウェーに乗り込んだ。わけがわからないが、何も知らないと得をすることもある。

0007. まえだまさとし 2007/11/11_18:45:45
photo1 ロープウェーは標高2317メートルのプラン・ド・レギュイユでいったん乗り換え、ここからさらに速いロープウェーで3777mのエギュイユ・デュ・ミディ駅まで一気に上る。支柱がないロープウェーでその長さや高低差は世界最長。どうやってこのようにロープを張ったのか不思議で仕方ない。すごい技術だ。
photo2
photo3 山頂のエギュイユ・デュ・ミディ駅に到着。一気に富士山の山頂まで来た感じだ。少し頭がボーとして動悸が激しい。ここからさらにエレベーターで3842メートルの展望台に上る。
眼下にはシャモニーの町が。
photo4 3842メートルのエギュイユ・デュ・ミディ展望台にて。後明日から登るヨーロッパ最高峰のモンブラン(4810m)

0008. まえだまさとし 2007/11/19_20:34:37
photo1 アルプス三大北壁のグランドジョラス(4208m)などの山々が間近に見られる。
photo2
photo3 モンブランの山頂付近には雲がかかっていて全貌は見られなかった。
photo4 シャモニー周辺の絶景。

0009. まえだまさとし 2007/11/19_20:37:49
photo1 帰りのロープウェイは16時と指定された番号札をもらった。その時間より遅い分には問題ないようだ。高度順応したい僕としては少しでも長くこの場所に滞在したい。天気がいいので日当たりのいい場所では寒さを感じない。しかし時折太陽が雲に隠れると急激に寒くなる。
 下りる時も行列ができていてすぐには降りられなかった。結局降りようと思ってからシャモニーの街に着くまで1時間近くかかってしまった。
photo2 下界に戻るとやはり蒸し暑い。ヤッケがうっとおしい。シャモニーの街中では洗練された登山用品店が多い中、ディスカウント店を見つけることができた。そこで帽子とサーモスを購入。しかし一見安く感じたが日本だともっと安い。やはりヨーロッパはものに対する物価はかなり割高だ。
photo3
photo4

0010. まえだまさとし 2008/02/06_19:29:40
photo1 食事は案内所で聞いた中華料理屋に行ってみた。シャモニーに2件あり、うち1件はメインストリートにあって高そうだったのでパス。もう1件は南地区にある「金龍飯店」、少し大衆的でオープンテラスもあり、入りやすい雰囲気だ。中華だけではなく洋食もメニューが豊富だ。しかし値段は高く1品8〜10ユーロは平気でする。

ここでせっかくなのでエスカルゴを食べることにした。
photo2 ユースホステルへは徒歩で戻った。道中モンブランの眺めがきれいだ。
photo3
photo4

0011. 旅名無しさん 2008/02/06_19:34:31
photo1 夜明け前のモンブラン。雲一つない天気だ。

今日はフランスを大横断することになる。慌ただしい一日になりそうだ。
photo2 早朝6:14にシャモニーを出る列車でに乗り込んだ。
photo3 今日はサン・ジェルベを経てアヌシーへ向かう。アヌシーでの乗り換えに少し時間を取るため一本早い列車で向った。アヌシーで軽く朝食をとることにした。
photo4 アヌシーからパリ行きのTGVに乗り込んだ。20両編成のうち客車は16両で旧型のTGVらしく車内は汚い。おそらく旧式の車両はアヌシーなどの地方に回されているようだ。
混み具合は二等車は満席だが一等は余裕がある。あまり満足のいく座席ではないがスペースに余裕はあるのでパリまでの長時間の移動は快適だ。

0012. 旅名無しさん 2008/02/06_19:39:43
photo1 アヌシーを9:38に出発。アヌシーからシャンベリーまで進行方向逆の座席だったが、シャンベリーで進行方向が変わった。
約4時間でパリ・リヨン駅に到着した。珍しく定刻通りの到着だ。というか10分早く到着した。あいかわらずいい加減なフランス国鉄だ。
photo2 パリ・リヨン駅からパリ・モンパルナス駅へ移動しなくてはならない。駅の南にあるベルシー駅からだとメトロ⑥で乗り換えなしで行ける。しかし途中工事中で運休になっていた。よく案内表示を見ればフランス語を理解できない僕でもそこが運休になっているのは理解できたのだが、気づくのが遅すぎた。客の大半は運休のことを知らなかったようで大きな荷物を持っている人が困惑している。
photo3 モンパルナス駅はすぐ近くなのだがタクシーを使うべきか。でも別のメトロに乗り換えシャルトル駅を経由してなんとか行けそうだ。
 結局1時間近く余分にかかってしまったが、モンパルナス駅にやって来ることができた。予定していた列車には間に合わず、一本遅らすことになった。おかげでモンパルナス駅で時間に余裕ができたのでこれから乗る列車他に明日のパリへ戻る夜行列車の予約も入れることにした。
photo4 窓口の係員は若い女性で新人なのかアンドラの最寄りのホスピタレット駅の位置感覚がわからないらしく、別の窓口の人に教えてもらっている。少し時間がかかったが、予約は無事確保でき、ついでにトラベラーズチェックも使うことができた。
手元に25ユーロしか残っていなかったので釣り銭の80ユーロを受け取り生き返った気分だ。現金が底をついた場合はATMしかないができるだけT/Cを優先して処理したい。ATMは最終手段だ。最も一般的なT/Cの銀行での現金化はヨーロッパでは手数料が高く問題外だ(アメックスのオフィスをのぞく)。

0013. まえだまさとし 2008/02/06_19:45:54
photo1 15:50発のボルドー行TGVでパリ・モンパルナス駅を出発した。パリ・モンパルナス駅から出発するTGVに乗るのは初めてだ。今度のTGVは新しい車両でリヨンから乗る二階建てTGVよりも新しい。車内はコンパートメント風のクロスシートが規則正しく並んでいる。天井が高く座席のクッションもふわふわで快適だ。
TGVアトランティック線は山陽新幹線の「500系のぞみ」と共に世界最速の300キロで運転している。上海のリニアモーターカー(430Km/h)は別としてレール上を走る列車としてこの速度を経験するのは経験だ。
もしかしたら韓国のKTXも300キロだったかもしれないが。
photo2 ボルドーまではノンストップで所要3時間だ。しかしトンネルが多く、その都度耳が痛くなる。騒音も韓国のKTX同様かなりうるさい。車両は新しくなっているが、機密構造はまだまだ改善が必要だ。
photo3 18:48にボルドー到着。ここからさらにトゥールーズをめざすのだが、次の列車まで45分あるので夕食をとる場所を探した。駅前に漢字の看板があったのでそこへ直行してみた。フランスの食事はサンドウィッチやピザばかりで満腹感は得られてもいつも胃にもたれる。できればあまり食べたくない。多少高くても1日1回は米を食べたい。そんな中入った中華料理屋はそれほど高くなく、サンドウィッチと同じ位の値段で大盛りの炒飯を食べることができた。45分の乗り継ぎを有効に使い、トゥールーズ行きの列車に乗り込んだ。
photo4 ボルドーから2時間半。日が完全に暮れてしまった21:48にトゥールーズ駅に到着した。

ここはワールドカップフランス大会で有名になった町でもある。

0014. 旅名無しさん 2008/02/06_19:48:09
photo1 夜遅いので町の中心部まで行く気はなく駅前のホテルアンバサドールという宿に泊まることにした。


今までユースホステルばかりに泊まっていたので34ユーロ(4658円)は少し高く感じるが、個室でバスタブも付いているのだからかなりコストパフォーマンスがよい。駅前は少し賑わっているが、これといって行きたいところもない。今夜はゆっくりしよう。
photo2
photo3
photo4

0015. まえだまさとし 2008/02/07_18:50:43
photo1 6時起床。
トゥールーズで迎えた朝。列車に乗る直前だと窓口が混んでいくと困るので朝の散歩がてら窓口で切符を買っておくことにした。一度ホテルに戻り、朝食をとり朝7時半に駅へ向った。
photo2 出発直前の窓口は予想通り行列ができており、先に買っておいてよかった。トゥールーズからはスペイン国境の「Latour de Carol」駅まで二等を購入。距離が163Kmに対し20EUR(2809円)だ。ほとんど日本並みの運賃の高さだ。かといって貴重なフランスレイルパスを短い区間に使うわけにはいかない。今日は唯一レイルパスを使わない日になる。
photo3 ピレネー山脈の山間を走り抜け、ループ状になった線路を何度か使って高度をどんどん上げ標高1562mの駅にさしかかった。どうもここが最高地点らしく列車は再び高度を下げて快調に走り出した。
photo4 終点のスペイン領内にある「Latour de Carol」駅に到着。
駅前にはアンドラ行きのバスが止まっていたので乗り込んだ。
ここからの客は僕一人だけだ。10:45に僕一人を乗せてた大型バスはアンドラに向けて出発した。

0016. 旅名無しさん 2008/02/07_18:54:44
photo1 途中ここまで乗ってきた鉄道路線と並行しながらアンドラ公国を目指す。
photo2 ピレネー山脈にはまだ残雪が残り、シャモニーから来たのでそれほど感激はないが、岩壁に覆われた荒々しい山を見ていると全く気候の違う地方にはるばるやって来たなという気がする。バスはどんどん高度を上げ、アンドラの国境ゲートを通過した。104番目の訪問国だ。もう国を増やすことに執着はなく、どうでもいいのだが念のため。それはそうと西欧の大陸で未だに入国審査場が残っているのはEUに加盟していないスイスとこの国だけだ。
photo3 アンドラは通貨経済は隣国に依存しているので自動的にユーロに移行しているが、出入国管理は依然として行われている。まさに陸の孤島といった感じだ。
もはや国境の検問所の風景はヨーロッパではめずらしくなりつつある。とはいえこの入国審査にどれほどの意味があるのかはわからない。
photo4 バスはアンドラ中心部を目指す。

0017. まえだまさとし 2008/02/07_19:01:09
photo1 標高2000メートルを超えた辺りで突然ショッピングセンターの街が現れた。最初ここがアンドラかと思ったがそうではなかった。遠くからこの街を見ると山の斜面にへばりつく要塞のような街並だ。ここは冬はスキーリゾートになるらしく裏山にリフトが見えた。夏の今スキーはできなくても商店街は屋台も出ていて買い物客で賑わっている。バスはさらに高度を上げ坂をグングンと登っていく。街道沿いにはホテルやショッピングセンターが多く目につく。その後、峠を越え一気に高度を下げはじめた。
photo2 バスがアンドラの中心部らしき場所に滑り込んだのは駅を出てからから一時間半後のことだった。
辺りはショッピングセンターが軒を連ね、片側一車線しかない道路は大渋滞で歩道は観光客でごった返している。

アンドラという国に対して抱いていたイメージとあまりにもかけ離れたその光景を見てどぎもを抜かれた。いったい何なんだこの国は。
photo3 確かにアンドラが免税の国だというのは知っていた。しかしそれ以上にピレネー山脈の山間ののんびりとした山岳国家をイメージしていたのだ。周辺の山々を見ていると山岳国家であるのは事実だが、街並はまさに秋葉原かアメ横だ。ヨーロッパでこれだけショッピングセンターが溢れている街は他に例を見ないのではと思う。少なくとも僕が今まで訪れた街では経験したことのない活気がそこにあった。まさに一大ショッピングリゾートといった感じだ。
photo4 とりあえずバスを降りた。町の中心部はアンドラ公国の首都でもあるアンドラ・ラ・ベリャという。
周辺には世界的な高級ホテルや整備された遊歩道と洗練された街並が広がる。

0018. 旅名無しさん 2008/02/10_21:02:10
photo1 今朝ホテルで朝食をとったが量が少なかったので腹が減っている。そのおかげでバスに酔ってしまった。バスを降りて少しマシになったが、まだ気持ち悪い。とにかく何か食べたい。かといってアンドラに名物料理はなさそうだ。あったとしてもあまり興味はない。マクドナルドに入ることにした。セットはどれも5.60ユーロ(767円)だった。店内は他に食べるところが少ないこともあり大繁盛している。
photo2 アンドラの旧市街を観光することにした。このような街全体が繁華街の場所でも一応歴史地区は存在する。しかし道が狭いだけの街で教会や建造物もこぎれいであまり歴史的な情緒を感じることができない。しかもその場所はあまりにも小さすぎる。
photo3 アンドラはスペイン・フランスそれぞれの国にいろいろな面で依存しているらしいが、かなりスペイン色の方が強い気がする。町中でもほとんどがスペイン語でフランス語は一応通じるとは思うが、スペイン語を使った方が周りにとけ込める気がする。
photo4 アンドラから手紙を出すことにした。中心部にはスペイン、フランスそれぞれの局がある。国内郵便ならそれぞれの国の局から出すのが安いのだろうけど、国際郵便なのでスペインの方が安いかと思い、スペインのオフィシーナ・デ・コレオから投函することにした。

0019. 旅名無しさん 2008/02/10_21:03:45
photo1 13時から15時まではシエスタのためか店の大半が閉まってしまった。これまたスペインだ。そのあいだ市内を一望できる丘の上に登ってみた。アンドラの街並を一望できたが眺めはいまいち。ブランドやメーカーの看板が多すぎる。
photo2 街中は一日中スペインとフランスからの観光客で人通りが途切れることはない。街はずれには巨大な駐車場があり、みんな車でやってくるのだろう。バスは最寄り駅から二往復しかないのだからここは完全に車社会だ。ただアンドラ国内の移動に路線バスは存在し、それなりに利用者は多いようだ。それにしてもこれだけの買い物天国なのに日本人の姿は全く見受けられない。
photo3 裏通りも活気がある。
photo4 銀行でも僕が日本人であることを珍しがられた。いくら免税の国とはいえあまりにも不便なので日本人観光客はよほどのモノ好きしかここまでこないだろう。
僕自身もかなりいい加減な気持ちではるばるこの国まで来たが、この国のイメージに対するギャップを感じる事ができただけで大きな収穫だ。

0020. 旅名無しさん 2008/02/10_21:08:34
photo1  ショッピングセンターのコインロッカーから荷物を取り出し、バス停に向った。ホスピタレット行きのバスは朝と同じ運転手だった。17:00にバスは出発。目的の駅は朝大量の客が降りて困惑したホスピタレット駅だ。バスは峠を越え、高度を下げやがて出国ゲートにさしかかったようで道路が渋滞しはじめた。

時刻表には行きの所要時間が1時間半なのに対し帰りは2時間半となっているのでおそらくこの渋滞を見据えてのことだろう。
photo2 国境でバスは止められチェックを受けた。といっても口頭での質問のみだ。「酒やタバコは持ってないか?」と聞かれて持ってないと答えたが、持っていない方が不自然な気もするが、それ以上突っ込まれなかった。乗客全員に質問しているが、何か効果はあるのだろうか。
photo3 国境を越え、車はスムーズに流れ出した。駅には予定より30分速く到着した。
photo4

0021. 旅名無しさん 2008/02/10_21:10:38
photo1 出発まで2時間ある。ホスピタレットの駅は山の中の何もない小さな町にあるが、一応駅前にレストランが一軒あった。しかしフランス料理のコースは18ユーロする。結局クイックメニューはサンドウィッチしかない。
フランスは食に貧しすぎる。食に恵まれた国とは気軽にたくさんの種類のものを食べられ、それらの料理がおいしい国をさす。アジアの食が豊かだと感じるのはそういう理由からだ。フランスは食の国だといっても現実は厳しい。とにかく食の豊かさを気軽に感じられない。
photo2 2時間近く駅周辺で時間をつぶし、午後9時過ぎにパリへ向う夜行列車が到着した。
西欧諸国でクシェット(簡易寝台)に乗るのは初めてだ。しかも一等なので二段寝台で広々として快適だ。

でも上段を選んだのは失敗だった。ついインドの癖でこうしてしまったが、ここでは寝るまでの時間下段に座るとフランス人にいやがられそうだ。インドみたいに昼間は下段に座り、好きな時間に上段で横になる。これはヨーロッパでは通用しない。
 でも外は明るいが9時を過ぎているので寝ることにした。すると下のフランス人が気を使って電気を消してくれ、外へ出て行った。
メルシィー。ボーク。
photo3
photo4

0022. まえだまさとし 2008/02/11_10:48:30
photo1 8時前にパリ・オーステルリッツ駅に到着した。ここはTGVの乗り入れない長距離列車の駅で情緒を誘う雰囲気の良い駅だ。



TGVの発着するパリ・リヨン駅はセーヌ川を挟んだ目と鼻の先にある。歩いてリヨン駅近くのユースホステルに行ってみた。このユースホステルは前にも泊まったことがあり、パリでは最安値の宿泊施設だ。しかし予約なしではさすがに無理があった。朝だから大丈夫だろうという考えは通用せず、満室とのこと。
photo2 パリ・リヨン駅へ向った。駅のコインロッカーに荷物を預けてニームに日帰りをしようと思ったが、コインロッカーの営業時間が22:15までらしい。今日この時間までに帰ってくる自信はない。それにもしかしたら気が変わって今夜パリに戻ってこないかもしれないと思い荷物を持ったまま9:24発のTGVに乗り込んだ。


 的地はプロヴァンスのニーム。所要時間は3時間だ。今回初めて2階席に座ることになった。中央の向かい合わせの席で前に誰も座ってこなかったので足をのばしてくつろげる。
photo3 12時半にニームに到着した。ニーム駅はヨーロッパの駅では珍しく2面4線の高架式駅だった。実に機能的に出来ているが外観は石造りでがっしりとしたところがヨーロッパ的だ。
 
photo4 今夜以降の予定を列車の中でいろいろ考えたが、結局今日パリには戻らず、夜リヨンまで行きそこから夜行でモンサンミッシェルに向うためナント行きの寝台車を予約することにした。
そうすれば明日ナントからレンヌを経てモンサンミッシェルに行くことが可能だ。今夜のニーム発リヨン行きのTGVとリヨン発ナント行きのクシェットをまとめて予約し一枚の切符で発券された。クシェットは一等はないらしく二等になってしまったがユースホステルに泊まるよりは賢い選択だ。

0023. 旅名無しさん 2008/02/11_10:58:42
photo1 ニーム駅裏のバスターミナルに行ってみた。30分後の13:00にポンデュガール行きがあるとのこと。1日5本くらいしかないバスがすぐにあるということでこれは運がよい。

 それにしても南仏プロバンス。ここまで来ると空の色が違う。暑い。

 
photo2 ポンデュガールまでバスで45分。ポンデュガールは10年前からずっと来てみたかった場所だ。南仏といえばニームのコロシアムとこのポンデュガールという水道橋が思い浮かぶほど僕の中ではイメージが強い。しかしポンデュガールでの見学時間は45分しかない。バスが少ないので次を待つと3時間も後になってしまう。でも45分もあれば十分な気がした。

ニームで荷物を預けられなかったのでリュックを背負ったままポンデュガールまでやってきた。ビジターセンターの受付に置かしてもらい急いで橋をめざした。
photo3 橋の最上部には登れないようで閉鎖されていた。昔は危ない橋の上を歩くことが出来たはずなのだが。結局下から見上げるだけになってしまった。
photo4

0024. まえだまさとし 2008/02/11_11:01:51
photo1 予想通り見るだけで十分の場所だった。急いでビジターセンターに戻り、礼を言ってバックパックを受け取りバス停に向った。ちょうどいい時間になりアヴィニョン行きのバスが到着した。
アヴィニョンもニーム同様所要時間は45分。アヴィニョン駅にもコインロッカーはなく荷物を背負って街に出た。しかし人が多くて歩きにくい。たしかアヴィニョンは今、演劇祭の期間中で一年で一番混雑する時期だ。アヴィニョンの街自体興味があるものはない。落ち着けないのでニームに戻ることにした。
photo2 アヴィニョンからニームへ向かおうとしたらちょうどポルボウ行きの列車がやってきた。スペイン国境までいくこの列車は編成が長く空いている。

 再びニームの駅に戻ってきた。
街へ出た。ここはアヴィニョンとは一転、人通りもほどほどで落ち着く。街並もこぎれいだが中世の雰囲気が残っている。そして何よりも古代闘技場やパンテノンなど見どころが多い。
photo3 それにしても腹が減った。朝からフランスパンと水だけだ。まさにヨーロッパ貧乏旅行の典型的なパターンに陥っている。いつの間にか中国語の看板を探している自分に気づいたがない。

結局ショッピングセンターの中にマクドナルドがあったので入ってしまった。そしてずっと気になっていた5ユーロのシーザーサラダを頼むことにした。するとえらい量のサラダが出てきた。これにフィレオフィッシュのセットも頼んだのですごい豪華なメニューになってしまった。トレーに乗りきらない。他の客が僕の頼んだものが気になるらしくこちらに注目してくる。あんなに注文してどうするつもりだといった表情で見ている。
photo4 夕方になっても日射しは強いが日陰は涼しくさわやかだ。列車の出発までシャルルドゴール広場でくつろぐことにした。ここに頭を洗うのにちょうどいい水道があったのでシャンプーで洗髪することにした。二日間連続で夜行なので頭がべとつく。足も洗おうと思ったが他でも出来そうなのでやめておくことにした。公園でシャワーを浴び、フランスパンでの生活。
 今回は別に貧乏旅行をしようという気はなかった。金はあってもうまく使えない。やはり貧乏旅行が染みついてしまっている。
水道で頭を洗ったので周辺の暇な連中に注目を浴び、公園にいたフランス人の間で人気者になってしまった。みんな僕に声をかけてきたりタバコの火を貸してくれなどと関わろうとしてくる。せっかくだけど列車の出発時間が近づいてきたので駅へ向うことにした。

0025. 旅名無しさん 2008/02/14_21:10:39
photo1 ニームの駅のカフェテリアでコーヒーをたしなみホームに上がった。
 しかし気になるのはフランスの駅でなぜ改札が行われているのかということだ。パリのような大きな駅はもちろん、ニームのような地方の駅でもホームに入る際、切符のチェックが行われる。やはりテロ対策の一環なのだろうか。そういえば7月15日以降テロが予告されているがまだ実行されていないので気になるところだ。コインロッカーが少ないのは元々なのか閉鎖されているからなのかも気になる。
photo2 リヨン行きのTGVは珍しく定刻通りに到着した。ニームを出たのは19:58。TGV専用線に入りリヨンまで約1時間半。リヨンのパールデュ駅に21:21に到着した。

数日前リヨンに行った際はこの駅を利用しなかったのではじめて降り立った。やはりここは新市街の中心的な駅になっていてペラーシュ駅とは違い機能的で近代的だ。まさにフランス第二の都市リヨンの表玄関だ。
photo3 日も暮れて街に出ても仕方ないので次の列車の出発までホームで待つことにした。しかしナント行きの列車は出発時間の22:35を過ぎてもなかなかやってこない。一応放送で案内は流れているようだがフランス語のみでさっぱりわからない。ディスプレーには「1ND」とか書かれているがその意味すらわからない。1時に来るということか?それとも1時間遅れということか?

 しかしフランスの鉄道がこれほど遅れが頻繁にあるとは意外だった。TGVでも頻繁に遅れるし、各駅停車に関しては5分以上の遅れが当たり前という気すらしてきた。これが普通なのか。この国は。
photo4 待つこと2時間。
0:55に動きがあった。ホームの下の待合室で待っていた客がみんな上に上がってきたのだ。しかしここからが長かった。列車がホームに入ってきたのは30分後の1:20だった。
車内に入りすぐにクシェット(簡易寝台)に横になり寝た。

二等は三段寝台なので少し窮屈だが眠たいので気にならない。しかしどうやれば3時間も遅らせられるのか。

0026. まえだまさとし 2008/02/14_21:18:23
photo1 翌朝起きたら7時半だった。予定では6時に着くことになっているがそんなに早く着くはずがない。
 案の定3時間遅れで走っていた。朝、サービスなのかお詫びなのかしらないが食事が配られた。パンとケーキとオリーブとチキンのサラダ(案外うまい)だ。そしておろしリンゴに水。久しぶりにまともなものを食べた。
photo2 ナントには3時間遅れの9時半に到着した。もうレンヌ行きの列車はない。サンミッシェルの道が断たれたことになる。
強引なルートを計画して最後の砦だったのに崩壊してしまった。でも悔やんでも仕方ない。モンサンミッシェル自体行ってみたいだけで行けばたぶんがっかりするかもしれない。2007年に陸繋島にもどす工事が完成する。その時でもいいのではないか。とりあえず今日はパリに戻るしかない。
photo3 出発までナントの街を散歩することにした。
ナントのサンピエール大聖堂
photo4 ナントからパリまでのTGVはビジネス客で混雑している。もうTGVもいいかげん飽きてきた。この移動はコンパートメント式の逆向きの座席で窓際。すべての席に客が座ると一等とはいえ窮屈だ。パリ・モンパルナス駅には2時間10分で到着。
メトロでパリ東駅に行ってみた。

0027. まえだまさとし 2008/02/14_21:22:19
photo1 パリ東駅周辺に来た理由はシャルルドゴール空港に行くとき便利なためだ。しかもこの界隈は比較的安い宿が多いことで有名だ。


結局パリ北駅前の60ユーロ(8220円)のホテルリッチモンドに泊まることにした。
photo2 バルコニー付きで洗濯も干せる。ヨーロッパで日照権の確立されたホテルは貴重だ。ただ駅前に面しているのでうるさく空気は悪い。
photo3 室内は清潔で機能的にできている。
photo4 バルコニーからの眺めは迫力のあるパリ北駅だ。

0028. まえだまさとし 2008/02/14_21:27:55
photo1 とりあえずパリの街に出た。
パリ北駅。
photo2 今回の旅行でパリは何回か通過しているが、やっと落ち着くことが出来た。とりあえずオペラ近くのアメックスで残ったトラベラーズチャックを現金化し、その周辺を観光することにした。
オペラ座。
photo3 ルーブル美術館前のカルーゼル凱旋門、
photo4 パリは3回目だが何度来ても新鮮さがある。とりあえず凱旋門へ。
シャルルドゴール広場。

0029. 旅名無しさん 2008/02/14_21:28:28
photo1 最後にエッフェル塔だけ見てホテルに戻ることにした。
photo2
photo3 2日連続の夜行なので疲れた。少しウトウトしていたらもう日が暮れていた。
photo4

0030. まえだまさとし 2008/02/14_21:29:06
photo1 夜のパリ北駅もすばらしい眺めだ
photo2
photo3
photo4

0031. まえだまさとし 2008/02/18_20:23:18
photo1 パリ滞在最後の日、丸一日時間を取れるので、一度は断念したモンサンミッシェルに行くことにした。まずメトロでモンパルナス駅へむかった。7:05のレンヌ行きのTGVに乗るため30分前に駅に到着。しかし一等の座席は満席とのこと。でも二等なら空いていた。朝はビジネス客が多いから一等が先に埋まってしまうのだろうか。奇妙な話しだ。でもたまには二等のTGVもいいだろう。レンヌまでは2時間強。四人掛けの向かい合わせのシートでクッションはぺらぺらだ。しかも究極の狭さだ。一等に乗り慣れているのでずいぶん貧相に感じる。
photo2 レンヌ到着。すぐ横のバスターミナルはすぐにわかった。他にも日帰りモンサンミッシェル観光を強行しようとする日韓旅行者がちらほらいる。レンヌからモンサンミッシェルまでのバスもフランスレイルパスが有効だ。
photo3 モンサンミッシェルにはずっと来たいと思っていた。常に行きたい場所として頭の角にリストアップされていたのだ。そしてやっと今日訪問の日となった。昨日は一旦あきらめたのだが、やはり行けるときに行っておかなくては後悔してしまう。モンサンミッシェルが遙か彼方に見えたとき最初その光景に圧倒された。そして予想以上に眺めが素晴らしい場所だと実感。来てよかったと思った。
photo4

0032. まえだまさとし 2008/02/18_20:26:02
photo1  島に近づくと陸繋島への一本道は車で大渋滞。島への到着まで多少時間がかかった。そのおかげでゆっくりとモンサンミッシェルの神秘的な姿を眺めることができた。
photo2 バスはモンサンミッシェル直下のバス停に到着した。すごい数の観光客だ。修道院へ続く狭い門は人の出入りがかなり激しい。
photo3 とりあえず門をくぐり修道院をめざすことにした。修道院へ続く坂道の参道は土産物屋やレストランがひしめき、観光客が多すぎてなかなか先に進めない。ほとんど行列状態だ。
photo4

0033. まえだまさとし 2008/02/18_20:27:13
photo1 モンサンミッシェルの修道院を見上げる。
photo2
photo3
photo4

0034. まえだまさとし 2008/02/18_20:30:25
photo1 坂になった参道を登り切り、一通り修道院にたどり着いた。
photo2 内部を見学。修道院自体は普通の教会でまぁまぁだ。
photo3
photo4 また修道院から眺める浅瀬まじりの大海原もあまりたいしたことはない。モンサンミッシェルは外からの眺めにあまりにも強烈な印象をうけたから建物の内部自体いまいちインパクトに欠ける。この場所はあくまで遠くから眺めて感動する場所だと思った。

0035. まえだまさとし 2008/02/18_20:33:03
photo1 修道院から本土方面を見下ろす。
photo2 モンサンミッシェルの島に入ってしまうと観光客が多く、ただ人口密度の高いむさ苦しい場所でしかない。

トイレや水道も数が少なく、かといって気軽に高いレストランにも入れない。狭い道に人が集中するので思うように動けない。一刻も早く島から出たいと思ってしまう。一度島から出るともうあの中に入ろうとは思わなくなった。

とてものんびり滞在できる場所ではない。
photo3 3時間はちょうどいい見学時間だった。バスの出発まで島の周辺を散歩することにした。

島周辺は干潮ということで砂浜が広がり、乗馬などを楽しんでいる人もいる。離れて見ると圧倒される素晴らしい眺めだ。来てよかったと思えてよかった。実は期待してきた場所ほどたいしたことがないというのが最近多かったのだ。


14時発のバスでレンヌに戻ることにした。
photo4

0036. まえだまさとし 2008/02/18_20:36:38
photo1 帰りは一等もがらがらだ。モンパルナスには18:25に到着した。
photo2 モンパルナスの駅には動く歩道がありスピードが3キロのものと9キロに別れて、9キロの方に乗ってみたが少し危なっかしい。

最初3キロだが途中でスピードが上がる。日本でもスピードが速くなるエスカレーターの計画は聞いたことがある。しかしこんなところで実用化されていたとは。
photo3 一度ホテルに戻った。シャワーを浴びリフレッシュして夜のパリへ出ることにした。パリの町歩きは夕方の方がいい。北駅から南へ続くサンドニ通りは他民族的な雰囲気で中国、インド、アラブ系の人々の往来が激しく、それらの人が営む商店も多く目につく。フランスにいることを感じさせない雰囲気の場所だ。ニューヨーク、パリには多民族的な部分で共通するものは多い。

サンドニ門は凱旋門ににているがあまり知られてない。
photo4 日が暮れたシャンゼリゼ通りと凱旋門。

0037. まえだまさとし 2008/02/18_20:43:56
photo1 二週間のフランス旅行最終日。

 朝のひととひ。本来なら出発までホテルでくつろぎたかった。でも午前中のうちに強引にルーブル美術館に行くことにした。今回でパリは3回目だが、今回こそルーブル美術館に行きたいと思っていた。でも気がついたら帰国の日になっていた。昼前には空港に向わなくてはならないのでかなり無理がある。
photo2 とりあえず9時ジャストに入場できるようにホテルを出た。北駅前のマックで朝食を取り、メトロ④でシャトレ駅へ向った。シャトレではメトロ⑦への乗り換えに時間が掛かる。「パレ・ロワイヤル・ルーブル美術館」の駅で降り、「ポルト・デ・リオン」という裏口から入場することにした。案の定ここはがらがらで日本人らしき観光客が二、三人開館を待っていた。正面ゲートから入ると切符を買うのも長蛇の列なので裏口情報のおかげで助かった。地球の歩き方もたまには裏情報を提供してくれる。おかげですぐにチケットを買い、館内に入ることができた。
photo3 真っ先に向かったのはモナリザ
photo4 そしてミロのヴィーナス

0038. まえだまさとし 2008/02/18_20:45:55
photo1 民衆を導く自由の女神
photo2 サモトラケのニケ
photo3 ポンデュガールの絵画
photo4 重要展示物を探すだけで一時間近くが過ぎてしまった。ゆっくりしていたいが帰りの飛行機の出発時間が迫っている。まだ10時過ぎだが正面ゲートから退場することにした。入場してきた人とすれ違う。出口に向うのは僕だけだ。忘れ物でもしたのだろうという目で見られていそうだが、気にしていられない。やはりこの巨大な博物館は半日以上かけないと見学できないと実感。3回目のパリにして初めて入場したルーブル美術館だが、次回来るようならじっくり時間をかけてみたいものだ。

0039. まえだまさとし 2008/02/18_20:51:49
photo1  急いでメトロの駅へ向いシャトレで乗り換え北駅へ戻った。ホテルに戻る前に先に空港までの切符を買っておくことにした。あとから来て切符売り場の行列が長くなっていたら嫌だからだ。ホテルに戻りシャワーを浴び、荷物をまとめた。そしてチェックアウト。結局このホテルではあまりゆっくりできなかったが、それだけパリでの滞在が充実していたということか。

 パリ北駅からシャルルドゴール空港まではRER(高速郊外鉄道)のノンストップの列車だったので15分ほどで到着した。
photo2
photo3
photo4

0040. まえだまさとし 2008/02/18_20:54:35
photo1 大韓航空のチェックインカウンターはターミナルCの2番。しかし長蛇の列だ。スカイチーム系航空会社がこのターミナルを利用しているらしくデルタ航空ともごっちゃだ。出発まで2時間を切っているのにどうしたものか途方に暮れていたら係員が大韓航空の客を呼びに来た。エールフランス/大韓航空のソウル行きは5番のカウンターで優先的に手続きが可能らしい。急いで5番のカウンターへ向ったがこちらも長蛇の列だ。でも少しマシになった。それよりもこの列に並んでいる全員がソウル行きの客なので置いてきぼりを食らう心配はないので安心だ。

チェックインをすませ搭乗券を受け取ったのは出発30分前の12:45のことだった。まだ後ろに客がいっぱい並んでいるので遅れるのは必至だ。
photo2 それにしてもこの混雑は最近欠陥工事で崩落したターミナルEの出発便が行き場を失い、そのしわ寄せが他のエールフランスのターミナルビルに来ているのが理由だと確信。あまりにも乗客の密度が高すぎる。やがて搭乗開始のアナウンスが流れた。

 もう午後1時。出発時間を45分も過ぎている。
エールフランスの座席はパーソナルテレビつき。機内食は洋風でなかなかおいしく、デザートがうまいのはさすがにフランスの会社だと実感。ワインもうまい。

乗務員の対応もスマートで無駄がない。
photo3  ソウルまで10時間半。着陸前に朝食が出た。
ローストビーフにチーズ。基本的なものだが夜食にはちょうどよい。とはいえ日本時間では夜が明け、もう朝の6時だ。10時間のフライトは思ったより早く感じソウルに着陸した。

パリから利用したエールフランスB777型機。仁川国際空港にて。
photo4

0041. まえだまさとし 2008/02/18_20:58:54
photo1  東京行きの乗り継ぎまで2時間の予定だったが到着が1時間ぐらい遅れたので乗り継ぎ時間もあっという間にすぎていく。


9:20発の東京行きの搭乗が始まった。東京までは2時間だ。

フランスの地方都市を巡る旅は終了。

【おわり】
photo2
photo3
photo4

旅BBSトップ旅BBS(テキスト版)スレッド一覧