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ブラジル・アマゾン流域(08年GW)

0001. まえだまさとし 2008/05/11_05:27:10
photo1 4ヶ月ぶりの海外旅行。
目的地は1年ぶりのブラジルだ。今回はアマゾン流域と北西部の名所を中心に回りたい。
photo2 成田の出国審査は自動化ゲートを利用する事になるが、まだ普及していないようで出国審査の列は後ろの壁まで達しているが、自動化ゲートを利用している人の気配はまったくない。そんな中注目をあび、すみやかにゲートを通過した。


 今回もユナイテッド航空でシカゴ経由だ。シカゴ行きの機内はガラガラで5割くらいの搭乗率だ。

シカゴまでの所要時間は11時間強。夜行便ということで寝られれば目的地は近い。
photo3 現地時間午後4時前にシカゴ・オヘア空港に到着した。この空港に来るのは初めてでユナイテッド航空やアメリカン航空のハブアメリカとして最も慌ただしい空港のひとつらしい。入国審査場はそれなりに待たされたが荷物はすでに出ていた。税関を通過して再度荷物を預ける。

 サンパウロ便までの乗り継ぎは4時間ほど。市内に出るには少し無理があるので出発便の発着する第一ターミナルへシャトルで向かった。
photo4 ターミナル間は無人列車のシャトルで行き来する。


午後9時サンパウロ行きが出発するゲートCー20へ向かった。サンパウロ行きの機内は超満員で狭いB767の機内は一層圧迫感を感じる。夜行便だが日本時間では昼間の時間帯なので無理矢理寝ようとしたが二度寝に過ぎず、数時間後には完全に目が覚めてしまった。暗闇の中一睡も出来ない状態で音楽を聴きながら時間が経つのをひたすら待つことになった

0002. まえだまさとし 2008/05/11_05:44:14
photo1  いつの間にか外は明るくなっているようで窓を開けると強い日差しが入ってくる。
 午前10時過ぎ、夏の朝日がまぶしいサンパウロに到着した。しかし僕の体内時計は完全に夕方だ。眠気が襲ってくるのは時間の問題だ。
 入国審査を受け銀行で両替することにした。空港での両替は手数料などで損をするのは定説だが、現地通貨を全く持っていなので身動きがとれない。とりあえず現金30ドルを両替したが戻ってきた額に目を疑った。37レアル?
 30$がたったの37R$なのか。手数料が9レアルは仕方ないのでそれを加えても46レアルだ。
空港のレートが極端に悪いわけではなく、ドルが下落しているのを思い知らされた感じだ。ちなみに昨年は1ドルは2レアル以上になり、実に計算しやすかった。
photo2 サンパウロから夕方国内線でアマゾン川流域のマナウスへ移動することになっているので、それまで空港ターミナルにある荷物預かり所でバックパックを預けサンパウロ市内へ出ることにした。
空港バスは28R$(1764円)とバカ高く、市バスなら格安の3.4R$(214円)で地下鉄のタツアッペ駅へ出ることができる。この値段の差がブラジルの格差社会を象徴している。
写真が安い市バス。



 
photo3 40分ほどで最寄りの地下鉄タツアッペ駅に到着した。ここで地下鉄の切符を買おうとしたら間違えて並行して走る国鉄運行の近郊列車の切符を買ってしまった。値段が同じなので気付かず改札で引っかかって初めて気がついた。
払い戻してもいいが、この際サンパウロの国鉄近郊列車に乗るのも良いかと思い、中心部のリース駅に向かうことにした。

サンパウロの鉄道路線図。サンパウロ近郊は鉄道が発達している。
photo4 リース駅はかつてサンパウロの表玄関のひとつだった駅で昔の史跡と化したホームが残っていた。リース駅自体はターミナルではないので駅舎や駅の造りは凝っているが構内はすべて近郊列車用に改修されている。

0003. まえだまさとし 2008/05/11_05:45:42
photo1 ルース駅構内。アーチ状の屋根が時代を感じいさせる。

国鉄の運行本数は地下鉄より少ないが、その分日中は混雑する。
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0004. まえだまさとし 2008/05/11_06:06:35
photo1 ルース駅の駅舎。
photo2 周辺は治安が悪そうだ。日中は人が多いが、夜は歩きたくない場所だ。
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0005. まえだまさとし 2008/05/11_06:08:38
photo1 リース駅に隣接するジュリオ・プレステス駅はかつてブラジル各地から長距離列車が発着していたと思われる。その面影は時計台を備えた駅舎を見れば伝わってくる。
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photo3 駅構内も当時の雰囲気が多く残っているがホームは近郊列車用に改修され、近郊電車だけの始発駅となっている。乗降客は多くなく構内は閑散としている。
photo4 これは切符売り場。

しかし駅前はかつての繁華街だったと思われる建物が並んでいるが今では廃墟になった建物も少なくなく、さびれて治安も悪そうだ。

0006. まえだまさとし 2008/05/11_06:16:33
photo1 両替商が集まるサンルイス通りへ行き、まとまった金額を両替することにした。1ドル=1.68レアル。(ちなみに昨年は1ドル=2.1レアル)予想していたが、まさかここまでドルが下落しているととは思わなかった。ブラジルの物価自体は上昇傾向だ。そう考えるとブラジルの物価は昨年の1.5倍位だと考えたほうがいい。何も考えないで使っているとすぐに有り金が底を着いてしまいそうだ。先が思いやられる。

昼飯はサンドウィッチおアボガド・シェイク。これで
6.3レアル(400円弱)。
photo2 サンパウロでは特にみたい場所もなく、結局東洋人街のリベルターデへきてしまった。

地球の裏側の日本人街だがさすがに毎年来ていると不思議な感じというより、また戻って来た気持ちでホッとする。
photo3 そのまま地下鉄でタツアッペ駅へ向かいサンパウロ・グアルーリョス空港へ戻ることにした。
photo4 夕方強い雨が降り出した。

0007. まえだまさとし 2008/05/11_06:24:08
photo1 サンパウロ・グアルーリョス空港に到着。
TAM航空のカウンターは長蛇の列だ。最近チェックインで列に並んだことがないので嫌な感じだ。しかもスタッフが少ないのか手際が悪いのか列は全然進まない。6時になりスタッフの数はさらに減ってしまった。乗客は増えるばかりなのに納得がいかない。
 
 
 30分以上待ってやっとチェックインが済み、レシートのような搭乗券を受け取った。すぐに荷物検査を受け、搭乗待合室に進んだらあれだけのチェックイン客はどこに行ったのかと思うくらいガラガラだ。やはり客が多いわけではなく単に進みが悪かっただけなのだ。
photo2 ガラガラの国内線待合室に対してガラスの壁で仕切られた国際線のエリアはたくさんの乗客が行き交い賑わっている。
 
 マナウスへは20時発のフライトで所要4時間だ。機材はA320の中でも比較的新しい機体を使用している。
photo3 一応機内食がでた。
photo4 時差ボケが治らず予想通り機内では熟睡してしまい、中途半端な状態でマナウスに到着してしまった。
 マナウスはちょうどスコールの真っ直中のようで外に出られる雰囲気ではない。アマゾンのど真ん中で熱帯雨林気候を象徴する都市マナウス。時間はすでに深夜0時。極端に高額なタクシーで街に出てホテルに入ってもおそらく眠れないだろう。タクシー代は(50レアル/3150円)でホテル代は安くても30レアル(1890円)はするだろう。
そうとう無駄な出費になってしまう。幸いにもマナウスの空港は24時間営業でここで夜明かしすることも可能だ。雨の降りしきる深夜のマナウスに無理に出る意味はない。
明日の朝まで待てばホテル代が一泊浮くし、2レアル(126円)市バスで市内へ出ることもできる。

0008. まえだまさとし 2008/05/11_06:27:41
photo1 マナウスの空港は深夜でも1時間に一本くらいフライトがあり、ターミナル内部は深夜と思えないくらい人が行き交っている。おみやげ物屋なども営業していて夜明かしするのに不自然な雰囲気はまったくない。
ただベンチは肘掛けが固定されていて横になることが出来ない。床に寝るわけにもいかず、不自然な姿勢で夜明かしすることになった。


 深夜4時過ぎになると一旦発着便に間が空くので空港内は閑散とし、24時間営業の店などは掃除を始めた。でもベンチでは朝を待つ到着客があちこちに見受けられる。
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photo3  
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0009. まえだまさとし 2008/05/11_06:29:39
photo1 マナウスのターミナルビル。
 
 
 6時前外が明るくなってきた。雨はいつの間にかやみ、所々青い空が広がっている。熱帯雨林気候を象徴する都市マナウス。今は雨季で湿度はそれなりにあるがマレーシアやシンガポールに比べれば穏やかな感じだ。外に出たとたんカメラのレンズが曇ることもない。
photo2  ターミナルビルを出て少し行った所にバス停らしき場所を発見。バスを待つ客が見えた。これでマナウスまで安く出られると一安心。
ほとんど待つこともなく市内へ向かうバスがやってきた。
 
photo3  途中通勤客が多く乗り込んできて超満員になりながらマナウス市街地に入った。所々に高層ビルが目につくがどれも色あせている。この気候では無理もない。マナウスはアマゾン川沿いの湿地帯の平らな場所に開けた街だと思っていたが、街は丘陵になっていてけっこう坂が多い。
 
 バスはそのままセントロのカテドラル横のバスターミナルに到着した。
photo4

0010. まえだまさとし 2008/05/12_18:19:24
photo1 マナウスでの滞在先を探すため港に近い安宿を何軒か当たってみた。値段は安くても通気性の悪い部屋は遠慮したい。そんな中、エアコン付きでベランダもあり、窓からの眺めが良いホテルコンチネンタルに泊まることにした。値段は49R$(3087円)を40R$(2520円)に値切ったが割と高めだ。
 
 船に乗るまでの時間調整など必然的にホテル滞在時間が長くなるマナウスではホテルでの快適性が重要だ。
 部屋からはアマゾン川とマナウスの古い街並みを眺められ、なかなかのロケーションだ。しかし周辺の治安は悪そうで夜は危なそうな感じがする。
photo2  チェックインを済ませ到着したばかりだが朝食はどうかと勧められた。このホテル、フロントではコーヒーが自由に飲むことができサービスは良さそうだ。
photo3 こちらは部屋のベランダからの眺め。今日の天気は曇り。
photo4 睡眠不足だが時差ボケのせいで寝たい気分ではないので、朝食をとり街へ出た。
 
旧市街の道路には路面電車の軌道跡が残る。

0011. まえだまさとし 2008/05/12_18:26:25
photo1 マナウスからベレンへは船を使うことになる。今回の旅の最大の目的の一つだ。
 港で船の情報を集めることにした。船のチケット屋は露天売り場が中心でチケット自体は簡単に買えそうだが、200R$(12600円)と高額なため前売りで現金での支払いには慎重になってしまう。しばらく様子を見よう。
photo2  明日にでも参加したいアマゾン川のクルーズの情報収集もしたい。マナウスではアマゾン河クルーズには絶対行きたいところだ。そのためはるばる来たといっても過言ではない。マナウスの滞在日数は丸2日。いかに時間を有効に安く済ませるかが重要だ。

まだ午前9時前で旅行代理店も開いておらず賑やかなのは港近くにあるだけだ。市場の一部は昨日火事になってしまったようでまだ煙がくすんでいる状態だ。
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0012. まえだまさとし 2008/05/12_18:27:19
photo1 とはいえアドウフォ・リスボア市場は通常通り営業している。ここでしばらく時間をつぶした。
photo2 ナマズなどの魚介類は売られているがピラニアはさすがに売っていない。
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0013. まえだまさとし 2008/05/12_18:28:49
photo1 いろいろな魚介類が売られるアドウフォ・リスボア市場
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0014. まえだまさとし 2008/05/13_18:31:50
photo1 マナウスの街はアマゾン川のど真ん中にありながら人口200万人を有するブラジル有数の大都市でもある。
セントロには高層ビルが林立している。
photo2 歩いて街の北側にあるアマゾナス劇場の方へに行ってみた。アマゾナス劇場周辺は観光用に整備されている。
photo3 アマゾナス劇場は100年以上前に立てられたオペラハウス。
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0015. まえだまさとし 2008/05/13_18:33:46
photo1 アマゾナス劇場前のベンチで休憩していたらガイドをしているという男が現れた。彼の名はルイス・セルジオ。

アマゾン川クルーズのガイドをしている様なので話を聞いてみた。彼のガイド歴は26年で現在40歳とベテランだ。ノートパソコンを持ち歩き自分の主催したツアーを写真でわかりやすく説明してくれた。事務所を持たないという部分に引っかかりつつも人柄が信頼できそうだったのと、直接交渉することで限りなく原価に近い値段で船をチャーター出来るかもしれないという思惑が働いた。興味がないふりをしつつ本気で交渉することにした。
photo2 見積もりとしては交渉相手の英語ガイドと船のチャーター代、船のガソリン代、2河川合流地点を経て水上レストランでの食事、ピラニア釣り、ワニ観察など一般的なコースで最初500レアル(31500円)を提示してきた。一人参加で約14時間の行程なのでこのくらいの値段を言ってくるのは覚悟していた。予想はしていたが改めて言われるとやはり高いと言わざるを得ない。これをどう安くするかだ。

 とりあえず渋っていたら400レアル(25200円)に下がったがそれでも高すぎる。ドルが安くなっている事を交えて150$という値段を出してみた。レアル換算すると260ほどだ。
photo3 食事代はいったん金額から外し、時間も短縮して通常午前9時出発のところを今日の12時半出発で話を進めた。おそらくこのガイドは今日仕事がないのだろう。だから自ら営業活動しているのだ。少しの利益と自分の宣伝のためにも空いている今日ガイドした方が良いはずだ。
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0016. まえだまさとし 2008/05/13_18:38:25
photo1 結果今日の12時半出発で食事を付けて285レアル(18000円)で交渉が成立した。一人で船をチャーターしてこの値段は悪くないと信じたい。とはいえ高額な出費となり、ベレンへの船も快適だが値段の高いキャビンに乗船するという選択は消え去った。ハンモックで寝るのは確定だ。
photo2 出発までガイドのルイスとマナウスの商店街を散歩することになった。


 一度ホテルへカメラを取りに行きたい。
photo3  ベレンへの切符購入が済んでいないというとルイスが買うのを手伝ってくれる事になった。デッキ(ハンモック)にも一等と二等があり、値段はあまり変わらず一等デッキで240レアル(15120円)のところを40レアル引きの200レアル(12600円)で購入することが出来た。朝、港で180レアルという情報を得ていたがあれは二等デッキの値段だったようだ。
 
 値段的にはどこで買っても大差ないが、露天販売での前売りと言うこともあり、信用出来る人から購入した方が無難だ。ルイスの知り合いらしいこの男からの購入なら安全だろう。
photo4 ハンモックが必要なので近くの商店(写真)で10レアル(630円)の最安値と思われるハンモックを購入した。それ以外に4レアル(252円)のひもが必要らしい。ハンモックなど日本に持って帰っても使い道がない。使い捨て同然なので安く済ませたい。
 


 ベレンへの船関連でも旅行代理店を通さず値段交渉をしてくれたのでずいぶん助かった。マナウスでは安くガイドを雇い、その他の雑用もガイドやってくれてあらゆる面でうまく進んでいる様な気がする。

0017. まえだまさとし 2008/05/13_19:42:44
photo1  すこし早いが11時過ぎに港へ向かうことになった。チャーター船の船長に電話して早めに出発できる事になったのだ。

港近くのアドウフォ・リスボア市場
photo2 ここでピラニアの餌用に牛肉を購入した。
photo3  桟橋でしばらく待つことになった。

 
photo4 しばらく待っていると屋根付きのスピードボートがやってきた。


 ずいぶん話が早く進んだが、多少の疲れは我慢だ。

11時半にはアマゾン沖合にへ向け出航した。

0018. まえだまさとし 2008/05/16_17:04:14
photo1 マナウス沖にでた。
photo2 水上にはボート用の給油所が多く目につく。海上のガソリンスタンドだ。
photo3
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0019. まえだまさとし 2008/05/16_17:05:33
photo1 まず2河川合流地点へ向かった。マナウスから10キロほど下流に位置する。
 
 ネグロ川と呼ばれる黒い川はギアナ高地が水源で植物の汁を多く含み、そのせいで水の色は黒い。水温は高めだ。

 そしてアマゾンの本流であるソリモインス川の水は白い。ペルー・アンデスからの氷河が水源で水温は低め。そのため二つの河川は水質の違いから合流してもすぐには混ざり合わない。その不思議な現象をここで見ることが出来る。
photo2
photo3 その後湿地帯の水路を進んだ。時折イグアナやリスザルを見ることが出来る。
photo4 写真は巨大なイグアナ。

0020. まえだまさとし 2008/05/16_17:11:22
photo1 その後、森林地帯で暮らす人の住居を訪問した。
photo2
photo3 ここではブラジル料理には欠かせないキャッサバの粉「ファロッファ」を炙っていた。
photo4

0021. まえだまさとし 2008/05/16_17:15:15
photo1 森林地帯の住居にて
photo2 その後、遅めの昼食に向かった。

 アマゾンの定期船とすれ違う。
photo3 昼食はジャングルの中の水上レストランでの食事だ。メニュー的にはブラジル式のビュッフェで川魚が料理に含まれていた。
photo4 この食事を料金に含むか、抜きにするかで悩んだが、結果として付けておいて良かったと思った。

0022. まえだまさとし 2008/05/16_17:18:06
photo1 水上レストランの近くには写真でよく見る、巨大な丸い葉をした浮き草「オオオニバス」を見学することが出来た。
photo2
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photo4 少し寄り道をすることになった。一軒の水上家屋だ。

0023. まえだまさとし 2008/05/16_17:22:35
photo1 この水上家屋でアナコンダを首に巻いて写真撮影ができるらしい。しばらくすると2メートル以上ありそうな大蛇が運ばれてきて少しビビった。
photo2
photo3 チップとしょいて5レアル(315円)支払った。
photo4 この動物はナマケモノ。
ナマケモノは中南米のジャングルが原産。一生木の上で生活する動物でほとんど動こうとしない。まさに怠け者だ。

0024. まえだまさとし 2008/05/16_17:36:56
photo1 浸水林の中を進んだ。迷路のような水路を低速度で進んだ。
photo2 水面は鏡のように穏やかだ。
photo3
photo4 時折、ジャングルの住民のボートが猛スピードで追い抜いていく。

0025. まえだまさとし 2008/05/16_17:46:17
photo1 今回のメインイベントでもあるピラニア釣りのポイントへ向かった。

釣り竿は簡素な竹竿で釣り針に牛肉をつけるという異色の魚釣りだ。


 
船長が餌を仕込んでくれた。
photo2
photo3 結局30分ほどの間にピラニアは2匹釣れた。
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0026. まえだまさとし 2008/05/16_17:48:50
photo1 生きたピラニアはさすがに噛まれると怖いのでさわるのは躊躇してしまう。
photo2 ピラニアを持って帰れるよう、船長が歯をそぎ落してくれた。
photo3
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0027. まえだまさとし 2008/05/16_17:54:34
photo1 他にもひげを生やしたキャットフィッシュと呼ばれる小魚も釣れた。
photo2 ピラニアを釣るコツは竹竿で水面をパシャパシャたたくこと。これによりピラニアは動物がおぼれてると勘違いし集まってくる。



実際やってみて頻繁に手応えはあるがなかなか釣り上げるのは難しい。大半はエサだけもって行かれるパターンだ。

 僕自身釣りを趣味としていないということもあるが、簡単釣れるだろうという考えは甘かったようだ。二匹釣れれば上出来だ。
photo3  しかし調子に乗ってバランスを崩して僕自身がボートから水面に落ちたら終わりだ。

案外命がけの体験だった。
photo4

0028. まえだまさとし 2008/05/19_20:57:07
photo1 やがえ日が暮れ、ワニ観察に向かった。

アマゾンの夕焼け。
photo2 暗闇の中、鏡のように広かる水面は静寂に包まれている。ワニ観察よりも今いる自分の周辺の現実に不思議なものを感じる。ワニは水面に目を出して眠る。懐中電灯で照らすことにより、ワニの目に反射してかなり離れた場所からでもその存在を確認することが出来る。

素人の僕には判別は難しいがガイドのルイスは早速見つけたようでボートのエンジンを切り、浮き草の中に静かにボートを突っ込ませた。すると小さなワニを発見した。しかしワニが目覚めたようで逃げてしまい、すくいあげることは出来なかった。
結局この夜見つけたワニはこの1匹だけだが、僕は疲れが限界なのでマナウスへ戻ることになった。
photo3 猛スピードでマナウスへ向け航行。夜8時前には桟橋に到着した。

写真がガイドのルイス(右)と船長のルア。

ガイドのルイスにはホテルまで送ってもらいお別れだ。
photo4 時間を少し短縮したツアーだったが内容的には値段以上のものがあったように思う。マナウスまではるばる来てアマゾンを満喫出来て良かった。そう思える充実一日だった。


 これもアマゾナス劇場でのふとした出会いからだ。


 ホテルに戻り夕食も食べる気になれずそのまま眠ることにした。日本を出て初めて横になることが出来た。体を伸ばすと生き返った気分だ。

0029. まえだまさとし 2008/05/19_21:03:43
photo1 さすがに昨日は遅くまで活動したのですでに時差ボケが治りつつあり、6時前まで熟睡することが出来た。今日は天気がよく青空が広がっている。

真夏の日差しが照りつける。とりあえず洗濯だけ済ませ朝食をとり街へ得た。この空がいつまで続くかは分からない。気温が上昇するとその分スコールが来る確率も上がる。
photo2 マナウスはアマゾンの拠点となる街で町中にはこれといって見どころはない。マナウスの歴史は古くアマゾナス劇場をはじめ歴史的建造物は町中に多く残っているが、一通り歩くとあっという間に行く所が無くなってしまった。
photo3 昼食はセントロの商店街にあるシュハスコの店に入った。アラブのローストチキンのようなオーブンにいろんな種類の肉が焼かれていて1キロ15レアル。
photo4 皿に盛るとだいたい500グラム位食べ、ボリュームのある食事が出来る。ブラジルはこれのおかげで食事に困ることがない。

0030. まえだまさとし 2008/05/19_21:07:25
photo1  予想通り昼間はすることがなくなり暑いだけなので宿に戻ることにした。夕方になってもスコールの気配はなく、気温は下がらない。夕方になり少し凌ぎやすくなってきた。

マナウスのセントロは高層ビルが林立している。
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0031. まえだまさとし 2008/05/19_21:10:06
photo1 マナウスのセントロは予想以上に植民地時代の建造物が残っている。ただ残念なのはそれらの建物があまり大事に扱われていないことだ。
photo2 ホテルなどとして修復されているのもあるにはある。
photo3 ほとんどの建物は雑に扱われペンキを塗り替えられただけのものなど、無惨な状態だ。おそらくすべてを修復して整備すればマナウスもサルバドールやサンルイスに負けないくらいのコロニアル都市になり、ジャングルの中の歴史都市としてアマゾン以外で知名度を上げることも可能な気がする。
photo4

0032. まえだまさとし 2008/05/19_21:12:52
photo1 日が暮れセントロの商店は食堂も含めて一斉に店が閉まってしまった。

行くとこもなくアマゾン川に夕日を見に向かった。
photo2 アマゾンを航行する船。
photo3 夕食はホテルの近くにあるカフェテリアは遅くまでやっているのでそこでハンバーガーを食べることにした。
夜は小食で済ませたい。のんびり食事をしていたらとうとうスコールが来てしまった。でも雨はすぐに弱くなり、ホテルには問題なく戻ることが出来た。この時間だと昨日まだツアーに参加している時間だ。昨日行っておいて良かったかも。
photo4

0033. まえだまさとし 2008/05/19_21:18:21
photo1 マナウス最終日。今日船でベレンへ向かうことになる。
 午前中は宿に近い市場で水揚げされた魚介類を冷やかし、朝日で濃い蒼に染まる川沿いをふらついた。チケットを買った親父に顔を合わせ、今日の12時に来ると再確認しておくことにした。
 宿に戻り出発の準備だが、ベレンまで4日間ずっと船上の生活になる。出来るだけ使う物はまとめておきたい。
 出発前、シャハスコの店で昼食を食べた。船の上での食事は期待出来ないようなので最後にまともなものを食べておきたい。
 12時に宿をチェックアウト。坂を下りチケット売り場のおっさんの所へ向かい、そのまま船に案内してもらった。
photo2 乗船手続きやハンモックのセッティングなどもやってもらい出航を待つことになった。
photo3 ベレンへ向かう船。
photo4 乗り込んだのは出発3時間前でスペースに余裕があったが、出航直前にはこれでもかというくらい人が乗り込んできてハンモックを張るスペースもない感じになった。とりあえず出航までに周辺の人とは仲良くなっておいてガードを堅めたので気分は楽になった。

0034. まえだまさとし 2008/05/19_21:22:49
photo1 そんな中午後4時に船は超満員でマナウスを出航した。
photo2 船が出航してもしばらくは乗り遅れた乗客が、モーターボートで追いかけてきて乗り込んでくる。
photo3
photo4 さらばマナウス。








最初の夜はすぐにやってきた。風が強く気温も下がり結構厳しい環境だ。

吹きさらしでかろうじてビニールシートを春だけの頼りない船なので悲惨だ。僕は寝袋を持っているが他のブラジル人達は我慢出来るのか心配だ。

0035. まえだまさとし 2008/05/19_21:36:21
photo1 5時には空が明るくなってきた。そしてみんな一斉に起き出して騒がしくなってきた。

昨夜は夕食は出なかったが、この日の朝食から振る舞われる。

しかし最初の朝食はコーヒーにパンとバターという味気ないものだった。期待していないのでないよりマシといった感じだ。
photo2 しかし腹は減って昼食まで我慢できず、午前中に立ち寄ったパリンティン港で薩摩揚げのような物を買ってしまった。寄港した港での買い物が唯一の楽しみでリフレッシュ出来る。
photo3 この人たちから少し買い食いをした。
photo4 結局パリンティン港には3時間停泊した。

0036. まえだまさとし 2008/05/19_21:37:49
photo1 この日の昼食は12時前から始まった。ご飯にスパゲッティー、豆の煮込みと牛肉の煮込み。
photo2
photo3 好きなだけ皿に盛ることが出来るのでかなりのボリュームだ。期待していなかった分豪勢に見える。
photo4 アマゾン川を航行

0037. まえだまさとし 2008/05/19_21:44:00
photo1 心配したシャワーだが、アマゾン河の水を浴びることになる。貯めると少し黒いが浴びる分には色はほとんど気にならず、浴びたあとの爽快感はたまらない。

基本的に川の水はべとつかず爽やかだ。ベリーズのキーカーカーやスリランカのウナワトゥナで浴びた塩水のシャワーに比べれば快適さは云々の差。とりあえずシャワーさえ自由に浴びられればどんな環境でも我慢出来る。
食事もシャワーも不自由なくほとんど船に対する不安はなくなった。問題は暇な時間にどうやって慣れるかだ。
photo2 今までの分単位の生活からこの脳みそがとろけるような時間の流れに順応することが第一関門だ。それは時間が解決してくれるのでどうすることもできない。実際のところベレンにはいつ着くのか正確なことが分からない。

所要4日といっているが怪しい感じがする。一日単位の移動など日本では考えられない。とにかく贅沢な旅行スタイルだ。

アマゾン川の湿原地帯がみえる。
photo3 アマゾンの流れに身を任せるしかない。
我々と同型の船が航行する。
photo4

0038. まえだまさとし 2008/05/19_21:46:24
photo1 出発して三日目の朝5時(36時間後)にマナウスとベレンのちょうど中間地点にあるサンタレンに寄港した。マナウスからの乗客の大半がここで下船した。
おかげで船内はかなりスペースに余裕ができ、ハンモックの場所も少しずらすことができた。でもまたここから新たな客が乗ってくるかもしれない。
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0039. まえだまさとし 2008/05/20_20:45:10
photo1 サンタレンを出発するのは正午とのことだが、当てにならない。大半の客が下船してスペースに余裕ができた。

ずっとハンモックでの生活だ。
photo2 船内で知り合った人たち。
photo3
photo4  とりあえず6時間以上あるので久々に陸地を歩くことにした。

船内で知り合ったブラジル人の青年達と船を下りた。

0040. まえだまさとし 2008/05/20_20:46:20
photo1 町外れにある港から歩いて数キロ離れたセントロ近くの市場に行ってみた。

市場は魚が売られているがあまり活気が無く、半分ぐらいしか営業していない。
photo2
photo3 水揚げされたばかりの魚。
photo4 しかも天気が悪く、しばらくして雨が降ってきたのですぐに船に戻ってきた。とりあえずいつ出発するか分からない船に乗り込み、待つしかない。

0041. まえだまさとし 2008/05/20_20:48:26
photo1 結局午後3時にはサンタレンを出航。10時間くらい停泊していたことになる。
サンタレンは資源の積み出し港になっていて大型船が停泊している。
photo2
photo3 サンタレンの町は高層ビルはないが、かなり大きな町だ。
photo4 ここから乗り込んできた乗客はほとんどおらず、スペースに余裕ができ快適になった。マナウスからサンタレンへはほぼ毎日船が運航されているがベレンへは週2便しかないということで乗客はそんなに多くないのだろう。


いざベレンへ。

0042. まえだまさとし 2008/05/20_20:49:01
photo1  この日の夜、港に立ち寄ったが、乗ってくる客はほとんどいなかった。
photo2 この日の夜は蒸し暑く、風もそれほど無く寝袋は必要なかった。
photo3
photo4

0043. まえだまさとし 2008/05/20_21:00:08
photo1 翌日大きな虹を見ることができた。
photo2
photo3 4日も船に乗っていると船内の乗客の大半が知り合いになったような気がしてくる。
photo4 コックピットにて

0044. まえだまさとし 2008/05/20_21:02:42
photo1 この船で最初に知り合った外国人は英語を話すスリナム人だった。
 オランダ語を母国語にしているが、グレイと名のる彼はスペイン語が堪能だが、ポルトガル語はさっぱりで周りから孤立して僕に話し掛けてきたのが知り合ったきっかけだ。彼はマナウスとベレンの友人に会うため旅行をしているらしい。
photo2
photo3 ベネズエラからの旅行者。
photo4 船内では終始リラックスでき、日中は日光浴。この贅沢な時間の使い方に順応されつつ、先の予定を考えるのも面倒になってきた。ベレンには明日着くようだがもっとゆっくりでいいと思ったりする。慣れとは恐ろしい。

 この日は午前中風が強く、涼しいので寝袋にくるまりハンモックでリラックス。

 食事は毎回同じでパターン化してきたが、腹は減るので飽きることはない。ボリュームは常にあり、満足度は高い。同じ船のスウェーデン人が言うにはこの船は設備や食事がいろいろある船の中ではかなり良い方だと教えてくれた。

0045. まえだまさとし 2008/05/22_17:11:08
photo1 船に乗っていると流域の住民がカヌーで船に近づき、ロープを船にからみつけ強引に船に乗り込んできて物を売りに来る。一見海賊行為だ。
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photo3 売られるものは塩でゆでたエビだった。
photo4

0046. まえだまさとし 2008/05/22_17:12:54
photo1 今度は女の子3人組が果物を売りに船に乗り込んできた。
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photo4 乗り込んできた流域の物売りは船内を歩き回り、乗客に売って回る。
たいてい完売ですぐにカヌーに戻り、ロープを外して船から離れていく。

その間船は一切スピードを緩めることはない。その販売方法に度肝を抜かれた。

女の子たちから買った果物。

0047. まえだまさとし 2008/05/22_17:15:22
photo1 また流域の住民が意味もなくカヌーで漂流しているのを多く目にする。
それに対して船の乗客が古着をビニール袋に詰め川に投げ入れる。それをカヌーに乗った住民が拾いにくるといった事が行われる。カヌーに乗った子供が妙に多いのは子供用の服がほしいというアピールなのだろう。
photo2
photo3
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0048. まえだまさとし 2008/05/22_17:17:20
photo1 カヌーの物売り買った果物や海老で船内は立食パーティーが始まった。船の大半の人が知り合いみたいな感じなのでもう気楽なものだ。自分が買ったわけでもないエビを僕に勧めてくるブラジル人など誰が買った物なのかわけがわからない。このたびも明日で終わりだ。
photo2 ブラジル・フォルタレーザ在住のスウェーデン人旅行者のハッカンさんと船内にいた子供たち。
photo3 アマゾン川流域の水上家屋。
photo4

0049. まえだまさとし 2008/05/22_17:19:28
photo1 船に乗って4回目の夕焼け。
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photo4 日が暮れてから船は給油のために港に立ち寄った。比較的しっかりした町で道路もあり、ベレンは近いのかと思ったがまだまだ時間はかかるようだ。

0050. まえだまさとし 2008/05/22_17:25:15
photo1 最初気が狂いそうな長さだと思っていたアマゾン河下り。それも3日目ぐらいからそのペースにはまりだし、脳みそが溶けてしまいそうな時間の流れの中、とうとうベレンに到着する日がやってきた感じだ。


 とはいえ到着予定時間は夕方の3時で今日もほとんど船で過ごすことになる。アマゾン川の河口が近づくにつれ、対岸が見えないような眺めにもう大西洋に出てしまったんじゃないかと思ったりする。
photo2
photo3 ベレンに近づくにつれ再びマングローブのジャングルの水路のような場所を航行し、ベレンに到着する直前までカヌーに乗って生計を立てる川の民を眺めることができる。
photo4  やがて視界が開け、ベレンの摩天楼が見えてきた。

 ジャングルに囲まれた風景の中、突然大都会が見えた瞬間は感動的だった。
 
ベレンは大西洋沿岸にある感じだが実際は淡水のアマゾン河口に面した都市だ。

0051. まえだまさとし 2008/05/22_17:34:06
photo1 ベレンやレシフェなどブラジル北西部の大都市は子供の頃地図帳を眺めていてその人口の多さ、都市名表示の大きさなど謎めいた雰囲気と同時にブラジルのとてつもないエネルギーを感じる都市という印象を持っていた。
 その存在感には恐怖さえ感じた。今はそこまでの思いはないが、とうとうやってきたという感じだ。
photo2 ベレンの港湾地区にはコロニアル風のカラフルな建造物が目を引く。
photo3
photo4 そのアマゾン河口にある大都市ベレンには午後3時に到着。

0052. まえだまさとし 2008/05/22_17:39:43
photo1 船は港に接岸し乗客は順次下船だ。
photo2 久々の陸地。でも川の航海は揺れが全くなく、陸地に上がってもまだ体が揺れている感じがするという感覚はない。
photo3 船内で知り合った数人の外国人旅行者とバスターミナルへ一緒に行くことになり、ミニバスをチャーターすることになった。一人5レアル(315円)で満員の市バスで行くよりは高いが座っていけるので有り難い。

スイス人やイタリア人、スウェーデン人などがマナウスから一緒でみんなこのまま世界遺産の都市サンルイスへ向かう。

 ベレンには何もないので、そのままサンルイスまで通り抜ける。国籍を問わずみんな考えていることは同じようだ。
photo4 ベレンのバスターミナルは薄暗く、停電しているようでコンピューターもダウン状態。チケット発券の手際が悪くクレジットカードも使えない有様だ。仕方なく現金で支払い出発を待つことになった。ターミナル内は扇風機も止まり妙に暑い。

 フォルターレーザへ行く予定だったスウェーデン人は今日すでにバスがないようで僕たちと一緒にサンルイスへ向かい、乗り継いでフォルタレーザへ行くことになった。

0053. まえだまさとし 2008/05/22_17:42:21
photo1 出発までしばらく時間があるので近くのスーパーに買い出しに行った。
スーパーの名前はなぜかYAMADA。日系人経営の店なのは明白だ。最初電気屋かと思った。
このスーパーで水やパンを買い今日の夕食とした。
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0054. まえだまさとし 2008/05/22_17:46:00
photo1 サンルイス行きのバスは19時発。バスターミナルでは船で一緒だった顔見知りのブラジル人の姿もちらほら見受けられる。

彼らにも別れの挨拶しバスが出発するプラットホームへと向かった。


ブラジルのバスは値段は高いがやはり快適だ。シートの足元は広く、トイレ付きだ。
photo2 バスは休憩なしで12時間走り続ける。



朝7時前にサンルイスのバスターミナルに到着した。
ベレンから利用したバス。
photo3 ここでフォルタレーザへ乗り継ぐスウェーデン人(中央)をのぞき、みんなとはお別れだ。
photo4 思えばマナウスからずっと一緒だった。つかの間の出会いがあり、そして別れがある。せつなくもこれが旅の醍醐味だ。


お互い安全な旅を願って握手をしてお別れだ。

0055. まえだまさとし 2008/05/23_18:46:51
photo1 僕はこのまま一人でバヘリーニャスへ向かう。
 
スウェーデン人のハッカンも1時間後のフォルタレーザ行きのバスの予約を済ませたようで出発時間が同じ時間なのでそれまでバスターミナルのカフェで朝食としてコーヒーとサンドウィッチを食べることにした。

これから向かうバヘリーニャスはほとんど知られてない場所だが、今後注目される可能性もあり、また今回の旅行で一番はずせない場所でもある。バヘリーニャスについては撮影した写真で紹介したい。
photo2 バヘリーニャスまではサンルイスからバスで所要4時間だ。

バヘリーニャスが近づくと大都会サンパウロと同じ国とは思えない素朴な住居が多く目につく。そこに住む人々に少し中米の途上国的な雰囲気を感じつつ、正午過ぎにバハレーニャスに到着した。

バヘリーニャスは一部を除いて未舗装の素朴な街だが、あちこちに宿泊施設があり、街の中心は整備されていて良い雰囲気だ。

バヘリーニャスのバス乗り場にて
photo3
photo4

0056. まえだまさとし 2008/05/23_18:48:09
photo1 バヘリーニャスではたいした情報がないので、バスターミナルの客引きについていくことにした。

 連れて行かれた宿は中心部から離れているが砂丘の上にある眺めいい安宿だ。ポサーダ・ラゴボニートという宿で一泊15レアル(945円)。ここまで来ると宿の値段も安くすむ。
photo2
photo3 中庭があって雰囲気のいい宿だ。
photo4

0057. まえだまさとし 2008/05/24_21:08:17
photo1 バヘリーニャスに来た目的はレンソイス・マラニャンセス国立公園は広大な白い砂丘を見るのが目的だ。
砂丘は波のような凸凹があり、砂丘のくぼみに水がたまる。その水溜まりも湖といった方がいいレベルの大きさだ。上空から見るともっと素晴らしい光景を眺められる。
洋書のガイドブック「ロンリープラネット」に砂丘の上空からの写真が掲載されていたので転載します。
photo2
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0058. まえだまさとし 2008/05/24_21:12:30
photo1 宿に荷物を置き、すぐに夕方のレンソイス・マラニャンセス国立公園のツアーに参加するため、客引きの車でバスターミナル近くの旅行代理店に向かった。

ツアーは4時間ほどの行程で40レアル(2520円)と良心的な値段だ。旅行代理店で待っているとツアーに使用されるランドクルーザーの改造車が到着した。同じツアーの参加者は僕以外はブラジル人の家族連れだった。

レンソイス・マラニャンセス国立公園は広大な白い砂丘で、我々はツアーでその端っこの一部だけ見学できる。砂丘に向かうためにプレグィシャス川を車ごと船でわたった。
photo2
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photo4 その後砂丘までは延々と悪路が続く。

0059. まえだまさとし 2008/05/25_17:35:28
photo1 砂丘に到着した。 
photo2 天気が悪く最初小雨交じりでテンションが低かったが、しばらくすると雨は止み、太陽は見えないものの青空が広がり、砂丘と湖は雨雲と青空のコントラストに感動的な光景が広がり感激した。
photo3
photo4 限られた場所ではあるが、できるだけいろんな角度から砂丘を見るため湖を渡り、対岸へ向かった。

0060. まえだまさとし 2008/05/25_17:39:18
photo1 湖の浅瀬を横断する。
photo2 彼らと一緒に泳いだり魚を捕ったりした。
photo3 湖にはメダガくらいの大きさの魚が泳いでいてネットで簡単にすくいあげることができる。
photo4 ツアーに同行したブラジル人観光客たち。

0061. まえだまさとし 2008/05/25_17:41:41
photo1 今回の旅行からデジタル一眼レフ用の超広角レンズ10−20mmF4−5.6を持参した。
このレンズで迫力のある写真撮影が可能になった。

高層ビルを撮影するのが目的だったが、広大な自然でも威力を発揮する。
photo2 ここから数枚は広角レンズを使用。
photo3
photo4

0062. まえだまさとし 2008/05/25_17:43:10
photo1 同じく10−20mmレンズでの撮影。
photo2
photo3
photo4

0063. まえだまさとし 2008/05/25_19:52:50
photo1 バヘリーニャスはまだまだ外国人旅行者には知られざる場所のようだが、今後有名になっていく気がする。

最後の写真は「夕暮れの砂丘」
photo2 慌ただしく短い時間だったが充実した半日ツアーだった。
一緒にツアーに参加したブラジル人観光客と。
photo3 砂丘までのツアーに使用されるトヨタの改造車。
photo4 バヘリーニャスに戻るとすでに日は暮れていた。ツアーで一緒だったブラジル人家族が明日ボートツアーに行くようで一緒に便乗させてもらう事になった。ボートはツアーも主催されているが人数が集まらないとなかなか出発できない。

さすがにまたボートをチャーターするわけにもいかないし、どうすれば簡単に行けるのかずっと悩んでいたが思わぬ所で幸運が巡ってきた。

明日の朝僕が彼らの泊まるホテルに出向くことで待ち合わせることになった。今夜は一旦お別れだ。

0064. まえだまさとし 2008/05/25_19:57:55
photo1 バヘリーニャスの街は観光客の比率が高く、街には観光客向けの施設は充実していて探しやすい。
インターネットは日本語も認識し、10日ぶりのメールチェックやニュースの閲覧はかなり新鮮だ。ずっと船に乗っていて外の世界と遮断されていたのでまさに浦島太郎状態だ。

 バハレーニャスは遅くまで営業している店が多いようだが、今日は久々の地上の宿泊施設なので部屋でゆっくりした。宿は街から少し離れた砂丘の高台にあり、夕日がきれいな場所にある。
photo2 バヘリーニャス周辺の衛生写真。
バヘリーニャスでは2つのツアーに分けて観光する。
一つは今日行った砂丘へのツアー。
もう一つが明日行く、船で川を下り大西洋沿岸の集落カブレ等へ行く。
photo3
photo4

0065. まえだまさとし 2008/05/29_16:17:00
photo1 バヘリーニャス滞在2日目。

朝食は安い宿なのにハムやチーズ、フレッシュジュースなど結構充実していた。

 約束の7時半に昨日のブラジル人一家が宿泊しているホテルに向かった。

 そのホテルは川沿いの一等地に建っている最新のホテルだ。部屋を見上げたらおばさんが僕に気付いてくれた。しばらくして家族の一人が降りてきてくれた。一旦部屋に案内されたがとりあえず川沿いのベンチで待つことにした。
photo2 川沿いのベンチで船の準備できるのを待った。
photo3 9時前には船に乗り込みバハリーニャスを出発。川を海の方へ向かって下る。
photo4

0066. まえだまさとし 2008/05/29_16:19:46
photo1 プレグィシャス川沿いのジャングルを河口に向け30分ほど下り、バッソーラスという砂丘をめざす。
photo2
photo3
photo4

0067. まえだまさとし 2008/06/03_16:27:52
photo1 プレグィシャス川を下り、バッソーラスに到着した。
photo2 レストハウスにいたサル。
photo3 手乗りインコ
photo4

0068. まえだまさとし 2008/06/03_16:31:07
photo1 ここも大きな砂丘がある。
急勾配の砂丘を上ってみた。
photo2
photo3 昨日見た砂丘に比べると規模は小さく、全体を見渡せるのでわかりやすい。
昨日の砂丘とどうしても比べてしまうので見劣りしてしまう。ここに最初に来ていればまた違った印象を持てたかもしれない。でも今日は天気がいいので眺めは素晴らしい。
photo4

0069. まえだまさとし 2008/06/03_16:35:06
photo1 次は河口の集落、マンダカルに向かった。
photo2 灯台が印象的なマンダカルにやってきた。
photo3 ここまで来ると磯の香りがする。マンダカルは小さな集落になっていておみやげ物屋などもあったりする。
プレステの壁
photo4

0070. まえだまさとし 2008/06/03_16:37:23
photo1 灯台を眺める程度で次の目的地であるカブレへむかった。
photo2
photo3
photo4

0071. まえだまさとし 2008/06/03_16:39:02
photo1 カブレは砂州の部分にある集落で今日のツアーのメインの場所でもある。
写真はバヘリーニャスへ向かう定期船。モーターボートなら40分ほどだがこの船だと4時間かかるらしい。
photo2
photo3
photo4

0072. まえだまさとし 2008/06/03_16:42:27
photo1 陸地側の川にボートを接岸して砂浜に降り立った。青い空に白いビーチ、リオのような謙遜もなくまさに秘境のビーチだ。
photo2
photo3 これらの小屋はバンガローになっていて宿泊することができる。
photo4 砂丘の向こうは大西洋だ。今回の旅行はアマゾン河など水辺は多く見ているが海を見るのはこれが初めてとなる。

0073. まえだまさとし 2008/06/04_18:13:55
photo1 カブレのビーチはココナッツの木もなく、整備されてないので殺風景だ。
でも赤道に近く水温はかなり高いようだ。また水も透明度が高く、何の抵抗もなく海に入ることができる。日差しが強いのでかなり日焼けしてしまい今後が少し心配だ。
photo2 我々以外に海水浴客は全くいなかった。
photo3 カブレのビーチにいた地元の子供。
photo4

0074. まえだまさとし 2008/06/04_18:21:57
photo1 腹が減ってきた。
 昼食はバンガローがある宿泊施設の食堂で食べることになる。食べる場所はここしかなく、値段は割高だ。
僕の料理はあらかじめ注文しておいた魚の煮込みだ。30R$(1890円)と値段が高かったが値段相応のとてつもない量の料理が出てきた。とてもじゃないが一人分ではない。
photo2 ブラジル人一家はこの量をあらかじめ予想していたようで一皿を二人で分けるようだ。彼らは魚のフライのようなものを注文していた。
photo3 みんなで分け合い、いろいろなものを食べることができ、ブラジルに来て初めてのシーフード料理を堪能できた。
photo4

0075. まえだまさとし 2008/06/07_18:48:29
photo1 バヘレーニャスに戻ってきたのは午後3時過ぎ。ブラジル人一家はこのまま今日サンルイスに車で戻るらしい。一緒にどうか誘われたがあまり彼らに頼るわけにはいかず、またこの街をもう少し見てみたいのでせっかくの誘いだが断ることにし、お別れすることになった。

 一度ホテルに戻りシャワーを浴びたあとバヘリーニャスの街に出た。砂丘では子供達がサッカーをしている。ずいぶん子供の多い町だ。川沿いの桟橋はきれいに整備され今後の発展を予感させる。海岸沿いは洗練されているが、内陸の方まで広がっている街は素朴でまだまだ貧しさを感じる光景が広がっている。この街で近代的な建造物はブラジル銀行のみといってもいい感じだ。
photo2 宿からバヘリーニャスの中心部を見下ろす。
photo3
photo4

0076. まえだまさとし 2008/06/08_17:52:47
photo1 翌朝サンルイスへ戻ることになる。所要時間は4時間強で午後1時でサンルイスの長距離バスターミナルに到着した。
photo2 サンルイスの街に出る前に明日のリオデジャネイロまでのバスを予約することにした。本当はレシフェへ行き、そのままサンパウロに飛行機で飛ぶつもりだった。しかし気が変わり最後にリオデジャネイロに寄りたくなってしまった。

レシフェなどは今回急いでいく必要もないだろう。ブラジルの大西洋沿岸の都市はまた改めて隈無く回ればいい。今回の旅は20日間あったが、マナウスからサンルイスへの移動が中心で目的は十分達成している。
photo3 リオデジャネイロは何回か行っているので新鮮みはないが、ブラジルに来たなら一度は立ち寄りたい場所になっている。

とにかくサンルイスからリオデジャネイロまで一気に移動してしまうことで今回の旅行はもう終了した気分だ。
photo4 リオデジャネイロ行きのバスは明日の11:30発だ。所要48時間と過去最長乗車記録に並ぶ長距離移動だ。値段も371R$(23370円)と恐ろしく高い。でも直前購入の航空運賃の半額以下だ。

前日の予約にもかかわらずバスの窓際の席はすべて埋まっていた。このようなバスが混雑しているのは意外だった。今回のブラジルは船といい、このバスといいブラジルの広さを体感する長距離移動が多いのが特徴だ。

0077. まえだまさとし 2008/06/09_18:54:30
photo1 バス代金の支払いは高額なのでクレジットカードを使うことにした。しかし問題が発生した。クレジットカードを機械が受け付けないのだ。ブラジルではクレジットカードがオンライン化されて暗証番号を打ち込まないと支払いが出来ない。結果として今回利用するバス会社がブラジルの大手だったのでクレジットカード会社に番号を照会してもらい、サインでの支払いに応じてもらった。煩わしい手続きに親切に対応してもらったことは感謝したい。

しかしブラジルでサインでの支払いが出来たのは奇跡だったと考えたい。たいていは面倒くさがられて断られる。
とにかく今回のバス会社の対応には救われた気分だ。
photo2 最近はトラベラーズチェックを使わなくなり、ATMなど電子化されたシステムに頼り切っていた。今回の出来事は危機管理が不十分だったと思い知らされた感じだ。直接的な被害は今のところないが、今後どうなるのか不安だ。持っている現金も十分とは言えず、すぐにでもキャッシングか国際キャッシュカードの引き出しが必要だ。

ATMでキャッシング出来なければもうこのクレジットカードは意味をなさない。
photo3 日本やアメリカは基本的にサインをするだけで支払いができる。カードに異常があってもとりあえずは支払いは済ますことで出来るのだが、ブラジルではクレジットカードがすべて暗証番号入力が必要で、使えないとその時点でどうしようもなくなってしまう。最もおそれていたことが今回起こってしまった。
photo4

0078. まえだまさとし 2008/06/09_18:59:13
photo1  バスターミナルから市バスに乗り、サンルイスのセントロへ向かった。サンルイスには一泊だけで十分だと思っている。この手の有名な世界遺産の歴史都市(旧市街)はたいてい見る場所が限られていて、すぐに飽きてしまう傾向がある。
サンルイスは今回の旅行で絶対行きたい場所だったが一泊するだけで十分だと確信している。

午後3時にサンルイスの旧市街に到着。セー大聖堂に面した雰囲気のいい場所に宿を取った。
宿泊したHOTEL LORD。
photo2 ホテルの建物も室内も歴史を感じるアンティークな雰囲気でなかなか良いが、値段が36レアル(2200円)安いので設備は最低限しかなく、シャワートイレは共同だ。でも部屋に水道があるので助かる。
photo3 客室からセー広場前の通りを見下ろす。
photo4 ホテルの廊下から旧市街を見下ろす。

0079. まえだまさとし 2008/06/12_08:53:19
photo1 サンルイスの旧市街へ出た。
photo2 サンルイスはブラジルで唯一フランス人によって築かれた大都市だ。現在はブラジル有数の美しい町並みと特異な歴史をもつ事から旧市街は世界遺産に登録されている。


石畳の回廊にコロニアル調の建造物。坂道も多く至る所で写真を撮りたくなってしまう。
photo3
photo4

0080. まえだまさとし 2008/06/12_08:55:45
photo1 サンルイスの町並み
photo2
photo3
photo4

0081. まえだまさとし 2008/06/12_09:00:12
photo1 サンルイスの町並みは美しい。

しかしそれだけだ。2時間もしないうちに一通り街を歩き回ってしまった。この街では写真を何枚か撮るくらいしかすることもない。

写真は商業地区の高層建築。
photo2 旧市街では食事をするのも限られ、大衆的なレストランは見あたらない。

旧市街のはずれは活気があり、人通りも多い。
やはりサンルイスは1泊で十分だった。
それも半日だ。


あとは明日の朝、少し散歩する程度で十分だろう。
photo3
photo4

0082. まえだまさとし 2008/06/12_09:02:24
photo1 日が暮れ、おみやげ物も店を閉め、行く場所がなくなってしまった。夜の旧市街は街路灯こそあるものの人の気配はなくガラも悪い。
photo2
photo3
photo4 旧市街の中心部にのみ観光客向けのレストランはあるが、あまり入る気にはなれないの。夜はホテルでゆっくしするしかなさそうだ。

0083. まえだまさとし 2008/06/12_09:17:49
photo1 土曜日の朝。朝から雨が降り出したと思ったら青空も見える。よく分からない天気だ。

サンルイスの旧市街は土曜の朝ということで人通りが少なく、朝からあまり雰囲気は良くない。

時折警官の見回りが目につく。ブラジル政府が世界遺産のこの町を犯罪のない町にしようという努力がうかがえる。
photo2 旧市街には廃墟のような建造物も残る。

朝の散歩も写真を撮る程度でこれといった印象に残るものはない。
乞食が1レアルくれと声を掛けてくる。他のブラジルの街同様人々はフレンドリーだが、それはここでなくてもかまわない。文句をいいつつもブラジル北西部のサンルイスはずっと気になっていた世界遺産の街で今回の旅行では絶対外せなかったのは事実だ。街の雰囲気を感じることが出来ただけでも今回はるばる来た甲斐はあったように思う。
photo3 旧市街に近い中央バスターミナルから市バスでホドビアリア(長距離バスターミナル)に向かった。バス停でも案内人がいて親切にどのバスに乗ればいいか教えてくれる。この街が観光にかなり力を入れているはここでもうかがえる。
photo4 30分ほどで長距離バスターミナルに到着。
出発前、バスターミナルのカフェテリアで比較的ボリュームのある食事を済ませることにした。
値段は6.25レアル(390円)。

0084. まえだまさとし 2008/06/12_09:23:32
photo1 11時30分発のバスでリオデジャネイロに向け出発した。
photo2 バスはトイレ付きなので食事休憩以外は休むことはない。ただ沿道の都市のバスターミナルには立ち寄り、ガラガラだと思っていた客は次第に増えてきた。バス会社の営業所が至る所にあり、頻繁にトイレ掃除なども行われる。とはいえ食事休憩時にトイレに行くので僕自身あまり使う機会はなかった。
photo3 夜7時に立ち寄ったテレジーナから席は満席になり、南へ向け暗闇の中を走り続けた。
photo4

0085. まえだまさとし 2008/06/12_09:27:40
photo1 翌日。この日は丸一日バスに乗り続けることになる。

まさに空白の一日だ。船では甲板の上を歩き回ったり、暇をつぶすことはできたが、バスでは座っているしかない。

食事休憩があるがそのときはトイレに行って食事をしておしまい。周りの人と話す機会もほとんど無い。ひたすら車窓を眺める。

午前中突然のスコール。大きな虹が現れた。
photo2
photo3
photo4

0086. まえだまさとし 2008/06/12_20:25:49
photo1 この日サルバドールに近いフェイラ・デ・サンタナのバスターミナルに立ち寄った。
ここで客の大半が降りていった。さすがに格安航空会社全盛のこの時代リオデジャネイロまで50時間もかけて移動する客は物好きはいなかったようだ。とはいえ車内は3割ほど客が残った。

この町は黒人比率が多く、バスターミナルにいる人も町を歩く人もほとんどが黒人だ。
青い空に白い建物。ずいぶん透明感のある町だ。ブラジルで初めて感じる雰囲気の町だ。
photo2 フィラ・デ・サンタナを出発してしばらくしてドライブインに立ち寄った。
食事は毎回バイキング方式で重さで値段が決まり、毎回700円ほどになってしまう。一日の楽しみはこれしかなく。
photo3
photo4

0087. まえだまさとし 2008/06/12_20:32:11
photo1 バスに乗って3日目。この日の昼前にカンポスという街に到着した。サンルイスを出てすでに48時間が経っている。ここで食事となった。ここまで来るとレストランはシステム化されたモダンなビュッフェになる。そして値段も上がる。
photo2 サンルイスではたくさん盛っても6レアル(378円)程度だったが、南に下るにつれ値段が上がりここでは16レアル(1005円)になってしまった。高すぎる。
photo3 ここからリオデジャネイロまであと200キロ以上ある。50時間以上かかるのは必至だ。片側一車線の道なのでトラックが前方に走っているとスピードを落とさざるをえず、相当の時間がかかる。
photo4

0088. まえだまさとし 2008/06/12_20:36:30
photo1 やがてリオデジャネイロに近づいてきた。今までの真夏の日差しはなくなり、天気は悪い。

リオデジャネイロのセントロの摩天楼を眺められる橋にさしかかった。
photo2 雨は降っていないが厚い雲に覆われ、リオデジャネイロ周辺の奇岩は雲に覆われている。これではコルコバードの展望台に上る気にもなれない。今回のリオデジャネイロで青い空と焼き付くような日差しは期待できないようだ。
もう秋の気配といった感じだ。天気が悪いので早く着く必要もなかった。
photo3
photo4

0089. まえだまさとし 2008/06/12_20:54:28
photo1 結局リオデジャネイロのバスターミナルに到着したのは午後3時前だ。サンルイスからかかった時間は51時間。凄まじい長距離移動だった。

でも船での時間の流れの感覚が残っていたのでそれほど苦痛な長時間移動ではなかったように思う。
photo2 市バスでビーチのあるコパカバーナへ向かった。しかし大渋滞。中央駅を通り過ぎたとき地下鉄に乗り換えれば良かったのだが、腰が重い。そのままバスに乗り続けたらセントロまで一時間近くかかってしまった。


結局セントロで地下鉄に乗り換えコパカバーナに向かった。地下鉄だとあっという間に移動できる。
photo3 コパカバーナのチェ・ラガルト(ユースホステル)には5時にチェックイン。月曜ということでドミトリーはガラガラだ。週末はブラジル人で大混雑するこのホステルだが、昨日みんな帰ってしまったのだろう。今宿泊しているのは外国人の長期旅行者くらいだ。
前回は週末とサンパウロなどから来たブラジル人で賑やかであれはあれで楽しかったのだが。今回は一泊のみ。
photo4 セントロへ出た。夜7時を過ぎてもリオブランコ通りは人通りがとぎれることがない。まだ営業している店もあり、平日は活気があって面白い。Tシャツの店など閉まってしまった店もあるので明日はどうせビーチに行くこともないのでショッピングで時間をつぶそう。

0090. まえだまさとし 2008/06/12_21:03:50
photo1 翌朝。
天気はあきらめていたが、どういうワケか晴れている。天気が良くなると予定が変わってくる。ビーチに出たいからだ。
photo2 とりあえず朝食をとり、ビーチ沿いの通りに出てみた。
日差しは強いが風は冷たく、日陰は肌寒い。
photo3 ビーチは日光浴をする人はいるもののあの夏の混雑は全く感じられない。
photo4 とりあえず正午にはチェックアウトしなくてはならないのでそれまでビーチで過ごすことにした。

ビーチバレーを楽しむ人たち

0091. まえだまさとし 2008/06/12_21:07:20
photo1 正午にはチェックアウト。宿に荷物を預け、午後はセントロでTシャツなど買い物をしてまわった。ブラジルは品質の良いTシャツが安い。夕方涼しくなる頃にはバスでコパカバーナに戻った。
夕方雨雲が発生した。
photo2 夜8時過ぎにホドビアリ(長距離バスターミナル)へ向かうことにした。ホドビアリ(長距離バスターミナル)へ向かうには地下鉄とタクシーを乗り継ぐのが一番早く、値段も安く抑えることが出来る。でも時間もあることだし今夜はバスで向かうことにした。通りに出ると早速ホドビアーリア行きのバスを発見、乗り込んだ。バスはセントロを過ぎた辺りから乗客は僕だけになってしまった。さすがに地元の人間もこんな時間にバスを使ってホドビアリ(長距離バスターミナル)には行かないのだろうか。
しかしバスがホドビアリア(長距離バスターミナル)に近づいたと思ったとき突然バスを降ろされた。。運転手にあっちへ行けばバス乗り場だと言われたが周辺の治安は最悪だ。少しビビッたが難なくバスターミナルにはいることが出来た。
photo3 サンパウロへは少し待つが最高級バス(レイト)で行く事にした。今回ブラジルに来て一度もタクシーに乗っていない。その分最高級クラスのバスを経験するのも悪くないだろう。

しかし直前予約で結構混雑していて一人席はトイレの前の一席だけだった。

 出発まで2時間ぐらいあるがのんびり待つことにした。バスターミナル内のカフェテリアはぼったくりに近い料金で食べ物を販売しているが、バスターミナルの外に出れば屋台が出ていて飲み物も串焼きも安く買うことが出来る。そんなわけでそちらで腹を満たすことにした。
photo4

0092. まえだまさとし 2008/06/12_21:12:42
photo1 23:45にバスはリオデジャネイロを出発した。
車内は三列席でシートはビジネスクラス並のリクライニングシートとゆとりがある。
足をまっすぐ伸ばせるスペースがあり、枕や毛布も完備されている。
JRの夜行バスより快適で今まで乗ったバスの中では最高の座り心地なのではと思った。水のサービルもあり、お菓子やジュースも配られる。
photo2 せっかくの快適なバスだが、サンパウロまではあっという間だ。深夜一度ドライブインに立ち寄ったがバスから降りる気にもなれず、そのままサンパウロに到着してしまった。
photo3 午前6時。
サンパウロのチエテバスターミナルに到着した。リオデジャネイロからサンパウロへは所要6時間だが一瞬で移動した感じだ。
せっかくの高級バスがもったいない感じがする。それと同時に予定通りマナウスから飛行機を使わずにサンパウロまで戻ってこれたことになる。
photo4

0093. まえだまさとし 2008/06/12_21:53:07
photo1 サンパウロの空はまだ暗く、しばらくバスターミナルで時間をつぶし7時過ぎにペンション荒木に着くようにメトロに乗り込んだ。リベルターデのマックに寄ろうとしたらまだ営業していない。
 坂を下りペンション荒木に到着。今日日本に帰るので夕方4時くらいまで休ませてほしい旨を伝え、コーヒーをいただきながらベッドの準備してもらった。とりあえずシャワーを浴び仮眠。
photo2 昼前街に出た。朝あれだけ寒かったのに日中は半袖でも大丈夫なくらい凌ぎやすい。というか暑い。でも乾燥しているので日陰にはいると涼しい。写真は東洋人街の鳥居。
photo3 この日は荒木で知り合った日本人旅行者のKさんとラーメン屋へ行ってみた。
photo4 餃子と水を付けて23レアル(1450円)もしたが久々の日本食は新鮮だ。

0094. まえだまさとし 2008/06/12_21:55:49
photo1 その後東洋人街を散策してみた。
立ち寄った商店では和菓子が売られていた。
photo2 こちらは見たこともない銘柄のお米
photo3 日本食風の弁当が売られている。
photo4

0095. まえだまさとし 2008/06/12_21:58:32
photo1 せっかくペンション荒木にベッドを確保したので昼寝をすることにした。
夕方4時には荒木を出発し、空港へ向かうことにした。
サンパウロでは特にしたいこともなく、ダラダラ過ごしてしまった。こんな事なら同料金のリオデジャネイロから日本に戻れば良かったような気もする。
photo2 夕方4時にはペンション荒木を出発。値段は一泊払っても良いと思っていたが休憩で10レアル(630円)でいいと言われた。
ちなみに1泊は35レアル(2205円)とけっこう高い。
photo3
photo4

0096. まえだまさとし 2008/06/12_22:01:17
photo1 地下鉄と市バスを乗り継いで空港に向かうが相変わらず恐ろしく混雑している。まず地下鉄はなんとか乗り込めた感じでセー駅で東西線に乗り換えるがこれも大混雑だ。1本遅らせばマシになると言うものではなく、次から次に客がホームにやってくるので流れに乗って、到着した電車に乗らなくてはならないが荷物があると大変だ。
photo2 何とか目的のタツアッペ駅まで来ることが出来た。しかしここからが大変だ。夕方は客が多いにもかかわらず、バスの本数が少ない。タツアッペ駅前のバスターミナルのプラットホームで長蛇の列が出来ているのはここだけだ。列はあまりにも長くヘアピンカーブを描いている。15分ほど待ってバスが到着した。座れるかというより乗れるのか心配だ。でも不思議なことに並んでいた乗客の大半はバスに乗り込むことがで来た。
photo3 バスは出発してしまえば早い。乗客のほとんどは空港へ行く人で途中ほとんど停まらず、30分ほどでグアルーリョス空港ターミナルに到着した。
photo4

0097. まえだまさとし 2008/06/12_22:03:15
photo1 今回はスターアライアンスゴールド会員の優遇を受け、スムーズにチェックインを済ませられる。まっすぐユナイテッドのレッドカーペットラウンジへ向かった。
photo2 出発まで1時間以上あるのでゆっくり出来る。サンパウロのレッドカーペットラウンジはアメリカ本国や日本の同ラウンジより軽食関係がかなり充実している。アルコールも種類が多く、チーズやケーキやフルーツの多さは成田のANAラウンジ以上なのではと思ったりする。はっきり言ってこれから乗る飛行機の機内食を食べるよりもここの軽食で腹を膨らませた方が美味しいし満足度が高いように思う。
photo3
photo4 軽く盛ってみた。

0098. まえだまさとし 2008/06/12_22:05:26
photo1 出発30分前には搭乗口へ向かった。シカゴまでは夜行便なので寝ていればすぐに到着する。機内は比較的空いているようで真ん中3列を独占することが出来た少し足を曲げないといけないが、横になって眠ることが出来る。
機内食を適当に口にして横になることにした。
photo2 シカゴには夜明け前の5時過ぎに到着した。現在の到着便は我々のサンパウロ便だけで入国審査は空いている。入国を済ませ税関チェックを受けた後、再度荷物を預けで地下鉄で市内へ出ることにした。

シカゴでの写真は「シカゴ散策2006年5月」参照
photo3 午前10時には市内から空港へ戻った。シカゴ・オヘア空港では上級会員優先レーンを使えるのでスムーズに搭乗口に向かえる。ターミナル1のBからの出発でこのターミナルのレッドカーペットラウンジはパソコン用机もない。

 おとなしく出発を待つことにした。それと同時に今回のブラジル旅行も無事終了へと向かう。東京へは昼間の長距離飛行で少し大変だ。フライト後半で眠気におそわれ、到着前に少し寝てしまう。そんなわけで到着に到着するときは少し疲れた状態だ。
東京にはいつものように午後3時前後に到着した。
photo4 ブラジル・アマゾン流域(08年GW)
【おわり】

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