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今回も中国南部地方の旅です。今回の目的はアモイから広州などを観光後ベトナムのハノイに行きカウントダウンを向かえた後、再び中国に戻り昆明へ。最終目的地は世界遺産のある麗江です。 航空券は全日空の成田・アモイの往復券とベトナム航空の広州発ハノイ行きとハノイ発昆明行きの周遊券、そそして現地で状況に応じて中国国内線の切符を買いました。 写真は行きのアモイ行き全日空です。 機種はボーイング737です。 |
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なお、広州から直接昆明に向かわずベトナムのハノイを経由したのは、2010年のカウントダウンを迎えるに当たって適当な都市がなかったのと、このBBSでも有名なMMさんもちょうどハノイでカウントダウンを迎える予定だったからです。 12月29日午後1時半にアモイ空港に到着。 写真はアモイ空港です。 |
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午後2時半にアモイ駅に到着しました。 ちょうどよく午後4時発の広州行きの軟臥の切符が買えました。 |
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アモイは最終日1月4日に帰国する時にもう一度来る予定ですが、帰国日にどれくらい観光できるかわからないので、この日(12月29日)は1時間ほどしかありませんでしたが、駅から比較的近いこの熱帯植物園に行きました。 |
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アモイ熱帯植物園 |
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植物園のとなりにはこんなものがありました。 |
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これが上の正体です。 ノーコメント・・・ |
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列車は昆明行きでした。 なおこれで昆明まで行くと2日後の朝に着くみたいです。 とりあえず私は広州経由でハノイに行かないといけないので広州東駅まで。 |
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広州東駅行きの切符です。 |
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年末なので混んでいると思っていたのですが、軟臥の4人コンバートメントの他の客はいませんでした。 個室をひとりで独占できたので、快適でした。 |
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広州東駅には朝の7時前に到着しました。 この日はハノイに向かいますが、便が広州発夜の8時半出発なので12時間以上時間があいてしまいました。 とりあえずバスで珠海に行ってみることにしました。 バスは片道65元でした。 写真は珠海行きバスの中からの広州市内の写真です。 |
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珠海には朝の10時に到着しました。 長距離バスターミナルがなんとマカオとの国境入り口でした。 写真はマカオとの国境ゲートです。 |
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せっかくマカオの国境まで来たので、マカオに行ってみることにしました。 |
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マカオは前回8月にも来ましたが、有名な世界遺産が見れなかったので、今回は世界遺産を見ることにしました。 |
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聖ポール天主堂跡です。 |
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次は大炮台に行きました。 |
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大炮台 |
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リスボアホテルを攻撃? |
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マカオ博物館 |
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東方基金會會址 |
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聖安多尼教堂(聖アントニオ教会) マカオでのキリスト教布教の発祥の地 |
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モリソン礼拝堂 |
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モリソン礼拝堂内部 |
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モリソン礼拝堂内部です。 マカオの教会はカトリックが多いですが、ここはプロテスタントの教会なので地味です。 |
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公園? |
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韓国人? |
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これにてマカオ観光は終了。 マカオでは結局1時間半ほど(イミグレ通過待ち時間を入れても3時間ほど)の滞在でしたが、充実しました。 |
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12月30日午後1時。 マカオから再び中国の珠海へ。 ところが雨が降ってきたので珠海観光はせず、早めに広州にもどることにしました。 写真は珠海から広州へのバスの切符です。(2枚ありますが上の方です。下の切符は広州駅から空港までの切符です。) |
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広州には午後4時に到着しました。 まだ今夜のハノイ行きの便の出発まで時間があったので、市内観光(特に何もありませんが・・・)をしました。 写真は中山記念堂です。 広州では地下鉄で移動して観光しました。 地下鉄に乗って観光地に行く、というより地下鉄に乗ったついでに観光地にも行った。という感じになってしまいましたが・・・ |
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つぎに越秀公園に行きました。 有名な?五羊石像です。記念撮影。 |
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広州観光は2時間で終了しました。 バスで広州空港行きました。 午後7時前に空港に到着。 写真は広州空港です。 |
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午後8時半のベトナム航空でハノイに向かいます。 ベトナム行くのは初めてなので不安、というよりこの飛行機(フォッカー70のいうマイナー機種)が不安でした。 |
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機内食です。 パンにサラダに小さなハム・ソーセージそしてデザート? かなり質素です。 |
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ハノイ空港には少し送れて午後10時前に到着。 空港でMMさんと無事に合流しました。 そしてタクシーでMMさんが事前に予約してくれたヒルトンオペラホテルに行きました。 |
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ベトナムではMMさんとハノイ大教会やロンビエン橋を見学したり、MMさんの友人とホァンキエム湖畔で2010年のカウントダウンを迎えたりしましたが、MMさんがすでにこのBBSに載せてありますので、写真は省略してこの鉄道の写真だけ掲載します。 なんの意味のない鉄道ですが、この機関車は昆明に行って深い意味が出てきました。 |
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機関車。おそらく中国製でしょう。 |
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ロンビエン橋。 |
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この線路は、これから私が行く中国の昆明までつながっているのでしょうか? |
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ハノイでは2泊3日の滞在でしたが、MMさんやその友人のおかげで本当に有意義な旅が楽しめました。 カウントダウンが何もなかったのが唯一残念だったことです。 1月1日午後4時ハノイ空港に到着。私はこの日午後5時50分の飛行機で中国の昆明に向かいます。 MMさんもこの日タイのバンコクに行く予定でしたが、MMさんは午後8時に便にもかかわらず、一緒に空港まで来てくれました。 空港でベトナム最後の食事?パフェですが・・・ |
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昆明には午後8時半に到着しました。 ここから最終目的地の麗江を目指します。 地球の歩き方には鉄道は途中の大理までしかなく、そこからまたバスに乗り換えると書いてありましたが、実際には麗江までの鉄道が開通していて、麗江(麗江東駅)までの切符が買えました。 後からわかったことですが麗江までは2009年の秋に開通したとのことです。 なおこの鉄道は将来的にはシャングリラを通りチベットのラサまで伸ばす予定で、第2の青海鉄道を目指すらしいです。 写真は麗江東駅までの硬臥の切符です。 |
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この列車はオール2階建ての硬臥の列車(駅の掲示板には軟臥の席もありとあった)で、1階と2階それぞれに2段ベッドがあり、計4段の寝台列車です。 4段ベッドというのは世界でも稀なのではないでしょうか? |
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2階建ての列車なので車内に階段があります。 |
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1階のコンバートメントです。2段ベットです。 2階にも同じコンバートメントがあるので計4段になる計算です。 雰囲気は4人用の軟臥を小さくした感じです。 |
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麗江東駅には朝7時前に到着しました。 麗江は中国でもずっと西にあるので、まだ真っ暗でした。 駅を降りてもまだ新しい駅で駅前にはなにもなく、タクシーすらいませんでした。 すると小姐が宿を50元で案内するといって声をかけてきました。私はできれば今日にも麗江を出発し、昆明に戻りたかったので、宿に泊まるつもりはありませんでしたが、宿までワゴン車で連れて行ってくれること、宿に荷物をおいて観光できること、シャワー(お湯が出るか不安ですが・・・)もあびれること、仮眠も出来ること、他の普通の観光客もついていっていることを考えてついて行きました。 |
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宿は麗江中心部のすぐそばでした。 |
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ここが宿です。 シャワーもお湯がでました。 50元なら仮眠室兼荷物置き場兼シャワー代としてもまずまずの値段です。 日が完全に昇るまで9時近くまで仮眠をしました。 |
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麗江旧市街の街並みです。街の中には水路が数多く走っています。 |
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この麗江旧市街で世界文化遺産に登録されています。 |
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麗江旧市街 |
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麗江旧市街 |
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麗江旧市街 |
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麗江旧市街 |
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水車です。 |
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とりあえずここで記念撮影です。 |
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市の北には標高5596メートルの玉龍雪山があります。 |
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なおこの麗江旧市街の標高は2400メートルです。 |
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玉龍雪山のズーム写真です。 |
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麗江は少数民族のナシ族の王都であり、現在でもナシ族の人々が多く居住しています。 |
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ナシ族の踊り |
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ナシ族は象形文字でもあるトンパ文字を持っています。 |
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商店の看板にもトンパ文字が見られます。 |
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観光用の馬 |
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この麗江は高倉健の主演映画「単騎、千里を走る(中国語題は千里走単騎)」の舞台になったところで、こんな店もありました。 |
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旧市街の中心である四方街です。 |
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ここでは旅情を出すために、銀行まで昔風になっています。 |
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観光案内の液晶ディスプレイも凝っています。 |
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セクシー? |
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麗江旧市街観光は12時過ぎに終了しました。 本来ならば麗江の郊外にも景色のいい場所がいくつかあり、観光したかったのですが、寒いのと空気が薄いので早めに昆明に戻ることにしました。 写真は麗江旧市街から麗江空港にバスで行く途中の風景です。 |
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麗江空港には午後1時過ぎに到着しました。 |
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午後2時15分の上海航空で昆明にもどります。 いちおう麗江観光を無事に終了したことで今回の旅行の当初の目的は達成できました。 |
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上海航空の機内食です。 |
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昆明には1月2日午後3時に到着しました。 昆明は歴史のある町で、古い寺や博物館もありますが、別に中国のどこの都市にもあるようなものなので今回はパスして、昆明北駅に向かいました。 昆明には昆明駅と昆明北駅がありますが、この昆明北駅は中国でも珍しい1メートルの幅の線路(メーターゲージ)専用の駅です。 かつてはこの昆明北駅よりベトナムのハノイまで直通列車が出ていましたが、沿線の崩落の危険性などのため、2003年より貨物運行のみとなっています。 写真は昆明北駅です。 なお、旅客運送を廃止してしまったため、駅舎は現在は雲南鉄道博物館となっています。 |
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博物館の入場料は10元です。 雲南省の鉄道の地図です。 赤い路線が標準軌の線路で、黒い路線がメーターゲージの線路です。 |
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昆明近郊の路線図です。標準軌とメーターゲージの路線が複雑に入り組んでいます。 |
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昆明郊外の路線図の代わりに別の写真を掲載してしまったので訂正します。 |
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この鉄道博物館では昆明とハノイを結ぶメーターゲージの路線(昆河線)が山岳路線であり、いかに工事が大変だったのかを、当時の設計図や写真と模型などで説明しています。 |
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ちなみにフランスの技術で作られたようです。 |
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ちなみにこの2日前にハノイで見たロンビエン橋もフランスの技術(エッフェル塔のエッフェルが設計)で作られたことを考えると、考え深いものがあります。 |
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車両館です。 |
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レールバス |
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これは戦前に日本から運ばれた9600形機関車です。 この昆明でKD55型と名前を変えて戦後もしばらく走り続けたそうな・・・ |
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日本の川崎造船製造と書かれています。 |
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これは2006年まで現役だった機関車です。 もう少し早くここに来れれば現役の姿が見れたのかと思うとちょっと寂しいです。 |
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これはナローゲージの機関車です。 この昆河線は基本的にはメーターゲージの路線ですが、支線にはさらに細いナローゲージ(610メートル)の区間もあり、そこで1991年まで現役で走り続けたようです。 |
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客車です。 |
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内部写真です。 |
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客車です |
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内部写真です。 ナローゲージなので狭いです。 |
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これがナローゲージの客車の車内です。 |
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ナローゲージの貨物車です。 |
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この後、昆明北駅の構内に列車が止まっていたので見学させてもらうことにしました。 |
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写真を撮っているカップルがいました。 中国にもテツ子がいるようです。 |
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駅員との交渉の結果、駅の見学はもちろん、郊外の石咀駅まで試乗させてもらえることになりました。 |
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構内で写真を撮っていたテツオタのカップルは車内でもおおはしゃぎでした。 こんなテツ子を見るのは初めてです。 |
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切符です。 この列車は列車番号が付いているようですが(8867次と8868次)基本的には職員の通勤列車のようです。 昆明北駅の出発時間が4時半で、石咀駅には5時に到着、再び5時半に昆明北駅に戻ってくるスケジュールからみても、普段はちょうど石咀駅で仕事の終わった職員を昆明に乗せて戻って来るための列車と思われます。 いずれにせよ普段は一般の客は乗れない列車だと思われます。 |
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石咀駅には5時に到着しました。 ここで仕事を終えた人が大量に乗り込んで来るのかと思いきや、今日は土曜日(しかも1月2日で新年の翌日)でほとんど人は乗ってきませんでした。 |
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昆河線の車窓から・・・ 昆明北駅には5時半に戻って来ました。 |
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この日は昆明北駅近くの198元のホテルに泊まりました。 昆明は単なる通過地点と考えていましたが、鉄道博物館見学やメーターゲージの列車に乗ったりといろいろ充実しました。 |
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次の日(1月3日)は朝8時20分の飛行機でアモイに戻りました。 航空会社は中国東方航空で1690元もしました。 |
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アモイには予定より1時間遅れの11時半に到着しました。 ホテルはマルコポーロホテルにしました。 798元もしました。 |
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フロントは豪華でしたが、フロントのスタッフが全員座っていました。 フロントが座って業務をしているホテルに行くのは2006年末の台湾の高雄以来でしたが、まあここアモイは台湾から最も近い中国なので、この地域独自の風習なのだろうと考え納得するしかありません。 |
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部屋の写真です。 |
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この日は胡里山砲台を見学しました。 |
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ドイツ製の大砲です。 砲口の直径は28センチ、 砲身の全長は14メートル。 射程距離が6400メートル。 |
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この日は胡里山砲台だけ見学してすぐホテルに戻る予定でしたが、帰りにアモイ駅から港までの引込み線の跡(廃線)を発見しました。 もう使われなくなった踏み切りの警報機にノスタルジックな雰囲気が感じれれます。もしかしたら私だけかも知れませんが・・・ |
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廃線マニアとしてはこの線路がどこまで続いているのか確かめたくなり、しばらく跡地を歩くことにしました。 |
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アスファルトの部分がなくなりここで終わりか・・・ |
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と思ったらまた線路が現れました。 |
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線路はまだ続いてカフェの店先となっていました。 |
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それにしても、このカフェすごいですね。 コーヒーを飲みながら廃線跡を眺める・・・ 廃線マニアにとってはたまらない店ですね。 |
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線路はさらに続いて・・・ |
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港に出ましたが、ここで廃線の上に店(スーパー)が出来てしまいした。 |
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でもスーパーを通り越したら、また線路の跡が現れました。 隣の半分廃墟化したビルは、港のターミナルビルの跡でしょうか? |
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さらに港のターミナルビルを過ぎると売店になっていて・・・ |
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この売店のベンチのところで終了のようです。 |
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結局廃線跡は1時間近く歩いてしまいました。 |
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せっかく港の方まで来たので、コロンス島を眺めることにしました。 |
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この日(1月3日)は結局いろいろと観光してしまいました。 ホテルは午後3時過ぎに出て、戻ってきたのが夜の7時過ぎになってしまいました。 ホテルでゆっくりするためにわざわざ高い金を払ったのにちょっともったいなかった気もします。 |
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最終日となりました。 最後にコロンス島にいってみることにしました。 |
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とりあえずピアノに興味があったのでピアノ博物館に行きました。 |
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日光岩も見たかったのですが、高いところに登るのは疲れるのでやめました。とりあえず下から写真撮影。 |
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コロンス島見学は約1時間で終了。 |
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ホテルに戻ってきてチェックアウト後、ホテルの無料送迎バスでアモイ空港まで行きました。 帰りの便もボーイング737でした。 |
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今回の日程です。 今回の目的はまだ行ったことのなかった中国のアモイを観光し、広州を経由してベトナムのハノイ行き、カウントダウンを迎え、中国の昆明を経由世界遺産の麗江に行くことでしたが、時間に余裕ができたため、マカオにも行けたこと、単なる通過都市に過ぎないと思っていた昆明でメーターゲージの列車にのったりと終始充実していたと思います。 この他にもハノイでは鉄道橋をみたり、開通したばかりの昆明から麗江までの寝台列車に乗ったり、昆明では鉄道博物館に行ったりと、テツ分の高い旅行になったとも思います。 あと今回はMMさんやその友人のおかげで久しぶりに食事も困らない旅行になりました。お礼申し上げます。 唯一残念だったのがハノイでのカウントダウンが何もなかったことですが、これは仕方のないことです。 |
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