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カリブ海の独立国をめぐる④(アンティルから南米へ)

0001. まえだまさとし 2010/11/13_10:19:42
photo1 現在グレナダでこれからトリニダード・トバゴを経て南米へへ向かいます。
ここまでの移動ルートと今後を記した地図です。
スリナムまでは確定していますが、その先の予定は分かりません。地図はあくまで予定です。
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0002. まえだまさとし 2010/11/13_10:26:03
photo1 【11月11日(木)】

バルバドスからグレナダに入りました。

 空港からはミニバスがあると聞いていた。しかし到着客がいないのにバスがあるわけがない。

 空港から敷地の外へ歩いて出ようとしたら後ろから乗り合いミニバスがやって来た。しかし客が誰も乗っておらず値段は20EC$(600円)とか言ってきた。

おそらくルートを外れて白タクになって誰かをここまで送ってきた帰りなのだろう。タクシーよりは安くて宿まで直行してくれるみたいなので妥協することにした。
photo2 グレナダの首都はセントジョージズ。ここも国名がスペイン語にもかかわらず公用語は英語だ。イギリスの支配下に入る前はフランスの植民地だった時代もある。

 宿は首都に行く途中のラグーンという地区にあるガイドブックに載っていた宿で「LAZY LAGOON」。1泊30ドル。
photo3 離れのバンガローで蚊帳やキッチンお湯シャワーなど設備は充実している。1泊しかできないのが残念だ。



宿の隣はスーパーマーケットになっている。
photo4 浴室の水回りは少し凝っていておもしろい。

しかし部屋がジャングルの中にあるので夜は無視が多そうだ。部屋の中に鳥が入ってきたりする。

0003. まえだまさとし 2010/11/13_10:29:05
photo1 宿から首都へはミニバスが頻繁に出ていて便利だ。料金は2.50EC$でセントルシアやセントビンセントに比べかなり割高だ。

 グレナダの首都はセントジョージズ。

 セントジョージズの街は今までのカリブ海諸国の首都で一番インパクトを感じた。
photo2 この街は高台になっている山によって分け隔てられた街を小さなトンネルが結んでいたりと変化に富んだ地形をしている。
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0004. まえだまさとし 2010/11/13_10:33:06
photo1 そして古い町並みと急な坂道を上った先に見える教会。今までのイギリス風の木造家屋とは雰囲気が違うのはフランス植民地時代の影響もあるのかもしれない。

石造りの建物が多いように感じる。
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photo3 とにかくこの街は次の角を曲がったらどんな風景に出会えるのだろうかとわくわく感を感じる事ができる。

ここまで町歩きを楽しめる場所はカリブ海の首都にはなかったように思う。まさかグレナダの首都がこんなに興味深い町並みだとは思わなかった。この国の情報はあまりにも少なすぎる。
photo4 この国にもクルーズ船が停泊している。町中には欧米人観光客の姿が多く、街の雰囲気がリゾート地のような感じになっている。

グレナダは酔っぱらいが多くて治安が悪いと聞いていたのであまりにもかけ離れた街の明るい雰囲気に情報は当てにならないと思い知らされた。

またこの国はアメリカ軍のグレナダ侵攻など交際情勢でもいいイメージはなかった。
そんなこの国に対する考えが覆された。

0005. まえだまさとし 2010/11/13_10:34:59
photo1 町中では廃墟になった教会を見ることができた。
photo2 この教会は屋根が抜け落ちているがちゃんと現役で礼拝堂が設けられていた。
photo3 こちらは完全に廃墟だ。
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0006. まえだまさとし 2010/11/13_10:37:49
photo1 坂の多いセントジョージズ。
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0007. まえだまさとし 2010/11/13_10:41:28
photo1 要塞に上ってみた。
photo2 港を見下ろすとクルーズ船。

セントジョージの街の規模に不釣り合いで模型の船を見ている感じで不思議な気分になる。
photo3 セントジョージズの町並み。
photo4 そして夕日の前をゆくヨット。

0008. まえだまさとし 2010/11/13_11:11:23
photo1 【11月12日(金)】

 グレナダで迎えた朝。早めに空港へ向かうことにした。ミニバスで空港に行きたいからだ。しかし早めに行こうとするとすぐにミニバスは来た。
 頻繁に走っている1番のバスが空港まで行ってくれ10EC$(通常2.5EC$)と多少割高になる。
 結局昨日の空港からのミニバスはぼられていたのだ。面倒だから1ドル以下を切り上げられたりすることはあるが、目に見えるボられ方は今回初めてだ。
 グレナダ空港のチェックインカウンターはエアコンが効いて快適だ。近代的なバルバドスでさえオープンエアだった。
photo2 グレナダの空港の外にあった灯台のオブジェ。
photo3  さて最後の砦であるトリニダード・トバゴへの移動だ。しかし不安がついて回る。実はこの国は48時間以内のトランジットの場合ビザはいらないという情報を得ている。しかし未確認情報で今ひとつ信憑性に欠けるものだ。でもここまで来たので一か八かビザなしで強行突入することにした。トリニダードからの出国航空券も準備している。
 しかしチェックインの際、予想通りトリニダード・トバゴのビザがないことを指摘され、冷や汗が出てきた。僕は「48時間以上の乗り継ぎはビザが必要ない」と説明した。しかしこういう場所ではそのような説明は意味がないことはよく分かっている。
photo4  チェックインカウンターの係員は黙ったまま奥の部屋に消えて行った。
「入国できなかったら空港で寝るから問題ない」と別の言い分も考えた。また時点で翌日出発予定のトリニダードから先のパラマリボの航空券を今夜発に変更することも考えた。ここまでカリブ海のすべての国を訪問できたが、トリニダードトバゴだけは訪問できないかもしれないと思いがあり、ここまでビザ取得のチャンスはなかったのでそうなっても仕方ないと思っていた。なのでどういう結果になっても受け入れる覚悟はできている。

0009. まえだまさとし 2010/11/13_11:18:11
photo1  結果としてグレナダのチェックインカウンターの人は融通が利く人でよかった。係の人はその場でトリニダード・トバゴの入国管理に連絡を取ってくれたらしく、60米ドルでビザが発給されるからトリニダードに到着したらモハメドという人にコンタクトを取るよう言われた。そして搭乗券が発券された。
 トリニダードに到着すれば入国は確実に許可されるという安心感があったので搭乗券が発券されたときは一気に肩の荷が下りた気分になった。。
photo2 そんなわけで無事グレナダを出国できトリニダード・トバゴに向かいことになった。写真はグレナダの空港ターミナルビル。
photo3  30分ほどでトリニダード・トバゴに着陸態勢に入った。地上にはフリーウェイが張り巡られている。
photo4 そして到着したのは近代的な空港ターミナルビルだ。

0010. まえだまさとし 2010/11/13_11:20:40
photo1  さて入国審査だが挨拶のあと二言目にモハメドさんに会いたいと係員に話した。入国審査官は当然理由を聞いてきたので「今朝グレナダからビザのことでモハメドさんと連絡を取り、トランジットビザの許可が出ている」と話した。

 すると入国審査官はモハメドさんのことは関係なく、トランジットビザは出すことができると言ってきた。しかも60米ドルと言われていたのが無料とのこと。結果としてトランジット入国の場合はビザはいらないらしい。別にモハメドさんを通さなくても入国は問題なかったようだ。にもかかわらず周知が航空会社等に伝わっていないのが不可解でしかたない。
photo2  トリニダードトバゴは長期旅行者にとってビザがネックで避けられることが多い。実際空港で観光ビザが取れるという話も聞いたことがある。にもかかわらず航空会社には事前取得が義務づけられていると周知されているのが納得できない。

 問題はどうすればトリニダードへ向かう飛行機にチェックインできるかということだろうか。トリニダードトバゴは今後も面倒な国であり続けるのだろう。

 そんなわけでこの出発直後からずっと悩み続けたトリニダードトバゴにあっさり入国することができた。
 
photo3 ビザが無料になって60ドルが浮いたからといって油断はできない。市内へはタクシーは使わずバスで出たいのだ。しかしバスはないらしい。正確には2時間後の午後4時までないらしい。タクシーは市内まで30ドル。2時間待つか30ドル払うかの判断は1泊しかしないことを考えると一刻も早くタクシーで市内へ出る方が賢明だろう。
photo4  空港から首都ポートオブスペインまでは高速道路がで整備されている。

0011. まえだまさとし 2010/11/13_11:22:47
photo1 首都に近づくと近代的な高層ビル群が見えてきた。
photo2 このようなオフィスビルをカリブ諸国で見るのはプエルトリコを含めて初めてだ。トリニダードがカリブ海で最大のビジネスタウンだという現れでもある。
photo3  ポートオブスペインでの宿はヴィクトリアスクエアに面した「ポールズ・ゲストハウス
」。シャワートイレ共同でWi−Fiは無料。値段は20ドルと手頃だ。
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0012. まえだまさとし 2010/11/13_11:26:16
photo1  ポートオブスペインはいったいどんな町なのか。ダウンタウンの方に名所的なものは教会ぐらいしかない。

写真はカテドラル。
photo2 人種は今まで通りアフリカ系が目立つがインド人もかなり多い。しかしアフリカ人とインド人の混血は分かりづらく、結局は髪の毛が縮れているかそうでないかということで人種を判断するしかない。とにかくここは人種のるつぼだ。
photo3 果物屋台。
photo4 町の繁華街はエアコンの効いたショッピングモールも多く都会を感じる。しかしジメジメした気候と人通りの多さでむさ苦しく感じる町でもある。

0013. まえだまさとし 2010/11/13_11:33:23
photo1 中央バスターミナルにかつて鉄道が走っていたらしく蒸気機関車が展示されていた。
photo2 朝から何も食べていないのでインド料理のカレーを探したがなかなか見つからない。食事する場所はファーストフードばかりでどこも混んでいる。

 この国は他のカリブ諸国同様、食がそれほど豊かではないようだ。中華料理はよく見かけるがインド料理は見あたらない。というかインドのお香やインドを感じさせるものが町にない。

 この街のインド人はアフリカ人のように南米へ連れてこられたとき文化も置き忘れてきたのだろうか。
photo3  なんとか見つけたインド人経営のカレー屋もどことなくジャマイカなどで食べたカリブ風のカレーで本場の味ではなかった。
27トリニダード・トバゴ・ドル(350円)。
photo4 近代的なビルの中に建つロザリー教会。

 それにしてもポートオブスペインのダウンタウンを一通り歩き回ったが、歴史を感じる名所が少ないように思う。食も乏しいとなるとこの国はいったい何がいいのか。苦労して入国した割にはいまいち特徴がない国だ。

0014. まえだまさとし 2010/11/14_09:28:19
photo1 【11月13日(土)】

 トリニダード・トバゴの産業は石油に依存し、カリブ海諸国では最も裕福で一人あたりの所得が最も高い国となっている。
 そんなポートオブスペインで迎えた朝。今日は土曜日で町から人通りが少なくなる。この国の歴史を感じることができる建物が近郊の公園に立ち並んでいる場所がある。おそらくこの街最大の見所だ。
その名も「壮麗なる7軒」(THE MAGNIFICENT SEVEN)。
その7軒とは南からクィーンズ・ロイヤル・カレッジ、裁判所、ミズル・フラーズ、ルーマ、ローマカトリック大司教邸、ホワイトホール、ストール・メイヤー邸となっている。
photo2 「クイーンズ・ロイヤル・カレッジ」
photo3 「裁判所」
photo4 「ミズル・フラーズ」

0015. まえだまさとし 2010/11/14_09:35:27
photo1 「ルーマ」
photo2 「ローマカトリック大司教邸」
photo3 「ホワイトホール」
photo4 「ストール・メイヤー邸」

0016. まえだまさとし 2010/11/14_09:36:58
photo1  しかし壮麗という表現に対する名前負けぶりがすごい。ここにある館は大半が廃墟と化した空き家でお化け屋敷だ。

 確かに植民地時代の建物だが他の国に行けば町中にたくさんあるような建物だ。それだけトリニダード・トバゴには古い建物が残っていないということだろう。
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0017. まえだまさとし 2010/11/14_09:39:59
photo1  他に行く場所もなく午後は動物園に行ってみた。
入場料は20トリニダード・トバゴドル(260円)。地球の歩き方には4トリニダードトバゴドルと書かれていたが意味が分からない。
 トリニダード島は生態系は南米に属している。飼育されている動物はアマゾンなどが原産のものが多い。
photo2 フクロウ。
photo3 クジャク
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0018. まえだまさとし 2010/11/14_09:42:49
photo1 鳥や魚、蛇など爬虫類からクモなども展示されていてなかなか見応えのある内容だ。
photo2 いろんな亀が一緒に飼育されている。
photo3 巨大なリクガメ
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0019. まえだまさとし 2010/11/14_09:45:47
photo1 ブラジルに生息する「カピバラ」という世界最大のネズミがいた。
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0020. まえだまさとし 2010/11/14_09:57:29
photo1 動物を見に来たつもりだったが個人的にはここに見学に来ているインド人に興味がいってしまう。
 トリニダード島では人口の6割がインド人だと言われている。大半はサトウキビ栽培のプランテーションの労働力として連れてこられた労働者の子孫だ。

 本国インドから遙か離れた南米の地に根付いて生活しているインド人。今ではこの国の経済を握って富裕層も多い。
photo2  ヘビや虎の赤ちゃんより、ヘビを首に巻いたり虎の赤ちゃんを見てはしゃいでいるインド人を僕は見学している。ここにいると動物を見に来ているのか人間を見に来ているのか分からなくなる。
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0021. まえだまさとし 2010/11/14_10:00:26
photo1  遅めの昼食は「カウヒールスープ」をいうのを食べることにした。

名の通り「牛のかかと」(牛足)のスープだ。

値段は25$(1$=13円)
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photo3 ジャガイモやバナナを入れて煮込んだもので韓国料理のカムジャタンのようなコクがある。

 牛のかかとは豚足のような感じでコラーゲンたっぷりだ。トリニダード料理でこれだけは食べておきたかった。
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0022. まえだまさとし 2010/11/14_10:06:49
photo1  宿に戻り出発の準備をした。

 今日は土曜日で町を歩いても閉まっている店が多い。スリナムへの出発便は夜遅いが、早めに空港に行った方がいいかもしれない。結局タクシーで行かなければならないのか悩んでいたら宿の人は乗り合いのミニバスで空港には簡単に行けると言っている。この国では乗り合いバスのことは「マキシタクシー」と呼ばれている。でもどうも信頼できない。そもそもこの街で乗り合いタクシーなど走っているのをほとんど見ない。
photo2 するとどうやら外観は普通に乗用車でナンバーが「H」で始まる車が乗り合いタクシーとのことだ。

 これがまたややこしい。少し心配なのでやはり早く宿を出発することにした。

 宿の近くのガソリンスタンドの前を町の中心の独立広場まで行くマキシタクシーが頻繁に通りとのことだ。とはいえいざナンバーが「H」から始まる車に手を挙げてもまったく停まってくれない。

 本当に「H」がタクシーなのか心配になっていたら一台の車が停まってくれた。
photo3  そして値段は4トリニダード・トバゴドル(52円)と本当に破格だ。
photo4  マキシタクシーで独立広場まで向かうことができ、そこから中央バスターミナルにあたる「シティーゲート」まで歩くことになる。

0023. まえだまさとし 2010/11/14_10:11:33
photo1  宿の人はシティーゲートから空港の近くまでマキシタクシーが出ていると言っていた。
 
 でも実は昨日このバスターミナルで空港へのバスはあるのか聞いたら平日のみ1日4本しかないという答えが返ってきたのだ。マキシタクシーの話などいっさい出てこなかった。だから土曜日の今日は空港へはタクシーで行くしかないと思っていたのだ。
photo2 昨日親切にこんな紙までもらっているのでバスはないと思ってしまう。
photo3  通行人に聞いたら中央バスターミナルの隣にマキシタクシー専用のターミナルがあり、ここから空港近くの幹線道路まで行くマキシタクシーが出ていることが分かった。
photo4  空港へ向かうマキシタクシーはちゃんとしたワゴン車だった。

 人が集まり次第の出発ですぐに出発すると事だった。値段は6トリニダード・トバゴドル(78円)。

0024. まえだまさとし 2010/11/14_10:19:25
photo1 マキシタクシーはフリーウェイを通らず一般道を走り、空港近くの幹線道路でマキシタクシーを降りることになった。

幹線道路からは1キロほど歩くことになったが、この区間もマキシタクシーが走っている。
photo2  でも僕は歩いて空港に向かうことにした。結果として宿から10トリニダードトバゴドル(130円)で空港に来ることができた。
 そんなわけで近代的なトリニダードの空港に徒歩で到着。

これから向かうのは南米のスリナムでカリビアン航空を利用することになる。
photo3 マキシタクシーで空港まで来られたのでお金がだいぶ余った。トリニダードの「Carib」というビールを飲んでみた。有名らしいので。15TT$(165円).

余ったお金で夕食を食べることにした。場所は限られKFCだ。
photo4 出発ロビーに展示されていたスチールドラム。スチールドラムはトリニダード・トバゴが発祥でライブなど時間があれば見に行きたかったが短期滞在では無理だった。

この写真で我慢することにした。

0025. まえだまさとし 2010/11/15_09:57:31
photo1  パラマリボ行きの出発は22時15分だ。いままでLIAT航空のプロペラ機ばかりだったが久々のジェット機となる。所要時間は1時間半だ。スリナムとは1時間の時差がある。
photo2  ところでなぜトリニダード・トバゴから一番近いガイアナではなく、スリナムへ飛ぶのかというと単に航空運賃が安かっただけだ。カリビアン航空利用でどういうわけかガイアナより遠いスリナムの方が50ドル以上安かったのだ。最終的にガイアナからバスでブラジルに入る予定なので結果としてガイアナ訪問が二度手間にならずにすんでよかった。


 カリビアン航空はジュースのみのサービスでスリナムには現地時間の深夜1時前に到着した。
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0026. まえだまさとし 2010/11/15_10:03:13
photo1 【11月14日(日)】

 いよいよ南米に降り立った。
ここはギアナ三国の真ん中に位置するスリナムという国だ。
 深夜ということもあるが外は蒸し暑さはなく、ずいぶん涼しく感じた。
 入国審査は形式的なもので観光か旅行か聞かれただけだ。スリナムのパラマリボの空港は案外近代的で観光に力を入れている感じだ。
 とりあえずこの空港の出発ロビーで朝まで過ごしてから町に出ることになる。今からタクシーで宿に行っても一泊が無駄になる。また明日の朝ならバスがあるかもしれない。
photo2  ターミナルビルの前の公園になった場所の茂みの陰に寝る場所を見つけて、寝袋にくるまって横になったのが深夜2時頃だった。

4時前には周辺が慌ただしくなってきたのでゆっくり眠れず、ターミナルビルも開放されたので中に入ることにした。7時頃に出発する便があり、その客が空港にやってきているのだ。この便の客が片づくと再び空港内は静かになった。
photo3  7時前に空が明るくなってきたので空港を出ることにした。空港前の道路で待っていればパラマリボへ行くバスが来るとのことだ。しかし今日は日曜日。バスがスムーズに来るとは思えない。ヒッチハイクや空港に誰かを送ってきたタクシーで安く町へ出ることも考えた。パラマリボまでは48キロもある。土地が余っていそうなのになぜこんなに遠くに空港を作るのか理解ができない。


 道路で通過する車を待ったが、バスはおろか乗用車もろくに通らない有様だ。
photo4 そんな中、10分ほどしたら信じられないことにマイクロバスがやってきた。自分の目を疑ったがこれでパラマリボへ安く出られる。スリナム現地通貨は持っていないのでバスに乗っていた乗客に10ドルを両替してもらい、僕のバス代はその人に出してもらって20スリナムドルを返金してもらった。10米ドルは28スリナムドルらしいのでバスには8スリナムドル(240円)で乗れたことになる。

0027. まえだまさとし 2010/11/15_10:05:19
photo1  パラマリボへ続く沿道は中国人の商店が多く目に付く。商店のほとんどが中国人の店といってもいいくらいの多さだ。またバスにはマレー系の顔立ちをした人たちが頻繁に乗ってくる。オランダが植民地にしていたインドネシアからの移民もこの国の人口のかなりの比率を占める。インド人も黒人もいるのでまさにこの国は人種のるつぼだ。道端に中国人やインドネシア人がいたりすると南米にいることをふと忘れてしまう。
 またこの国の言葉はオランダ語に近い言語を話し、まったく理解できない。英語は思ったより通じるが今までの国のようにはいかない。
photo2 パラマリボへ向かう道路は二輪車専用の測道のようなものがあり、オランダの影響なのだろうか。
photo3 目の前をガンジーがデザインされたバスが行く。
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0028. まえだまさとし 2010/11/15_10:09:20
photo1  パラマリボの中心部に到着した。
バスは走り去ってゆく。
photo2 パラマリボは今回の旅行で最も興味深い首都の一つだが今日はこのままフランス領ギアナへ向かう。また明日戻ってくるので今日は素通りするだけだ。
photo3 町中は至る所に漢字の表記があり、南米にいる気がしない。

ここで朝食とコーヒーを購入した。
photo4 川に面した大通りにバス乗り場があり、ここからギアナ国境のアルビナへ向かうシェアタクシーが出ている。ちょうど僕が最後の客でするに出発することになった。

出発してすぐにスリナム側に架かる橋を渡る。

0029. まえだまさとし 2010/11/15_10:10:31
photo1  しかしこのシェアタクシーは寄り道が多い。朝食を買ったり果物を買ったりしょっちゅう停車する。なんかアフリカの移動を思い出す。


 200キロに満たない距離を3時間以上かかったのが納得いかない。途中は大半は舗装されていたが未舗装の部分も多い。またシェアタクシーにはかなりぼったくられたかもしれない。相場がわからず15ユーロも払ってしまった。ちなみに言い値は20ユーロだった。

 スリナムでは他の南米の交通機関ではあまりないぼったくりに注意が必要だ。悪いところまでインドネシアに似ている気がする。
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0030. まえだまさとし 2010/11/15_10:12:43
photo1  正午に国境の町であるアルビナに到着した。
 同じ車の人たちはそのまま出国審査を受けずに対岸のフランス領に向かうようだ。もしかしたら僕も明日戻るので手続きは必要ないのかもしれない。でも不安なので念のためイミグレーションへ行くことにした。港にあった警察で場所を聞いたら警察の車で国境事務所まで連れて行ってもらった。少し町から離れていたのだ。
photo2 でもこの建物の裏からもフランス領へ向かう船が出ていたのですぐに対岸へ向かうことができた。対岸までの値段は15スリナムドル(450円)。
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photo4 船の船頭。いざフランス領ギアナへ。

0031. まえだまさとし 2010/11/15_10:15:13
photo1  フランス側でもイミグレーションのある港に付けてもらえた。ここでフランス領ギアなの入国手続きを済ませスタンプが押された。フランスのスタンプではなく、ギアナ独自のものだ。
photo2  到着したのはギアナのサンローラン・ドゥ・マロニという町だ。
 ギアナの首都はカイエンヌでサンローラン・ドゥ・マロニはギアナで第二の都市になる。
 しかし到着したのは町はずれだったらしく、ずいぶん寂しい町だ。おまけに雨が降ってきた。結局スクーターをヒッチハイクして町の中心部まで出られることができた。

 フランス海外県だがここの住民はフランス人ではなくカリブ海の住民のノリで大丈夫のようだ。。
photo3  フランス領ギアナはかつてフランスの流刑地で島流しになった囚人が収容されていた場所だ。とはいえ今ではちゃんとしたフランスの海外県として住民には市民権がある。しかしここはフランスにしては荒廃した町並みが広がっている。サンマルティンのようにインフラがきれいに整備されていると思っていた。ギアナは観光地ではないのでインフラは後回しというわけだろうか。ギアナの第一印象はスリナムとたいして変わらないということだ。首都カイエンヌはわからないが、サンローラン・ドゥ・マロニを見ている限り、建物や通りの標識、路面の状態など老朽化はかなりひどい。銀行などの建物も古くとてもフランスだとは思えないボロさだ。
photo4  植民地時代の建物など古い家屋は手入れされているものも多いが、廃墟のような建物が足を引っ張っている。日曜ということもあるがスリナムに比べ人通りがなく、空き地の多さが一層殺風景な町並みを作り出しているといえる。
 通貨はユーロで物価だけは高い。こんなところに一泊もするのかと後悔してしまう。日帰りで来ればよかったがもう手遅れだ。

0032. まえだまさとし 2010/11/15_10:18:02
photo1  町中の商店はほとんどが中国人経営。
photo2 今夜泊まることになった「スターホテル」という宿も中国人経営で東南アジアにありがちな旅社風の宿だ。ただお湯やエアコン、テレビが付いているとはいえ55ユーロもする。インターネットは無料で使えるらしい。
photo3 旅社風の内部。
photo4 宿にはプールがある。

0033. まえだまさとし 2010/11/15_10:20:25
photo1  この街では中国人の商店だけ開いているが、食事をする場所もほとんどない。今泊まっている宿のレストランともう1軒中華料理屋を見つけたが何ともわびしい町だ。


 昨夜寝てないので何もない町の方が休養にはいいとはいえるが、それにしてもフランス領ギアナにはがっかりだ。明日の朝にはスリナムに戻ろう。
photo2 サンローレンの町並み。
photo3 町の中心部にはきれいな建物もある。
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0034. まえだまさとし 2010/11/15_10:23:04
photo1  夕方、かつて島流しにあった罪人たちを収容する施設が町の中心の港の横に残っている。「トランスポーテイション・キャンプ」という名で輸送された人のキャンプという意味だろうか。
photo2 どことなくアウシュビッツ収容所を思わせる塀の内部の収容施設は改修され、一部は事務所などに使われていたりする。
photo3 当時のままの状態で残っている建物も多い。内部には囚人を鎖でつなぐための留め金が残されていて少し生々しい。改修されていない建物の階段などは崩れそうになっているので二階に上がるのは危険だ。
photo4 塀の外から

0035. まえだまさとし 2010/11/15_10:24:52
photo1  収容所の横は港になっていてのどかな風景が広がっている。

 対岸はスリナムだ。川の中には座礁した船の残骸が放置されている。
photo2 沖合に島があるなと思ったら大型の座礁船だった。船から木が生えていたので島に見えてしまったが、ちょっと興味深い光景だ。
photo3  夕食は昼に比べ、営業している店が増えたように思う。ピザの店なども営業しているが、結局選択枠は中華料理しかない。
photo4 ここで注文したチキン照り焼きのチャーハンがうまかった。カリブ諸国のチャーハンは味付けが濃く、また具ににんじんや豆など訳のわからないものが入っていることが多くはっきり言っておいしくなかったのだ。でも今夜のチャーハンはうまかった。さすがにフランスの中華だ。これを食べられただけでフランス領ギアナに来た価値があったように思う。値段は5ユーロと我慢の範囲内だ。

0036. まえだまさとし 2010/11/20_00:17:05
photo1 【11月15日(月)】

 スリナムの首都パラマリボに今日の13時までに戻ることができれば、ブラジルビザが申請できる。

 しかし平日のサンローレンの街も見てみようと思い、朝、町を歩いてみたので出発が遅れてしまった。
photo2 平日のサン・ローレンの町は交通量が増え、商店が営業しているだけでこれといって面白みはなかった。8時過ぎホテルをチェックアウトして歩いてスリナムへの船が出る桟橋へ向かった。

 出国を手続きを済ませ、船に乗り込んだ。料金は15スリナムドルか4ユーロ。そのままスリナム側に到着し入国手続きを済ませた。スムーズにスリナムに戻ることができた。
photo3 ここまではスムーズだったのだが、ここからパラマリボまでの人が集まらずアルビナの町を出たのは11時前になってからだ。パラマリボの値段は昨日と同じ15ユーロでこれ以上は下がらなかったので適正料金なのだろう。それにしても高すぎる。
 タクシー運転手はかなり運転が荒く、パラマリボまでの所要時間は短くなりそうだが、ブラジルビザの申請は今日はあきらめることにした。

 しかしこの人が集まらないと出発しないというシステムがどうも僕は好きになれない。到着地で目的のホテルなどへ送ってくれるメリットはあるが、そんなことはしなくていいので人がいなくても時間通りに出発してもらいたい。アフリカからこのシステムに悩まされ、カリブ海諸国やギアナでも相変わらずだ。
photo4  パラマリボに到着したら午後1時半だ。すべての乗客を家まで送るのでさらに時間がかかる。それにしてもパラマリボの郊外は中国人だらけだ。僕は町の中心でおろしてもらい、歩いて町はずれの宿に向かった。

向かった先はアパートで旅行者を受け入れているかわからないが、泊まれればかなり安く済む。
住所は(20 MASSON Str)でスリナムを旅行した人から情報を得た宿だ。情報では住所はわからず、商店の裏の道を数十メートルなどという事しかわからなかったので少し迷ったが、目的の建物は見つかった。

 これが目的のアパート。

0037. まえだまさとし 2010/11/20_00:20:22
photo1 この宿は現地の住民が滞在している宿で管理人が英語を話すので話はスムーズに進む。簡素な部屋だが1泊40スリナムドル(1040円)で滞在できることになり、今までで一番安い宿となった。

昼間は住民が騒がしいが、夜になるとみんな働きに行ったのか静かになった。

 浴室はインドネシアのマンディルームみたいな水浴び方式。どこまでインドネシアなんだと思う。
photo2 パラマリボの町へ出た。この街はオランダ植民地時代の美しい町だ。世界遺産に登録され街はきれいに整備されつつある。
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0038. まえだまさとし 2010/11/20_00:22:13
photo1 一部の官庁街では工事は終了してモノトーンの美しい町並みが完成している。
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0039. まえだまさとし 2010/11/20_00:26:10
photo1 本来この国の建物はこんな感じで中心部を離れるとこのようなおんぼろの建物ばかりになる。
photo2 この街には立派なモスクがある。
photo3 その隣はユダヤ教徒のシナゴーグだ。
photo4 手前がシナゴーグで奥がモスク。

0040. まえだまさとし 2010/11/20_00:33:44
photo1  実はスリナムに関して認識不足だった。

 この国はけっこう生活水準は高いように思う。町もきれいでインフラもフランス領ギアナ並にしっかりしているし、町中に活気がある。

またマクドナルドがあるのには驚いた。カリブの独立国ではバハマとドミニカ共和国でしか見なかったのだ。マクドナルドがある国はまともな国だという基準の一つになる。また大型スーパーマーケットには物があふれている。外国からの輸入品ばかりで値段は高いがそれだけ需要があるということだろう。南米の僻地だと思っていたスリナムという国が案外進んでいたことに意外性を感じた。
photo2 この国は中国人は多いのでこのような建物もある。
photo3 この街は中心部も郊外も漢字にあふれている。
photo4 夕食はワンタンメンが美味かった。本場の味だ。

0041. まえだまさとし 2010/11/20_00:37:26
photo1 【11月16日(火)】

 失敗した。今日はスリナムの祝日らしい。

 ブラジル大使館へ行くため道路へ出たが、平日の朝なのに妙に交通量が少ないと思った。

そんな不安の中ブラジル大使館へタクシーで向かったが、大使館が開いてるはずはなかった。ゲートには今日は休みだという貼り紙が貼られていた。警備員に明日来るように言われた。仕方ない。出直すしかないようだ。
photo2  ブラジル大使館の場所は把握でき、次からは少し歩くがミニバスで来ることも可能になった。とはいえこの一日の遅れは大きく、本当にブラジルに行くかも改めて検討しなくてはならない。
photo3  町の中心部はほぼすべての店がシャッターを閉めている。もしかしたらこれから開く店もあるかもしれないが今日は町に活気はなさそうだ。


 バスの数も少なく、食事は屋台で済ますしかない。

 昨日も平日にしては開いている店が少なく感じていた。夕方ということでスリナムの人は仕事上がりがオランダ的で早いのかと思っていた。そのため人通りも少ないのかと思っていたが、昨日は日曜と火曜の祝日に挟まれていたため連休を取っていたということだろう。いずれにしても町が日常に戻るのは明日からということだ。
photo4

0042. まえだまさとし 2010/11/20_00:40:16
photo1 港の方へ行ってみた。

スリナム川に架かる大きな橋が見える。
photo2  宿周辺の中国人のスーパーやレストランは営業していて食事も取ることができる。

昼食で入ったレストランは量が多くテイクアウトにしてもらうことにした。
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0043. まえだまさとし 2010/11/20_00:43:11
photo1 【11月17日(水)】

 7時半にブラジル大使館に向かった。
photo2 ミニバスを乗り継ぐことになる。ここから8番のバスに乗ればブラジル大使館の近くまでいける。
photo3 測道はバイクが走れるようになっているのがマレーシアと同じだ。
photo4 8時には大使館は営業していた。内部はビザを申請するスリナム人で混み合っていた中、案内の人に番号札をもらい、簡単な質問を受け申請は話が進むのが早いと思った。

 しかししばらく待たされ今日はビザ発給の担当者がいないらしく、即日受け取りできるので明日改めて来てほしいといわれた。今日発給ができないならそれ以上文句も言えない。ブラジル大使館の担当者の印象も悪くないのでおとなしく帰ることにした。

 

0044. まえだまさとし 2010/11/20_00:48:42
photo1 【11月17日(水)】

7時半にブラジル大使館に向かった。
photo2 ミニバスを乗り継ぐことになる。ここから8番のバスに乗ればブラジル大使館の近くまでいける。
photo3 朝の通勤風景。道路は車やバイクが中心部に向かう。

測道はバイクが走れるようになっているのがマレーシアと同じだ。
photo4 8時には大使館は営業していた。内部はビザを申請するスリナム人で混み合っていた中、案内の人に番号札をもらい、簡単な質問を受け申請は話が進むのが早いと思った。

 しかししばらく待たされ今日はビザ発給の担当者がいないらしく、即日受け取りできるので明日改めて来てほしいといわれた。

勘弁してくれと思ったが、今日発給ができないならそれ以上文句も言えない。

ブラジル大使館の担当者の印象は悪くなく、おとなしく帰るしかない。

0045. まえだまさとし 2010/11/20_00:51:52
photo1  さてどうするか。このまま明日また申請に来るか考えたが、気持ち的にはもう待っていられない。

 ギアナから戻った日は仕方ないが、翌日は祝日、そして今日と三日間も時間を無駄にしている。

 帰国日が迫っているのが最大のネックだ。
photo2 最終的にアンティル諸島のアルバに行かなくてはならない。本来の目的であるエクアドルのキトまで行ってそこから空路でアルバかキュラソーに入る計画だったが、これは完全に無理があるのであきらめている。

コロンビアのボゴタまで行くのが関の山だ。


 最大の問題は週四便といわれるガイアナからブラジルに抜けるバスがちゃんと金曜日にあるのかということだ。明日ビザを受け取るとガイアナのジョージタウンに夕方着いてそのまま夜行バスに乗ることになる。バスがあればスムーズだが、ないと再び待ちぼうけを食らうことになる。
photo3 中国人排斥があったジョージタウンでの待機はパラマリボ以上に苦痛になるだろう。

 ガイアナにもブラジル大使館があるのでガイアナに行ってからブラジルのビザを申請する方法もある。ただ即日発給できなかったらアウトだ。いずれにしてもガイアナ到着後バスがあるか確認してからとなる。
photo4  あとはブラジルを経由して忙しい日程でベネズエラを通過してコロンビアに抜けることになるが、ここまでのようないい加減な国ではないので移動はスムーズなはずだ。

 しかし移動ばかりで観光はろくにできない可能性はある。唯一の問題点はベネズエラで日程が狂い、脱出できないと手持ちのドルがないので闇両替の盛んなこの国では脱出の際必要な航空券の購入がとんでもないことになる(カードを使用せざるを得ず公定レートで引き落とされる)。

0046. まえだまさとし 2010/11/20_00:57:04
photo1 今いるスリナムは旧オランダ領ということで同じオランダ領のアルバ・キュラソーとは関係が深く、直行便も飛んでいる。またそれらの航空券が安いように思う。

 席にも余裕がありそうなので最悪これを逃げ道にしたい。

 その場合がスリナムに戻ってくることになる。ガイアナからキュラソーに飛ぶ飛行機があればそれはそれで有効活用したい。いずれにしてもガイアナに明日移動しよう。
photo2  カリブ海の旅行は一度ハリケーンにも巻き込まれたが、結果として予定通り満足のゆくものになった。

 そのあとの南米は元々おまけみたいなものだったので無理することはないだろう。

 明日入国するガイアナは142カ国目の訪問国となり、南米でのみ訪問国は唯一エクアドルとなる。
photo3  ガイアナへ向かう乗り合いタクシーの予約に行くことにした。予約しておくと早朝宿まで迎えに来てくれるらしい。バス会社のカードをもらい電話で予約してもらうことにした。言葉に不安があるのでアパートの住人にお願いし、ミニバスは明日の朝4時半に迎えに来てくれるらしい。
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0047. まえだまさとし 2010/11/20_01:00:56
photo1 町の繁華街は現在大規模な工事が行われ、数年後にはこの街は大きく生まれ変わるだろう。

南米屈指の美しい街になるかもしれない。ただ場所が不便でアクセスが悪いのでどこまで観光客を受け入れられるのかは謎だ。
photo2 工事が完了した官庁街。
photo3 夜はアパートの住人の部屋でファミコンをした。25年前日本で流行ったゲームばかりだ。
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0048. まえだまさとし 2010/11/20_01:07:25
photo1 【11月18日(木)】

 4時半にミニバスが迎えに来た。時間に正確で感心だ。客を数名拾ったあと猛スピードでガイアナへ向かった。

 スリナム西部の道路は整備が終わっているようで完璧な舗装道路が続いていたので所要時間は距離の割に早い。
 国境の川にさしかかったのは9時前だ。
photo2 ここからガイアナへフェリーで渡ることになる。フランス領ギアナとは小舟が頻繁に行き来していたが、ガイアナとは1日1往復のフェリーがあるのみだ。


チケットを購入して税関、出国審査と続く。手続き自体はたいしたことがないのだが、人が集中するのでけっこう待たされることになる。もう少し頻繁に船が出てもいいような気もするがガイアナとスリナムとの交流はあまり盛んではないのかもしれない。出航待合室には免税店などもあり本格的だ。

10時半に船に乗り込んだ。
photo3 10時半にスリナム側のサウスドレインを出航した。
 対岸のガイアナまではけっこう離れているが、かすかに桟橋らしき影が確認できる。

船内は車が真ん中で両脇に人が座るスペースがある。
photo4 この川はモレソン・クリークと表記されているので入り江ということになる。磯の香りはしないのでアマゾンを彷彿させる雰囲気の大河だ。この入り江には漁船など全く姿がなく国境警備が厳しいのかもしれない。

0049. まえだまさとし 2010/11/20_01:09:46
photo1  大河をのんびり航行しる。ガイアナまでは30分ほどだ。


船上にて他の乗客と。
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0050. まえだまさとし 2010/11/20_01:17:27
photo1 つかの間の航海。
photo2 30分の航海の後ガイアナ側の桟橋に到着した。
photo3 ここから同じ会社のミニバスでガイアナの首都ジョージタウンへ向かうことになった。ちょっと高い金を出したが、ゆったり座れ猛スピードで走るので快適な移動となる。ガイアナの首都ジョージタウンには時前に到着した。

ちなみにミニバスがジョージタウンまで40ドルかかり、船代は別に10ドル分の現地通貨が必要だ。米ドルでも支払い可能だ。
photo4  ジョージタウンでは中心地にほど近い「EENA’S GUEST HOUSE」というゲストハウスに泊まることにした。1泊4000ガイアナドル(20ドル)だ。



個室で宿には客が僕しかいないのでシャワーなど共有スペースは自由に使える。

0051. まえだまさとし 2010/11/20_01:24:15
photo1  ジョージタウンもイギリス植民地時代の木造家屋が残る町並みだ。その町並みは広範囲に広がっている。僕が滞在しているのは中心部に近いセントジョージカテドラル周辺だ。場所的には何をするにも便利な場所になる。

 ジョージタウンでまずすることは現金を手にすることだ。しかしこの国は銀行が少なくATMがあるのか不安だったが、さすがに首都だけありVISAでキャッシングすることができた。
photo2  次はブラジルへ行くバスが明日あるのかということだが、ブラジル国境へのバス会社は移転していて事務所は遠くになり発見できなかった。その代わりブラジル人が多い一角を発見し、国境まで行くミニバスがあるのを発見した。値段もバスと同じだ。明日ビザが取れればミニバスで行くのもいいかもしれない。


 最後に旅行代理店でベネズエラやコロンビア、アルバ・キュラソーへの航空運賃を聞いてみた。最近ネットで買うことが多く旅行代理店へ足を運ぶことはなくなったが、どんな航空会社があるのかわからない場合は旅行代理店が頼りになる。
photo3 結局ベネズエラ以外はかなり高額になり、買う気はなくなってしまった。またキュラソーへは結局スリナム経由になり、スリナム発に比べかなり高額になるので陸路でスリナムへ戻った方が無難だ。結局ジョージタウンから空路でどこかに移動するという計画は崩れ去ってしまった。

また空路を使う際、最大の問題がある。ガイアナなどカリブ諸国では出国のための航空券を持っていないとすべての南米諸国に入国できないと思われていることだ。そのためコロンビアにもエクアドルにも片道では航空券を買うことができない。

事実上日本への航空券があるアルバ以外は航空券を買うのは不可能だということになる。
photo4 明日ブラジルビザが発給されないとなると八方ふさがりになる。とんでもない場所で足止めを食らってしまった。

0052. まえだまさとし 2010/11/20_01:30:00
photo1 ジョージタウンの市場。
photo2 ガイアナはギアナ三国の中で飛び抜けて遅れているように感じる。
街の汚さやインフラの遅れなどはハイチを思わせる。銀行のATMも一般の人には浸透していない。

 またジョージタウンはあまり治安がよくないようだ。宿や商店の入り口は鉄条網で厳重に囲まれているし、昼間行った旅行代理店はベルを鳴らさないと扉を開けてくれなかった。またそれらの店では入り口に銃を持った警備員を配備していた。
photo3  夜は街灯が少なく、歩道はぬかるみなど足場が悪て歩きづらい。また町は荒廃した雰囲気の場所も多く、また路上生活者がここまで多い国は最近見たことない。

 日が暮れると中心部でも人通りもほとんどなくて雰囲気がよくない。日が暮れたあとは外出しない方がよさそうだ。そんなわけでジョージタウンは夜は宿でおとなしくしていた方がよさそう。

かつて中国人排斥があったらしく、そのような経緯から中国人に間違われるのも危険だ。
photo4 もしかしたら長居することになるかもしれないが、 この街の魅力は食事など物価は安い点にある。

それにしても今日は到着初日で日中時間があったにもかかわらず、全く観光しなかった。


明日、ブラジル大使館で即日ビザ取れるかがネックだ。

0053. まえだまさとし 2010/11/23_22:08:58
photo1 【11月19日(金)】

 ジョージタウンではブラジル人が集まる一角が形成されていた。なぜガイアナにブラジル人なのか。中華料理屋の黒人定員が言うには金が取れ、それを狙ってきているとのことだ。それにしてもブラジル人だけが目立つのは謎だ。ブラジルと関係が深い以上大使館は混雑が予想される。そんな中、即日でビザが発給されるかは微妙だ。もし発給されれば今夜のミニバスでブラジルへ向かうことになる。発給されなければブラジル行きは断念だ。とにかく今後のルートが大きく変わる重要な日となる。
photo2 それにしてもジョージタウンはどうしようもない場所だ。空路で脱出するにも目的地が限られ、高額な費用がかかってしまう。ガイアナからの周辺国への国際線はトリニダードに飛んでいるカリビアン航空とLIAT航空の二路線だけだ。

ブラジルビザが取れなければスリナムに戻ることになりそうだ。飛行機での出発する場合ガイアナよりスリナムの方が目的地の選択幅も増えて値段も安くなる。時間は多少無駄になるがスリナムまでの交通費や宿泊費を出しても元は十分取れる。

写真は宿に近いセントジョージカテドラル。
photo3  朝9時にブラジル大使館はオープンするようでその時間に入ることができ大使館は空いていた。結果としてビザ発給には3日かかるとのこと。今日は金曜日なので受け取りは来週の水曜以降ということだ。ただ料金は20ドルとずいぶん安かった。とはいえ週末を挟んで1週間も待つわけにはいかない。100ドル出してでも即日発給してもらいたかった。というわけでこの時点でブラジル行き断念は決定した。
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0054. まえだまさとし 2010/11/23_22:10:32
photo1  改めて空路でガイアナを出国する方法を考えたが、どうしても片道の航空券で入国できる国がないため絶望的だ。

 もはやお金の問題ではなくなってきた。とりあえずスリナムに戻る事を前提に次を考えることになる。スリナムに戻ると航空券があるアルバ・キュラソーに格安で飛ぶことができる。その後キュラソーから南米の都市に飛ぶことになる。一度あきらめていたエクアドル訪問が現実味を帯びることになる。
photo2  21日にキュラソーへ飛ぶスリナム航空があるのでとりあえず予約することにした。まずはパラマリボに戻らないと話が進まない。そして明日のパラマリボへ戻るための乗り合いバスに電話で予約した。来たときと同じ運転手になるがその方が都合もいいし安心できる。
 ガイアナはネット環境がよくインフラが遅れているような国に限ってWi−Fiカフェが時間無制限だったり、ショッピングセンターのフードコートが無料でネットを使えたりする。考え方によっては時間をコントロールするプログラムが未成熟だともいえる。ネット環境がいいとガイアナで待つのも悪くなかったように思う。でも明日スリナムに戻ることにする。
photo3  しかしこの場に及んでスリナム航空のウェーブサイトの調子が悪く予約ができなくなった。しばらく時間をおくことにした。でも最悪空港で予約すればいいだけだ。ここのところ八方ふさがりで憂鬱だったが、道が開け今後の展開に希望が出てきた。
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0055. まえだまさとし 2010/11/23_22:11:44
photo1  ジョージタウンの観光に出かけることにした。昨日はいろいろやることがあり観光どころではなかったのだ。
宿周辺の市場は今朝の大雨で浸水していた。悲惨な状態だ。
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0056. まえだまさとし 2010/11/23_22:12:53
photo1 ガイアナの首都ジョージタウンはイギリス植民地時代の木造の建物が多いが、廃墟になった教会もある。
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0057. まえだまさとし 2010/11/23_22:14:51
photo1 ジュージタウンの中心部には見応えのあるヴィクトリア調の建物が多く驚いた。
 街の中心にあるスタブロック・マーケットは巨大な時計塔を備えていて印象的だ。
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photo3 それ以外にもタウンホールなど周辺の雰囲気とアンバランスな建物が多い。
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0058. まえだまさとし 2010/11/23_22:18:56
photo1 でも町並みがおもしろいのはその一角に限られる。どうしても道路がよくないので歩きづらい。
photo2 セントジョージカテドラル。
photo3 中国人は遺跡の名残?中華レストランの廃墟。
photo4  夕方、宿の近くにWi−Fi無料のフードコートへむかった。何も頼まなくてもネットが使える最高の場所だ。ここで改めてスリナム航空の予約をすることになった。しかしまだ調子が悪い。そんな中オランダ語のサイトをさわっていたら使えるようになった。そのまま予約を進めていくととんでもない壁にぶち当たった。カードはマスターとアメックスしか使えないのだ。僕はビザカードしか持っていない。最悪だ。確かにスリナムではATMもマスターカードしか使えないものばかりだった。VISAが使えるATMもあることはあるがパラマリボでは2カ所しか見たことがなかった。今まで特殊な国をのぞいてVISAカードの使えない国などなかったので想定外の状態になってしまった。スリナム航空までVISAが使えないとは思わなかった。

0059. まえだまさとし 2010/11/23_22:20:15
photo1  空港まで行って直接航空券を買えばいいが、はたして格安209ドルで買えるのかは疑問だ。

もし直接空港で買った場合高額になり、お金が足りないとまたVISAカードが使えず飛行機に乗れないということになる。

開いたはずの道がまた閉じようとしているのか。
photo2 どのみち明日の早朝パラマリボへ戻ることになる。

スリナム航空以外にも航空会社はあり、キュラソーに飛んでいるので少し考えよう。

とりあえずこの日は何もできず保留。
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0060. まえだまさとし 2010/11/24_00:05:14
photo1 【11月20日(土)】

 今日はブラジル行きを断念したので再びスリナムへ戻ることになる。朝4時45分に一昨日と同じガイアナ側の運転手がゲストハウスに迎えに来た。
 予定時間より迎えが15分遅れることをちゃんと宿に連絡してきたのは感心した。
 今日は土曜ということで帰省客など混雑が激しく、ミニバスは補助席まで満員だ。安いならいいがこれに40ドルとか払っているのが精神的に辛い。
photo2 途中朝食休憩に立ち寄った店にて。
インド系のロティを食べることにした。
photo3 そんな中、3時間ほどでガイアナ側の桟橋に到着した。しかし港は厳重警戒態勢で警官がたくさんいる。何かと思えば大統領が船で到着するらしい。船と車で移動となると車列を作っても相当時間がかかるしセキュリティーの問題もあるはずだ。なもかかわらず船を使うケチくさい大統領のせいで面倒なことが増えた。

 じつはここまでの道のりで検問があり、荷物を全部調べられたのだ。でもどうせ港に早く着いても待つだけなのであまり気にはならなかった。

 港で待っているとフェリーが定刻通りやってきた。
photo4 フェリーからはキャデラックの大統領専用車が下りてきた。そして一般の乗客も乗っているのが不思議でしょうがない。今日はこのような状態で乗り切れなかった乗客もいるようで船が二便出るらしい。

0061. まえだまさとし 2010/11/24_00:08:07
photo1 でも地元の人にしてみれば大統領間近で見られ大騒ぎだ。僕はガイアナの大統領の名前など知らないが。
photo2 同じ船には一般客も乗船していてしばらく下船を待たされていた。
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0062. まえだまさとし 2010/11/24_00:10:38
photo1 さて我々の乗り込む番だ。
photo2  フェリーで国境の河を航行し、スリナム側には30分ほどで到着した。
 入国審査を受けミニバスに乗ることになるが運転手は前回とは違う人だった。このまま一気にパラマリボに帰れるのかと思った。

 しかししばらくは走るとスリナム側でも検問を布いていて車から降ろされることになった。そして全員の荷物を徹底的に調べられた。もう大統領は通過したのだから何を調べる必要があるのか。
photo3 検問のため港からの一本道は大渋滞を引き起こしていた。今日はパラマリボに着いてからやることがたくさんあるのにストレスがたまる。

警官に理不尽さはなく仕事をしているだけで文句は言えないが、このような日に移動した自分の運の悪さに腹が立つ。
photo4  パラマリボに到着する直前にも検問に引っかかった。ここでも車をおろされずいぶん面倒な国だとうんざりしてきた。そのままミニバスで各乗客の家まで送ってもらうことになるのだが僕の目的地は最初の方に立ち寄ってくれたので最後の最後でスムーズに目的地に到着する事ができた。でも時間は5時を過ぎている。

0063. まえだまさとし 2010/11/24_00:15:34
photo1  パラマリボでの宿泊先は前回同様アパートに泊まることになる。

 アパートの部屋に荷物を置いて、急いで町の中心部のはずれにあるネットカフェに向かった。しかし6時に到着したがすでに閉店していた。

 ネットカフェでないと航空券の予約後プリントアウトできないのだ。とりあえず予約だけやろうと隣のWi−Fiカフェに入ることにした。
photo2  ただこのカフェは時間制限がないのはいいが、スピードが遅すぎる。結局航空運賃すら調べられない有様で何もできないまま店をあとにした。


 スリナムはビザカードは使えないわネット環境は最悪だわでろくでもない場所だ。でもろくでもないスリナムだが、ガイアナから戻ってくるとなぜかホットする。人気のない夜道を歩いても危険を感じることはないし、民家では住民が扉を開けっ放しにして夕涼みをしている。ガイアナではこんなのんびりした光景は想像もできなかった。
photo3  パラマリボに戻ってきて一番よかったと思ったのはアパートの住民の子供たちが僕が戻ってきたことで嬉しそうに抱きついてくれたことだろうか。

 このときはブラジルに移動できなくてよかったなと思った。アパートの住人は戻ってきた僕に対してこの前より対応が優しくなった気もする。洗濯するけど一緒に洗うか聞かれたり、いろいろ僕に関わろうとしてくれるのは嬉しい。

 ここにいると宿泊費が安くすむので待ちぼうけを食らうのはそんなに悪くない。WiーFiカフェも明日の朝なら多少使えるかもしれない。しばらくここでもいいかなと思う。
photo4  とりあえず明日改めて航空券の予約をしなくてはならない。
最悪明後日の月曜まで待って旅行代理店で買うしかない。


 夕食はよく行った中華料理屋でさすがに顔なじみになってきたので対応が最初に比べフレンドリーになってきた。滞在期間が長くなるとなじみの店が増えてくるものだ。ここではワンタンスープに白いご飯を付けるのがおいしい。13スリナム・ドル(325円)

0064. まえだまさとし 2010/11/24_00:19:09
photo1 【11月21日(日)】

 昨日確認した際、10時前にはネットカフェがオープンするらしい。それにしてもパラマリボ中心部で1カ所しかネットカフェがないのは困りものだ。昨日の夜、宿泊先からの近道を見つけたが、それでも歩いたら30分かかる。
 朝から天気がいいので洗濯を干してネットカフェへ向かった。宿泊先周辺では日曜の朝市が開かれていて果物や肉やその場で食べられる食事など、食文化の豊かさを感じられておもしろい。
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photo3 なんか不気味な魚。
photo4 蟹も生きたまま売られていた。

0065. まえだまさとし 2010/11/24_00:21:07
photo1 【11月21日(日)】

 昨日確認した際、10時前にはネットカフェがオープンするらしい。それにしてもパラマリボ中心部で1カ所しかネットカフェがないのは困りものだ。昨日の夜、宿泊先からの近道を見つけたが、それでも歩いたら30分かかる。
 朝から天気がいいので洗濯を干してネットカフェへ向かった。宿泊先周辺では日曜の朝市が開かれていて果物や肉やその場で食べられる食事など、食文化の豊かさを感じられておもしろい。
photo2
photo3 なんか不気味な魚。
photo4 蟹も生きたまま売られていた。

0066. まえだまさとし 2010/11/24_00:21:54
photo1 ゴーヤも売られていた。
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0067. まえだまさとし 2010/11/24_00:25:41
photo1 ここで朝食としてナシとサテを購入することにした。
photo2 値段はサテ(串焼き)一本2.50スリナムドル、ナシ(ご飯)は8スリナムドルだ。
(1スリナムドル=25円)
photo3 テイクアウトにしてもらった。
photo4

0068. まえだまさとし 2010/11/24_00:32:22
photo1 そのまま歩いてネットカフェに向かった。しかし10時になってもネットカフェは開いていなかった。

 まったくいい加減だ。隣のWi−Fiカフェは開いているので航空券の予約だけ済ませることにした。

 昨夜はほとんど使い物にならなかったネット回線も今朝は調子がよく、明日のキュラソーまでの航空券は無事予約することができた。
 キュラソーまではInsel Airというキュラソーに拠点を持つ航空会社だ。ただ出発日が近いこともあり、値段はそれほど安くない。でもジョージタウンから飛ぶよりは破格だ。値段はキュラソーまで260ドルほどだ。
photo2  さらにキュラソーからコロンビアのボゴタまでの予約もしようとしたが、入力がうまくいかず中途半端な状態になったが仮予約という形になったので問題はないはずだ。

 こちらもオランダ領アンティル諸島の航空会社でダッチ・アンティルエクスプレスという格安航空会社だ。事前に予約していれば200ドル以下でコロンビアまで飛べたが、こちらも出発日が近いので値段が高めで260ドルだ。

 ただあくまで仮状態でキュラソーに到着後航空会社に顔を出す必要がある。プリントアウトできないのでこれらのデーターをディスプレー画面に保存してチェックインの際すぐに見せられる準備をしておくことにした。
photo3  朝天気がよかった分、午後からは豪雨に見舞われた。
 その後も雨は降ったりやんだりを繰り返し、天候が回復する気配はない。外に出るのも億劫になってしまう天候だ。今日は航空券の予約だけできたのでやるべき事は終わった。
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0069. まえだまさとし 2010/11/24_00:34:09
photo1 あとは明日の空港までのタクシーの予約だけだ。どうせ恐ろしく高いのだろう。近所のタクシー会社へ直接で向いたら90スリナムドルだった。日本円で2500円だが、もう米ドルの小額紙幣がないのでATMで下ろすことになるが公定レートになり、それなりに損をすることになる。

タクシー会社の人は僕のアパートを確認がてら送り届けてくれた。道が冠水しているので歩きにくく、宿に戻るのも苦痛なので有り難い。タクシーは明日の朝4時半に迎えに来てくれるとのことだ。
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0070. まえだまさとし 2010/11/24_00:37:40
photo1  夕方アパートの前の道路の水はだいぶ引いてきた。
photo2 数少ないVISAカードが使えるATMが近所にあるのでキャッシングしてタクシー代を準備した。

 スリナムのATMでVISAカードが使えるのはRBTTというトリニダードトバコの銀行だけだ。他はVISAカードをいっさい受け付けない。
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0071. まえだまさとし 2010/11/24_00:44:02
photo1  夕食はチャーハンとワンタンスープ。
photo2 なんだかんだで5泊したパラマリボも今夜で最後だ。今回のカリブ海の旅行で最も滞在期間の長い街となった。ネットやカードなど問題点も多いこの国だが、遙か南米の地でアジアを感じることができる場所があったのには驚いたし、この街に来ることができてよかった。
アパートの住民の子供たち。
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0072. まえだまさとし 2010/11/24_01:00:16
photo1 【11月22日(月)】

そんなわけで今後のルートは大きく変わってしまった。

陸路でブラジルからベネズエラを経てコロンビアへ抜けるルートは断念し、空路でキュラソーを経由してコロンビアへ飛びます。そして南米最後の未訪問国エクアドルを目指します。
photo2  地図は今までのルートと今後の予定です。

 今日向かうキュラソーはアルバをのぞいてセントマーチンなどカリブ海に点在するオランダ領の中心となる島だ。オランダ領アンティルの首都がキュラソーにあるウィレムスタッドになる。
photo3  朝4時半に空港へのタクシーが迎えに来た。空港までは45分かかる。値段は30ドルだが距離の割には安くように思う。ドミニカ国など乗り合いタクシーだったにもかかわらず同じくらいかかったし、ハイチなど3キロくらい走っただけで20ドルも取られたことを考えると良心的な値段だ。

 2時間前に空港に着いたがチェックインカウンターは長蛇の列ができていた。他の二つの航空会社はさほど行列はできていないのに利用するINSEL AIRだけが混んでいる。
photo4  結局1時間半待たされた。ここまでチェックインで苦痛を感じたのは久々だ。

 時間がかかるのでチェックが厳しいのかと思っていたら僕の時は片道航空券で何も問題にならず、すんなり搭乗券が発券された。
 チェックインに手間取ったためかキュラソー行きは30分遅れるらしい。機材はかなり年季の入ったMD80だ。
それにしても空港一帯はすごい濃霧だ。

0073. まえだまさとし 2010/11/24_01:04:29
photo1 バスで搭乗が開始された。

驚いたことに機内はガラガラだ。いったいあの行列は何だったのか。満員ならあの行列も納得だが、ほんとうに仕事が遅いだけだったようだ。
photo2  キュラソーまでは2時間半ほどかかりけっこう遠い。途中機内食で温かいサンドウィッチが出た。機内食を出す航空会社は久々だ。
photo3 オランダ領アンティルの島の一つ「ボネール島」上空を通過し着陸体制に入った。
photo4  現地時間の9時に近代的なキュラソーの空港に到着した。ターミナルビルにはこの空港拠点の行列ができるINSEL AIRがたくさん駐機している。スリナムとの時差は1時間遅くなる。

0074. まえだまさとし 2010/11/24_01:07:50
photo1  入国は特に問題なかったが、市内へ出るバス乗り場が見あたらない。

 観光案内所も空港にはないようで働いている人に聞いても誰からも確信を得た答えを得られなかった。結局どこで待てばいいのかわからず、空港内を見渡せる場所で待つことにした。しかし来ない。

 一泊しかできないので時間は貴重だ。しかしタクシーで市内へ出るには数キロ走るだけで25ドルとこれまた高い。でもどうでもよくなってきたのでタクシーで向かうことにした。本来ならキュラソーでは1泊100ドルくらいのホテルに泊まるつもりだったが、タクシーで街に出てしまい、ホテルに金を出す気が失せてしまった。
photo2 結局中心部に近いロンリープラネットに載っていた安めのピーターズ・ゲストハウスという宿に向かった。値段は75ドル。この宿が街で一番安いのかフロントで聞いたら親切に近くにもっと安い宿があると教えてくれた。そして向かった先は1泊50ドル。
photo3 「HOTEL ESTORIL」
ウィレムスタッドの中心から徒歩圏内で一番安い宿と思われる。

エアコンはついているが水シャワーのみだ。南米に行けば10ドル以下で泊まれそうな設備だ。もうここしかないだろうと思い泊まることにした。
photo4

0075. まえだまさとし 2010/11/24_01:12:37
photo1 宿の周辺もキュラソーらしいカラフルな街並が広がっていて周辺の雰囲気は悪くない。
photo2
photo3 ウィレムスタッドの東側に位置するオトロバンダの街並。
photo4

0076. まえだまさとし 2010/11/24_01:15:28
photo1 そしてクィーンエマ橋を渡るとプンダの街が広がる。
photo2
photo3 ここはまさに常夏のアムステルダムといった感じでカラフルなオランダ様式の家屋が所狭しと並んでいます。
photo4

0077. まえだまさとし 2010/11/24_01:17:20
photo1 ウィレムスタッド。プンダの街並。
photo2
photo3
photo4

0078. まえだまさとし 2010/11/24_01:20:21
photo1 プンダ地区のフローティングマーケットでは船に乗ったまま商売しています。観光用ではなく地元の人で賑わっています。
photo2
photo3 路地裏もカラフルです。
photo4

0079. まえだまさとし 2010/11/24_01:29:21
photo1 ウィレムスタッドの二つの街であるプンダとオトロバンダを結ぶクィーンエマ橋は可動橋です。

入り江に船が出入りするたびに橋が移動します。

その橋の動きが少し変わっていてワイパーのように水平に移動します。実は橋桁が船になっていて、一番プンタ側の橋桁にスクリューが付いていてこの動力によって橋を動かします。

写真は橋では見えませんが。
photo2 橋が移動するとこうやって視界に入ってきます。
photo3 オトロバンダ側から見ると根本はこんな感じです。
photo4 大型船が通過する際は橋がオトロバンダ側に大接近します。

0080. まえだまさとし 2010/11/24_01:32:42
photo1 大型船の通過などで長時間は橋が使用できなくなる場合は無料で渡し船が運航される。
photo2  夕日に染まるウィレムスタッドを眺めていたが、だんだん街から活気がなくなっていく。
photo3 今日は平日だがこの街も6時を過ぎるとほとんどの店が閉店となり、人通りがなくなってしまう。ほとんどの観光客はリゾートに滞在していて宿に戻ってしまうようだ。
photo4

0081. まえだまさとし 2010/11/24_01:36:52
photo1 キュラソーでの夕焼け。
photo2 今日は雨にも降られず、好天に恵まれた。
日が暮れたあとのプンダの街並。
photo3 キュラソーキュラソーというリキュールがある。日本でも見かけるがこの本場はもちろんここだが、オレンジの皮が原料だ。
またマンゴのネクターをカリブ諸国ではよく見かける。これをカクテルにするとおいしい。
photo4

0082. まえだまさとし 2010/11/24_01:55:59
photo1 【11月23日(火)】
photo2 朝のウィレムスタッド。オトロバンダの裏通りにて。
photo3 オトロバンダ側のプンダを眺められるWi−F−カフェで朝食とネット。
photo4 10時前に宿をチェックアウトして空港へ向かう。

0083. まえだまさとし 2010/11/25_06:24:17
photo1  空港までのバスは昨日確認済みだ。

 空港へのバスはやはり1時間から2時間に一本しかなく、空港からのバスは全く使い物にならない。

 とはいえ市内から行く場合は時間がわかるので利用しやすい。10時にバスがあるのでバスターミナルに向かった。バスは10時に出発。値段は現地通貨の1ギルダーらしく1ドル払ったらおつりが戻ってきた。結局短い滞在では現地通貨であるアンティルギルダーの価値すら理解しないままだった。
空港まではバス30分ほどだ。
photo2 空港に到着したバス。
photo3 バス乗り場はタクシーの乗り場のすぐ前になる。
photo4

0084. まえだまさとし 2010/11/25_06:31:27
photo1 市内からキュラソー空港への時刻表です。左が月曜から土曜日で右が日曜日のオトロバンダバスターミナル発の時間です。

空港発はこの時間に20分ほど加えた時間になります。
photo2  コロンビアのボゴタへはダッチアンティルエクスプレスという航空会社を利用することになる。

チェックインは片道航空券で何の問題もなかった。キュラソーを出国しようとしたら空港税を払わないといけないらしく代金は32ドルとか高すぎる。

カリブ諸国では何カ所かあったが、最近ほとんど航空券に含まれていた。航空券に含まれているとあまり気にならないが、別途現金での支払いとなるとダメージが大きい。
photo3  ボゴタへの出発は13時30分。機材はフォッカー100というジェット機で所要時間は1時間半だ。

写真はボゴタに到着した飛行機。
photo4

0085. まえだまさとし 2010/11/25_06:40:37
photo1 はっきり言ってギアナ三国を旅行しているときは南米に来ている気がしなかった。スペイン語は聞かれないしどうしてもカリブ海の延長線上の国という感じだった。

それがコロンビアに来てやっと南米に来たという実感がこみ上げてきた。


ボゴタで飛行機から降りたら「寒い」と感じた。ボゴタの標高は2500メートル。湿気がない今までとは違う気候に別の旅が始まる瞬間を感じた。

ボゴタ・エルドラド国際空港のターミナルビル。
photo2 コロンビアは2005年3月に訪問している。
前回はボゴタより北の地域が中心だった。
今回はエクアドルへなんかするルートを取ることになる。


続きは「カリブ海の独立国をめぐる⑤(エクアドル〜帰国)」を参照してください。

【終わり】
photo3
photo4

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