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カリブ海の独立国をめぐる⑤(エクアドル〜帰国)

0001. まえだまさとし 2010/11/25_06:58:07
photo1  カリブ海諸国の旅行をすべて終えて最後に残った時間でエクアドルに行こうと思います。

 エクアドルは南北アメリカで最後のみ訪問国となります。
 エクアドルは今回の旅行では無理して訪問する予定ではなかったのですが、ブラジルを通過するビザの申請にてこずり、陸路で南米北部を横断するのをやめたため少し時間に余裕ができました。そのおかげというか、エクアドルに行くチャンスが巡ってきました。
格安航空会社がたくさん就航するコロンビアに飛び、陸路でエクアドルの首都キトを目指そうと思います。コロンビア南部はかつてゲリラの活動が盛んだったため断念した場所ですが、現在は何の問題もないはずです。
photo2 そんなわけでスリナムからキュラソーを経てコロンビアのボゴタに降り立ちました。

 ボゴタで飛行機から降りたら「寒い」と感じました。ボゴタの標高は2500メートル。湿気がない今までとは違う気候に別の旅が始まる瞬間を感じた。
photo3  写真はボゴタのエルドラド空港のターミナルビルです。老朽化が進んでいるため新しいターミナルビルが建設中です。

コロンビアには2005年にも来ているのですが、市内へ向かうバス(コレクティーボ)は乗り場が移転していて少し歩くことになりました。
photo4 こんなトラックを改造したコレクティーボ(乗り合いバス)も多くは知っています。

0002. まえだまさとし 2010/11/25_07:04:12
photo1 とはいえコレクティーボの乗り場はわかっても目的地は長距離バスターミナルなのでどのバスに乗っていいかわからない。セントロなら乗るバスも簡単に探せるが地図はないしどこで乗り換えるのかもわからない。結局タクシーでバスターミナルへ向かった。
photo2  ボゴタの長距離バスターミナル。四方八方にたくさんのバスが発着し、ターミナル内は人通りが途切れることはない。ターミナル内にはテナントやレストランなど何でもある。
今回の旅行で本格的なバスターミナルを利用するのは初めてだ。今まで飛行機ばかりで陸路の移動はほとんどなかった。あっても値段が高く、苦痛なものばかりだった。

 それがやっと本格的な陸路移動の拠点に来られたことでこの場所は妙に居心地がよく感じる。
photo3  しかしあまりウロウロしすぎて高山病の症状が出てきた。標高2500メートルとはいえ油断は禁物だ。ゆっくりバスを待つことにする。


 今日の目的地はポパヤンに決め、17時30分発のチケットを購入した。

バスはかなりの距離を走るが値段は3000円ほどだ。

 やっと南米の快適な旅が始まったと気分が高揚する。
photo4 コロンビアのバスは休憩を取らない可能性があるので乗る前に腹ごなしだ。

0003. まえだまさとし 2010/11/25_11:11:54
photo1 バスはゆったりシートの豪華バスで最終目的地はエクアドル国境のイピアレスだが、僕は途中のポパヤンで下りる。
所要時間は15時間ほどだ。
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0004. まえだまさとし 2010/11/25_11:21:20
photo1 【11月14日(水)】

 快適なはずのバスだが、車内はかなり寒かった。カリブ海の服装にパーカーだけというのが軽装過ぎた。

 かなり辛い移動になってしまったが、もう夜行バスはもう乗らないと思うので対策は必要ないだろう。
photo2 9時前にポパヤンに到着。
ここまで利用したバス。
photo3 バスターミナルからセントロへは歩いていくことができ、1泊20ドルの宿に泊まることにした。

「HOTEL PASS HOME」
シャワー・トイレ付きで南米の相場からしたら高いのかもしれないがカリブ海で20ドルだとドミトリーとかろくでもない宿ばかりだった。

 カリブ海など島にいると貨幣価値の適正な感覚を見失ってしまう。それが南米に来てお金を使うことで得られる満足度が上がり、お金を使う喜びを感じることができる。この気持ちを大切に旅行したい。そうすることで気持ちにゆとりができ楽しい旅行になる。
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0005. まえだまさとし 2010/11/25_11:25:49
photo1  ポパヤンは白い街並が印象的なコロンビア南部最大の観光地だ。しかし長年ゲリラの活動拠点に近かったため、旅行者はそれほど多い町ではない。実際今でも観光客の姿はほとんどなく、僕の泊まっている宿も誰もいない状態だ。宿の人は洗濯を無料でしてくれたり妙に愛想がいい。やっぱりコロンビアはいい国だ。
 コロンビアは南部に行くほど先住民のインディへナが多い。
photo2 ポパヤンの白い街並。
photo3 朝食はソーセージとスクランブルエッグ。
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0006. まえだまさとし 2010/11/25_11:31:24
photo1 サンホセ教会。
photo2 中心部の広場に面したカテドラル。
photo3 サントドミンゴ教会。
photo4 昼食はカルネフリット。コロンビアの庶民的な定食です。
これにジャガイモがたっぷり入ったスープを付けました。

0007. まえだまさとし 2010/11/25_11:35:29
photo1 街角にはマンゴを売り屋台が多いのですが、色が見慣れたものと少し違います。でも味は同じです。
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photo3 町中は手信号による交通整理が行われている。
photo4 ポパヤンの街並。

0008. まえだまさとし 2010/11/25_11:43:06
photo1 「タマル」というチマキみたいなのを見つけました。バナナの葉でくるんで蒸したもので、具はトウモロコシかジャガイモベースの味がし、ゆで卵と豚肉が入っていました。


犬の骨みたいなのはチーズ風味のパンで美味です。
photo2 この釜でこれからパンを焼くみたいです。
photo3 町中では馬車が活躍。
photo4 夕方になると天候が悪くなってきました。空が真っ暗で雨が降るのは時間の問題です。ドーム状の建物はカテドラルです。

0009. まえだまさとし 2010/11/25_11:55:46
photo1 こちらは街角で見かけた「アレパ」というホットケーキみたいなのにチーズを挟んだ食べ物です。
photo2 夜のカテドラル。ライトアップのされ方が幻想的です。
photo3 夕食は近くのコロンビア料理のレストランに行きました。
ここでもアレパを見かけたのですが、具に鶏肉や豚肉にキノコをたっぷり入れたものが売られていました。
photo4 具がたっぷり。一つ食べるだけで腹一杯です。ただし1個5000ペソ(250円)もします。
トウモロコシの粉が原料名ためすぐにお腹はいっぱいになるのですが、腹持ちは良くありません。

0010. まえだまさとし 2010/11/27_04:07:14
photo1 【11月25日(木)】

 今日中にエクアドルのどこかの街まで移動したい。そのため朝8時には宿を出発して9時にはバスでポパヤンを出発するつもりでいた。
photo2  しかし国境のイピアレス行きのバスがなかなか来ない。バス会社に人は待ってろと言うだけで時間とか教えてくれない。しかし2時間待たされ、さすがに堪忍袋の緒が切れた。バスターミナルをウロウロしていると他にもイピアレス行きのミニバスがあり、すぐに出発するようだ。バス会社の人が自分のバスに乗せるために嘘を付いたのか、それとも本当にバスが遅れていてラチがあかないのか。いずれにしてもバスターミナルを一通り見回ることを怠った僕の責任だ。2時間以上無駄にしてしまった。
 この「トランス・イピアレス」という会社だが、イピアレスに1時間毎にバスが出ているようなことをいっていた。しかし2時間待ってもバスは現れず。

 
photo3  結局ポパヤンを出発したのは11時前だ。大きな時間のロスになってしまった。

昼過ぎ、ドライブインで食事休憩となった。
photo4 コロンビアで最後の食事になるかもしれない。前菜で出ていたスープはもつ煮込みのジャガイモスープでうまい。

0011. まえだまさとし 2010/11/27_04:09:15
photo1 そしてメインのプレート。焼きバナナが美味い。
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0012. まえだまさとし 2010/11/27_04:14:46
photo1 ミニバスは途中猛スピードでまずパストを目指す。

途中、前の席に座っていたオヤジがゲロを吐いた。窓から顔を出して吐いていたので車がゲロまみれだ。こっちの人間はあまり車に酔っているところを見ないので大丈夫なのかと思っていたがそうでもないようだ。さすがにヘアピンカーブの連続する山岳道路を何時間も走る続けるわけで急発進や急停車、そして前方の車を追い抜いたりと運転は相当荒いので酔わない方がおかしい。
photo2  僕も子供の頃は車に乗るのは拷問だった。それほど乗り物に弱かったのだが、今では学習と努力により絶対に酔わない方法を見つけ出すことができた。その結果今ではどんな悪路だろうと全く心配することがなくなった。

 はっきり言って南米の都市は標高が高い場所にあり、陸路での移動は乗り物酔いのひどい人には無理だと思う。

 今日のポパヤンからパストまでの直線距離はそれほどでもないが、走行距離は相当長くなる。それだけ道が起伏に富んでいるという現れだ。これだけの山岳道路でトンネルは2カ所しかない。
photo3 崩れた砂利のせいでトラックが対向車線にはみ出してくる。
photo4  また途中何カ所も土砂崩れのあとを目撃し、日本ではどう考えても通行止めになるだろうと思われるような崩落現場も目撃した。


 本当に通行止めになってなくてよかった。陸路移動の計画がまた狂いが生じてしまう。崩落現場では片側通行になり渋滞が発生している。もしかしたら今朝のイピアレス行きのバスが来なかったのは土砂崩れによる渋滞が原因だったのかもしれない。とにかくこの区間は相当な悪路で約6時間もかかる。

0013. まえだまさとし 2010/11/27_04:21:19
photo1  通過地点のパストが見えてきた。
photo2 ここまでかなり順調に来たと思ったが、到着したらもう4時前だった。

 ここからさらに2時間走り、国境近くのイピアレスに向かう。もう完全に日が暮れてしまった。この区間はかつてゲリラ活動が盛んな地域に近く、検問なども多いと聞いたが、そのようなものは一切なく、道路事情の方が問題なのではと思う。
photo3  午後7時にイピアレスに到着した。イピアレスは近代的なバスターミナルがあり、街の規模もけっこう大きい。もう完全に日が暮れているがコロンビアの通貨がないので、可能な限り今夜はエクアドル側に泊まりたい。
 ここからエクアドルへの国境へ向かうコレクティーボに乗ることになる。

 それにしても寒い。ここの標高は2800メートル前後ある。寒いのでコレクティーボの中で待っていたらすぐに人が集まり出発した。
 国境に到着後スタンプを押してもらい徒歩でエクアドルへ向かうことになる。
photo4 川が国境になっていて橋を渡った先がエクアドルだ。

エクアドルは143カ国目の訪問国になり、南北アメリカで最後まで訪問していなかった国となる。これで南北アメリカの独立国完全制覇となる。

エクアドル側でもスタンプを押してもらいコレクティーボでトゥルカンへ向かうことにした。国境周辺は免税店やレストランなど店も多く、交通量も多いので一帯は活気がある。コレクティーボの乗客にセントロへ行きたい客はおらず、トゥルカンの長距離バスターミナルへ直行する事になった。

0014. まえだまさとし 2010/11/27_04:23:43
photo1 この夜はトゥルカンの長距離バスターミナル周辺のホテルに泊まることにした。宿は周辺に何軒かあり、相場は1泊8ドル〜10ドル。お湯が出るかは怪しいが物価はかなり安くなった。
photo2 夕食でコロンビアのようなカルネという定食を頼んだら1ドル80セントだった。一緒に出てきたスープは香草の風味が強烈で中に入っていた牛すじのダシも利いていてすごく美味かった。南米一物価が安いといわれるエクアドルの値段の安さは本物のようだ。

流通通貨が米ドルなのでその物価の安さがより鮮明に感じ取ることができる。
 
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0015. まえだまさとし 2010/11/27_08:52:45
photo1 【11月26日(金)】

 昨夜はお湯が出なかつたのでだまされたと思ったが、一転して今朝は蛇口から熱いお湯が吹く出す。ブラジルなどでよく見る電気で暖める簡易ホットシャワー(たまに感電する)ではなくボイラーで沸かされたお湯なので勢いよく気持ちいい。
photo2 写真は宿泊した宿で1泊8ドル。左隣は10ドルだった(お湯が電気で暖めるタイプ)。
 今日は冷たい雨が降っているので外に出るのも億劫になる。隣のホテルの食堂で朝ご飯を食べることにした。エクアドルでは朝からボリュームのある食事を取ることができる。
photo3  雨の中、8時に歩いて向かいのバスターミナルへ向かった。バスターミナルに着いたらバスの客引きがいるのでチケットを買うのも簡単だ。今日の目的地はオタバロという場所だが、キトへ向かう幹線道路沿いにあるのでキト行きに乗り込んだ。オタバロまでは2ドル50セント。
photo4 今朝、雨が降っていたが日が昇るにつれ、天候は回復してきた。

0016. まえだまさとし 2010/11/27_08:57:53
photo1  約3時間でオタバロのセントロに近い幹線道路沿いでバスを降ろしてもらった。

ここから徒歩でセントロへ向かう。
photo2 オタバロにて。
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0017. まえだまさとし 2010/11/27_09:02:44
photo1  オタバロは高原の窪地に開けた街だが、ここは織物で有名な街でアルパカのマフラーやジャケットを安く買うことができる。

 その織物を世界中から買い付けにやって来るというほど有名な土曜市がちょうど明日行われる。明日は観光客でこの街が一番賑わう日となるはずだ。このマーケットにたまたま日程が合うことになったので土曜日はオタバロに滞在するのもいいかと思いキトへの道中、寄り道することにした。
photo2  オタバロの街はあまり歴史的な建物は多くない。カテドラルや広場と碁盤の目に整備された道路などでスペイン人の作った街を感じることはできるが、町中は新しい建物が多い。
photo3 そんな中、ホテルは中心部に10ドルでWi−Fi付きの宿を発見した。

「HOTEL FLORES」
photo4 中は吹き抜けになっていて雰囲気はよい。ホットシャワーはボイラーだ。従業員の対応もフレンドリーだ。
周辺は人通りも多くにぎやかだ。

0018. まえだまさとし 2010/11/30_09:39:55
photo1  ボリビアに次いでインディヘナが多いエクアドルだが、オタバロの街ではインディヘナの多くは民族衣装を着ているのが印象的だ。
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0019. まえだまさとし 2010/11/30_09:42:04
photo1 露天では民族衣装が売られている。
photo2 市場では民族衣装のおばちゃんが働いている。
photo3 オタバロは盆地になっているので周辺には階段が多い。
photo4 階段の上からの眺め。

0020. まえだまさとし 2010/11/30_09:46:23
photo1 土曜市は明日がメインだが、今日もボリーバル広場では露天が出ていた。アルパカの人形や毛でできたマットなどほしいがもって帰るのが大変だ。
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photo3 オタバロの教会
photo4 夜はこんな感じにライトアップされます。

0021. まえだまさとし 2010/11/30_09:48:44
photo1 【11月27日(土)】

 午前中は有名な土曜市を見学する。宿を出て驚いた。ホテルのすぐ近くまで露天が出ていたからだ。
photo2 昨日も市は出ていたがボリーバル広場周辺だけだった。でも今日は広場を中心に一帯は通行規制が敷かれ露店街がひしめいている。織物の屋台はもちろんだがおみやげ物や食べ物の屋台も多い。
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0022. まえだまさとし 2010/11/30_09:49:31
photo1 穀物関係も売られている。
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0023. まえだまさとし 2010/11/30_09:53:14
photo1 ボリ−バル広場では食堂も出ていたので朝食をとることにした。
photo2  しかしこの市はあまり商売熱心ではない。買いたいものもあったとしても南米を離れたあと使うことがあるのか疑問だ。そんなわけで見学だけして12時前にはオタバロを出発することにした。
photo3 オタバロのバスターミナル。 
photo4 キトへ向かうバス。キトまでは2時間弱で到着する。値段は2ドルだ。

0024. まえだまさとし 2010/11/30_09:58:30
photo1 オタバロからキトまではバスで2時間かからない位で到着した。
しかし到着したのは北部の山の麓にある長距離バスターミナルだ。このバスターミナルは空港より北にあり、かなり不便な場所になる。ここからセントロへは遠そうだ。

バスターミナルから市内へ行くバスがあったので乗り込んだ。料金は25セント。このバスは空港の近くにある北バスターミナルまで行き終点となった。

ここからは専用軌道を走るトロリーバスが出ていて渋滞を気にせずスムーズにセントロまでくることができた。それにしてもバスは超満員だ。
photo2 この専用軌道を使ったバスはブラジルのクリチバが発祥だが、今ではボゴタなどでも実用化が進んでいる。しかしこの混雑は何とかならないのか。この交通システムは地下鉄や路面電車に比べ建設費は格段に安いのだろうが、プラットホームもスペースが小さいので利用客が多い都市ではあまり使い勝手がいいとはいえない。でも時間が読めるのは有り難い。

プラザシアトロ駅で下車した。
photo3 シアトロ広場近くのHOTEL CANARLASとい宿に泊まることにした。シャワー付きで8ドル。部屋も広くて文句なしだ。エクアドルの宿は値段が安いのに質が高いと驚かされる。場所はトロリー乗り場からも近く移動には便利だ。
photo4  明日は日曜日で行動範囲も限られるので今日のうちにセントロを散策するする事にした。


遅めの昼食はこんな感じで4ドル50セント。ちょっと高めだがかなりのボリュームだ。

0025. まえだまさとし 2010/11/30_10:03:50
photo1 写真は旧市街の中心「プラザグランデ」。
photo2  エクアドルの首都キト。標高は2850メートルで山の斜面に開けた大都会だ。

エクアドルはどうしても南米では目立たない国であり、またガラパゴス諸島をイメージしてしまうため首都キトの歴史的な街並はあまり話題になることは少ない。
 キトはインカ帝国時代、クスコに次ぐ大都市だった場所だ。またスペイン人の侵略後もこの街は発展し続けた。旧市街には至る所に教会など美しい建造物が多く、坂の向こうにそびえ立つ大聖堂など街全体にこのような迫力と歴史を感じる都市はそうそうないように思う。天気はあいにくだが、街を歩き出したら止らない。キトはそんな好奇心をかき立てられる都市だ。
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0026. まえだまさとし 2010/11/30_10:05:33
photo1 旧市街の街並
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photo3 人でごった返す目抜き通り。
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0027. まえだまさとし 2010/11/30_10:11:18
photo1 【11月28日(日)】

 今日は日曜日。正午にキトの郊外にある赤道の記念碑に行こうと思っているが、午前中はキト旧市街の昨日行けなかった広場や教会を見学に向かった。
 日曜日だからか9時前だというのにホテルは鍵を閉めたままだ。気にせず外に出た。
photo2 が、どうも様子がおかしい。

日曜日は人通りも少なく、店は全滅だと覚悟していたが車が全く走っていないのだ。
トロリーバスのプラットホームは閉鎖されている。
道路を走っているのは警察車両と軍用車だけだ。また街の至る所に警官が建っている。日曜だから治安を守るツーリストポリスか何かと思い気にせず街へ出ることにした。それにしても人が誰も歩いていない。人気のない旧市街は日中でも不安だが警官がいるので治安は問題ないだろう。しかしこの状況は普通ではない。
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0028. まえだまさとし 2010/11/30_10:13:21
photo1 トロリーバスが走り、いつも渋滞している大動脈も見事に人の気配がない。
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0029. まえだまさとし 2010/11/30_10:15:16
photo1 キトの旧市街に迫力を感じたのはこのバシリコ教会の存在だ。
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photo3 人気のない坂の向こうにそびえるバシリコ。
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0030. まえだまさとし 2010/11/30_10:17:38
photo1 普段は人が溢れるプラザグランデも警官の姿しかない。
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photo3  キトでひときわ目をひくバシリカ教会の前に行ったあと、プラザ・グランデのベンチで休んでいたら警官が話しかけてきた。

どうやら今日は特別な日で夕方の5時まで外出してはいけないらしい。あとで調べたら今日は国勢調査が行われているらしい。そういえばジャージを着て書類を持った若者だめが街を歩いている。どうやら一般市民には外出禁止令が出ているようだ。とんでもない日にエクアドルに来てしまったようだ。警官にはホテルに戻るように言われた。
photo4  ということは今日行くつもりだった赤道記念碑も無理ということだ。残念だがこれでは仕方ない。でも昨日オタバロからキトに移動しておいてよかった。当初オタバロに2泊する予定でいたが、今朝この事態に気づいたらキトに戻ってこれるのは夜になってからになる。そうなると翌朝早朝出発となるためこれだけ魅力的な街を観光できずに終わるところだった。
 いったんプラザグランデを離れたが、その後も何度か警官に職務質問をされ家に帰れといわれるのでホテルに戻ることにした。朝食をとる場所もなく、オタバロで買った豆で飢えをしのぐことにした。

0031. まえだまさとし 2010/11/30_10:21:30
photo1  外出禁止令解除まであと1時間。外は冷たい雨が降り出した。日中は天気は安定しているが朝と夕方と夜は必ず雨が降る。こんな気候が一年中続くアンデスの高原都市には絶対住み続けるのは無理だとつくづく思う。こんなところで生活していると気が滅入り体調までおかしくなってくる。
photo2  朝から豆しか食べていないが、5時になったからといってこの国の人間が一斉に働き始めるかは疑問だ。おそらくついでに明日の朝まで店を閉めていようというのが大方の考えだろう。改めてとんでもないときにエクアドルに来てしまった実感。国勢調査だから毎年行われているわけではないだろうし運が悪すぎる。またエクアドルの国勢調査に対する徹底した姿勢に感心させられたりもする。日本も本気で国勢調査をしたいならこれくらい徹底した行動を起こさないといけないのではと思う。旅行者にとっては迷惑にほかならない。
photo3  5時過ぎに宿の外へ出た。雨はいつの間にかやみ晴れ間が見えている。道路では一般の車が動き出し人通りも出てきたようだ。でも閑散とした雰囲気に変わりない。近くに開いている店を探したら小さな商店が営業を始め、お菓子を売っていたのでポテトチップス購入することにした。その後パン屋も発見し、少し買い食いすることにした。
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0032. まえだまさとし 2010/11/30_10:30:48
photo1  次第に町は活気が出てきたように思う。

夕食は空腹の腹いせか半ばやけくそ気味にセントロ最高級のホテル・プラザ・グランデのディナーを楽しむことにした。
このホテルは1泊3万円くらいするキト最高級ホテルだ。
photo2 ちょうど5時にオープンしたようで客は僕だけだ。ここでエビのフライドライスに焼きバナナが乗ったプレートを注文したが、値段は今泊まっている宿2泊分以上を投資した感じだ。

味はともかくとして、たまにはこのようなゴージャスな雰囲気もいいだろう。
photo3  夜になってトロリーバスも動きだし、本数が少ないようでどのバスも超満員だ。またタクシーも空車はほとんど見られない状態だ。それにしても日は暮れてしまいキト滞在は満足に観光もできず残念な結果に終わってしまった。元々下調べをせず街の全容を把握しないまま来た上、この外出禁止令との鉢合わせだ。
photo4 今後エクアドルに来る可能性は極めて低い。でも短い滞在でこの街が魅力に溢れている可能性があるという事を知ることができたのはよかったと思う。また外出禁止令の中、誰も歩いていないキト旧市街を散策できたのはまたとない経験だったように思う。
 実は今回の旅行で最も印象に残った街並はキュラソーではなくダントツでキトだった。来るつもりがなかったため下調べなしの訪問が予想外のインパクトを生んだのが理由だろう。
 まだカリブ海の旅行は終わっていないが、キトに続く印象に残った街並はウィレムスタッド(キュラソー)、パラマリボ(スリナム)、セントジョージズ(グレナダ)といったところだろうか。世界遺産に登録されているサンファン(プエルトリコ)やサントドミンゴ(ドミニカ共和国)は今ひとつだった。

0033. まえだまさとし 2010/11/30_12:50:08
photo1 夜のキト旧市街。
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0034. まえだまさとし 2010/11/30_12:56:23
photo1 【11月29日(月)】

 今日はエクアドルを出発し、再びカリブ海の島であるアルバに向かうことになる。
帰国の航空券アルバ発になっている最後の目的地となる。

アルバもオランダ領だがキュラソーやサンマルタンが属するオランダ領アンティルとは別の管轄になり、オランダ領アルバとなる。しかしアルバを日本は独立国と見なしていないが、オランダとは自由連合で独立した政府が存在している。もし日本がアルバを独立国と見なせば未訪問国となってしまうので今のうちに訪問しておくことにした。
photo2  アルバへはパナマを経由して向かうことになる。出発便は6時半と早く4時には宿を出ないといけない。

 現在運用されているキト・マリスカス空港はセントロから比較的近くて問題ないが今年中に新空港が完成するらしい。その新空港は市内から直線距離で25キロも離れた場所になる。この山の中で25キロも離れたらとんでもなく不便な空港になるだろう。高速道路はもちろん整備されるのだろうが新しい空港が完成していなくてよかった。
photo3  ホテルでタクシーを呼んでもらったら5分後にやってきた。空港までは6ドルと激安だ。つくづくエクアドルの物価の安さには驚かされる。それにしても深夜のキトでは流しのタクシーもほとんどなく、走っている車はほとんどない。深夜のキト旧市街は街灯の明かりが雨ににじみ幻想的な光景が広がっている。
 そんな中、マリスカス国際空港に到着した。人気のない街とは一転、空港周辺だけは人でごった返している。
 アルバまではパナマの航空会社であるコパ航空を利用することになるがチェックインの際、アルバからの出国チケットの提示を求められた。見せるだけではなく航空券番号までコンピューターに入力する徹底ぶりだ。航空券があるからいいもののコパ航空はチェックが厳しいようだ。
photo4  そしてキト出発の際の空港税は40.80ドルと世界一高いんじゃないかという値段設定だ。新空港への投資なのかとにかく取れるところから取ろうということだろう。飛行機を使うのは金持ちばかりだから仕方ない。
 6時35分発のパナマ行きに乗り込んだ。

0035. まえだまさとし 2010/11/30_13:02:55
photo1 パナマまでは2時間ほどだが本格的な朝食が出た。最近サンドウィッチでも出ればまともだと思っているので嬉しい限りだ。とにかくアメリカ周辺の空路移動は貧乏くさくなったものだ。
photo2  パナマには8時半に到着した。

トランジットで時間があるので試しにパナマ入国を試みたが失敗した。イミグレで正直にトランジットだと言ったら搭乗券を見せろと言われ3時間後の出発では許可が下りるわけがない。パナマに来るのは11年ぶりで成長したパナマの高層ビル群や街並を見てみたかったが残念だ。仕方ない。おとなしくアルバ行きの便を待つしかない。

 
photo3 パナマの空港は大半が乗り継ぎ客ということで出発ロビーはたくさんの人が行き交っている。パナマも地理的には南北アメリカのハブ空港としてコパ航空が頑張ればシンガポールのように発展できる要素はあるが今ひとつだ。

パナマの高層ビル群を見ていると中米のシンガポールといった感じではあるのだが。
photo4  入国拒否されヒマな3時間を過ごしたが、アルバ行きの搭乗口に行ったらさらに2時間の遅延とのことだ。遅延というとLIAT航空を思い出す。

 しかも搭乗口も変更されている。コパ航空はまともな航空会社だと思ったが残念だ。アルバについたら日が暮れそうだ。

0036. まえだまさとし 2010/11/30_13:10:08
photo1 パナマを出発して1時間後、アルバに着陸態勢に入った。
アルバは島全体が白い砂のビーチに囲まれたリゾート地だが今日は天気が今ひとつだ。
photo2 中心都市のオランヘスタッドはアルバの首都でここでもクルーズ船が停泊している。
photo3 近代的なアルバ空港に到着。入国はスムーズだ。またこの空港はキュラソーと違いバス停の場所もわかりやすく、首都オランヘスタッド行きのミニバスもすぐにやってきた。値段は2.25ギルダー(130円くらい)。
photo4 オランヘスタッドの中心部にやってきた。ここもキュラソーほどではないがカラフルなオランダ様式の家が建ち並んでいる。とりあえず安宿はないか探したがなさそうだ。通行人に聞いても安いホテルの意味を理解してもらえない。

確かに周辺は高級ブランド物のテナントや華やかなカジノの建物しか見あたらない。カリブ海のラスベガスといわれている場所ではやはり安宿はないのか。

裏通りに行ってみたがホテルらしき建物は見あたらない。観光案内所も閉まっているので頼れる場所もなく、仕方ないのでガイドブックに載っている一番安い宿に向かうことにした。
 

0037. まえだまさとし 2010/11/30_13:15:44
photo1 中心部からバスを向かった先はパームビーチだ。パームビーチ周辺はラスベガスのような大型リゾートホテルがそびえ立っていて、ファーストフードやスーパーマーケットもあったり便利な場所だ。

パームビーチでバスを降り、内陸の方へ1キロ歩いたところに目的のココナッツインという宿がある。ロンリープラネットに載っている一番安い宿だ。

かなりわかりづらい場所にあり、少し迷ってしまった。日が暮れてきてだんだん不安になってくるなか、何人かに道を聞き何とか宿を見つけ出すことができた。
photo2  ココナッツインはモーテルタイプの宿で1泊69ドルだが、税金を含めると現金の場合総額85ドル(朝食付)らしい。でも2泊するので80ドルに値引きしてもらえた。それでも高い。結局初日のバハマと同じ値段になってしまい、今回の旅行での宿代最高値タイ記録になってしまった。

 またWi−Fiは別に5ドル払うことになったがあるだけマシだと考えたい。
photo3 部屋は広くキッチンもついていて快適に過ごせそうだがシャワーはお湯は出ない。
photo4  宿の近くに中華料理屋があったので夕食はここですますことにした。この宿は夜は車がないと外出するのが難しそうだ。治安というより野犬が多いのが気になる。

0038. まえだまさとし 2010/12/01_11:26:18
photo1 【11月30(火)】

 ホテルで朝食を済ませた。ハムエッグにパンとコーヒーでまずまずだ。
photo2 ココナッツインはプールもあるが、ここまで来たらビーチに出たい。今日は晴れ間も見え、昨日のように厚い雲に覆われてはいないが、いつ雨が降り出してもおかしくない天候だ。
photo3 客室棟はこんな感じ。
photo4 ココナッツインの正面口。

0039. まえだまさとし 2010/12/01_11:27:42
photo1 ホテルが不便な場所にあるので徒歩でパームビーチへ向かった。15分ほどかかるが途中には中華料理の店とファーストフードが多い。
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0040. まえだまさとし 2010/12/01_11:30:20
photo1 こちらはマクドナルド。
photo2 パームビーチへ出た。砂浜はきれいだが天気が。
photo3 この周辺にはラスベガスとカンクンを合体させたようなカジノ併設のビーチリゾートがそびえ立ち、現在建設中のリゾートもある。
photo4 午前中は首都のオランヘスタッドの街へ出る事にした。

ホテルエリアからはバスが頻繁に出ているようで待たずにバスが到着した。
 オランヘスタッドのバスターミナルに到着したら雨が降り出した。

0041. まえだまさとし 2010/12/01_11:33:53
photo1 オランヘスタッドの海岸道路沿いは派手なカジノが林立している。
photo2 高級ブランドのテナントが入ったショッピングモールがあり、カジノの周辺には宝石店などが並ぶ。カジノで買った人間に金を使う場所を準備しているラスベガスでもマカオでも同じだ。
photo3 ショッピングモールの内部。あまり客はいない。
photo4 派手な建物。

0042. まえだまさとし 2010/12/01_11:35:43
photo1 オランヘスタッドの街並もキュラソーのようにオランダ風の建築様式の家が見られる。ただ復元されたような感じでどこまで歴史があるのかは疑問だ。
photo2
photo3 時計塔があったので何かと思い、いってみたら歴史博物館だった。かつての要塞を利用した施設だ。
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0043. まえだまさとし 2010/12/01_11:37:54
photo1  海岸沿いにクルーズ船を見に行ったら岩場にイグアナが放し飼いにされていた。

 これだけたくさんのイグアナを一度に見たのは初めてだ。気を付けないと踏んでしまいそうだ。
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photo4 今回エクアドルに行ったにもかかわらずガラパゴス諸島には行けなかったが、ここでイグアナを見られて多少気休めにはなった気がしないでもない。ガラパゴスはイグアナだけではないだろうが。

0044. まえだまさとし 2010/12/01_11:38:44
photo1  昼前にはパームビーチに戻ってきた。

 雨が降ったりやんだりであまり遠出はできない。やはりこの島はレンタカーがないと行動範囲が限られる。とはいえ車を借りてまで行きたい場所があるのかというと微妙な感じだ。
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0045. まえだまさとし 2010/12/02_14:31:51
photo1 【12月1日(水)】

 アルバ最終日でチェックインの12時までは自由に時間が使える。今日は天気も回復し青空が広がっている。
photo2 晴れ渡った日は午後から天候は悪化する事が多いが、午前中は問題ないだろう。午前中は島の北西部の先端にあるカリフォルニア灯台とその近くのアラシビーチに行くことにした。
photo3 宿の近くにはサボテンが自生している。
photo4  宿からリゾートホテルの建ち並ぶパームビーチまで歩いてそこからバスに乗ることになる。バスはけっこう本数が多いのですぐに来た。

0046. まえだまさとし 2010/12/02_14:33:05
photo1 アラシビーチへ向かうバスの車窓から座礁船の残骸が見えた。
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0047. まえだまさとし 2010/12/02_14:34:42
photo1 このバスの終点はアラシビーチになる。このあたりは大型リゾートもなくのんびりしていてビーチも素朴な感じできれいだ。アルバの穴場ビーチかもしれない。
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0048. まえだまさとし 2010/12/02_14:37:51
photo1  ここからカリフォルニア灯台まではさらに1キロほど歩くことになる。ここにも自生しているサボテンが。
photo2 直線距離ではたいしたことないが車道を歩くため遠回りしなくてはならない。灯台まで頑張って歩いたが、そこからの眺めはまずまずだ。中途半端な砂丘がある程度でそれほどたいした景色ではないが向こうには青い海と白い砂浜が広がっている。
photo3 カリフォルニア灯台からパームビーチ方面を眺める。
 
photo4 とりあえずカリフォルニア灯台まで行って来たという満足感は得られたのでよかった。おそらくアルバで最も重要な名所の一つだからだ。

0049. まえだまさとし 2010/12/02_14:42:31
photo1 高級リゾートの立ち並ぶパームビーチに少し寄ってみた。今日は天気がよくビーチは賑わっている。
photo2 そのまま宿に戻って出発の準備をしてチェックアウトを済ませた。荷物を背負いパームビーチへまた戻る。この徒歩でも移動が大きな時間のロスになる。
 バスを乗り継ぎ空港へ向かった。ミニバスも走っていて本数が多いのでスムーズ空港まで来ることができた。ミニバスの値段は一回2.50(130円くらい)ギルダーだ。
オランヘスタッドから空港方面を経てサンニコルスへ向かうミニバス乗り場。
photo3 アルバの通貨。四角のコインがあるのが印象的だ。
photo4  アルバの空港はアメリカ便とその他の国への便でターミナルビルが分かれている。アメリカ行きのビルが一番大きく広々している。それだけアルバへはアメリカ人観光客が多いという現れだろう。

0050. まえだまさとし 2010/12/02_14:45:48
photo1  帰国の途につくが、今日はこれからニューヨークに向かう事になる。コンチネンタル航空なのでニュージャージー州のニューアーク空港になるが、このフライトからスターアライアンスゴールド特典が使えるので長蛇のチェックインカウンターの列も気にならない。

しかしニューアーク行きは1時間の遅延だ。ただでさえニューヨーク到着が遅いのに勘弁してもらいたい。遅延は乗り継ぎ便の変更を生み、その処理で一般客が迷惑を被り何重にも被害が出て収拾がつかなくなる。1時間の遅延が多大な被害を生むのだ。
 
photo2 とにかくコンチネタル航空にはいい思い出はない。今回も遅延と出だしからやらかしてくれたが、何も期待しない方がいい。10年前ベネズエラに行ったときはひどい目に遭わされた。ニューアークのチェックインカウンターで行列の流れが遅く1時間以上待たされ、順番が回ってきたときには出発1時間前を切ったので手続きは締め切ったとか言いやがった事は一生忘れない。
オーバーブッキングの対応で行列の進みが遅くなっていたのだろうが、そのお詫びの言葉もなく突き放すような態度には怒りを覚え、二度と使いたくない航空会社だと思わされた。
photo3 結局文句を言って当日発のアメリカン航空の便に振替えさせたがおとなしくしていると何をされるかわからない航空会社だ。日本への帰国便もオーバーブッキングで搭乗口付近で降ろす客を探し回っていた。今回も油断は禁物だ。他の航空会社の遅延ならここまで頭に来ないがコンチネンタル航空は別だ。
 コンチネンタル航空がスターアライアンスに加盟して目的地が増えたのはいいが、できれば使いたくない航空会社だ。今回もマイレージ特典で空席があったから使うに他ならない。

ユナイテッド航空と合併するのはいいが、どういうスタンスで行くのか見物だ。
photo4 地図はアルバの位置です。

0051. まえだまさとし 2010/12/02_14:49:40
photo1  アルバでは出国手続きを済ませたあとバハマのように飛行機に乗る前にアメリカの入国手続きと税関検査を受けることになる。

 この方がニューヨークに着いてからすぐ街に出られるので助かる。しかしアメリカの入国審査官はヒマなようで僕の旅行内容をすべて聞いてきて荷物もすべて調べられることになった。どうせこちらも遅延のおかげで時間も有り余っているし、暇つぶしにはちょうどいいだろう。

 日本の繊細な旅行グッズを係官に見せびらかせたあと、ニューヨークで楽しんでくれという係官の言葉を受けて待合室に向かった。
photo2 しかしアルバの空港ではコンチネンタル航空のビジネスクラスのラウンジがなく、腹を満たすためには5ドル以上するホットドッグを買わなくてはならない。こんな事なら町中のマクドナルドで食事を済ませておけばと後悔した。

またアルバ空港はWi−Fiも1時間の時間制限があり、スピードも遅いものしか利用できないセコさだ。あるだけマシなのかもしれないが、アメリカの飛行機移動はつくづく貧乏臭く苦痛に思えてならない。

どうせコンチネンタル航空は機内食は出ず、飲み物だけだろう。
photo3  1時間遅れの予定が結局2時間近く遅れてアルバを出発した。ニューヨークには9時に到着。思ったよりは早くついたがそれにしても寒い。
photo4

0052. まえだまさとし 2010/12/02_16:54:20
photo1  ニューアーク空港からエアトレインでニュージャージートランジットの空港駅へ向かった。このエアトレインはケネディー空港のように5ドルとか取られないので良心的だ。しかしモノレールでスピードが出ず遅い。


10年前にニューアーク空港に来たときはこのエアトレインはまだ工事中だった。当時はニュージャージートランジットのニューアーク空港駅というのもなかったはずだ。この駅の待合室は温かく、トイレも新しい。ここからニュージャージートランジットでニューヨーク・ペンステーションへ向かう事になるが、この時間けっこう本数が少なく40分くらい待たされた。
photo2 先にアムトラックの列車が到着した。
この区間は運賃の違うアムトラックとニュージャージートランジットが同じ線路を共有していて、どんなシステムかと思ったが基本はニュージャージーの切符(12.50$)を買い自動改札を通過するのだが、アムトラック(たいして時間は変わらないのに30ドル以上)の場合列車に乗るとき車掌のチェックを受けるのでアムトラックの切符を持っていないと車内に入れてもらえない仕組みだ。
photo3  ニューアーク空港駅を22時20分の列車に乗り込み、ニューヨーク・ペンステーションに着いたら23時前だ。
写真はペンステーションの駅に到着した列車。
photo4 目的の宿までは地下鉄のCラインで乗り換えなしなので便利だ。「86Str.」駅まで向かう。

0053. まえだまさとし 2010/12/02_16:58:01
photo1 今夜泊まる宿は「インターナショナル・スチューデント・センター」。この宿は10年前泊まったことがあるが場所ははっきり覚えていない。当時からニューヨークで一番安い宿と評判だった。今は1泊20ドル(ドミトリー)でおそらくニューヨーク最安だ。
photo2  地下鉄Cラインの「86Str.」駅で降り、宿に向かった。
photo3 しかし宿の扉は閉まっていてオフィスの営業時間は23時までという表示が出ていた。嫌な予感はしていたが的中してしまった。
ただ予約はしていたが宿泊代を払っていなかったのがせめてもの救いだ。ちなみにこの時23時15分。もう少し早ければと無念さを感じる。しかしまたしてもコンチネンタル航空にやられた感じだ。遅延さえなければ何も問題はなかったのだ。

88ストリートの38番地に宿はある。
photo4

0054. まえだまさとし 2010/12/02_17:00:44
photo1  しかしこれからどうすればいいのだ。

 もう今から他の宿を探す気にはなれない。とりあえず夜明かしする場所を探さなくてはならない。地下鉄の駅でホームレスと一緒に寝るのは厳しいのでタイムズスクエア周辺の店で夜明かしすることにした。

 ミッドタウンに出た。深夜にもかかわらずカメラを持った観光客だらけで華やかな雰囲気は今も昔も変わらない。
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0055. まえだまさとし 2010/12/02_17:07:32
photo1 ミッドタウンからカップヌードルの看板は消え、ヴァージンメガストアがトイザラスに変わっていた。

少し時代の流れを感じてしまう。
photo2
photo3 朝まで時間をつぶせる場所はどこか考えたがマクドナルドしかない。

マクドナルドがWi−Fiフリーだというのには驚いた。これだと朝まで時間をつぶすのも苦痛ではない。アメリカはネットに関して何かと有料の場所が多いと思っていたが、このような大衆的な店でも自由に使えるとは思わなかった。

 しかしマックでネットカフェ難民みたいなことをニューヨークでする事になるとは思わなかった。
photo4  しかしマックでネットカフェ難民みたいなことをニューヨークでする事になるとは思わなかった。

店内には他にも仲間がいるし、寝ている奴もいるので居心地は悪くない。

0056. まえだまさとし 2010/12/02_23:59:25
photo1 【12月2日(木)】

 2フロアあるマクドナルドは最初は快適だったが3時頃から掃除のため部分的に閉鎖されたりしてスペースが限られ、その割に客が多く騒がしいのであまり落ち着かない。
photo2  5時半に街に出た。気温は7度。
photo3 地下鉄の湯気が外に出てくる。
photo4 外に出たものの暖をとる場所がなく、結局少し離れたタイムズスクエアのマクドナルドに逃げ込んでしまった。ここで朝食をとることにした。

0057. まえだまさとし 2010/12/03_00:02:22
photo1 その後夜が明けてきたのでエンパイヤーステイトビルの周辺などを散歩することにした。
向こうに見えるのがエンパイヤーステイとビルだ。再びニューヨークで一番高いビルとなってもうすぐ10年だ。
photo2 こちらはペンシルベニアホテル。地下に巨大なニューヨークペンステーションがある。
photo3
photo4

0058. まえだまさとし 2010/12/03_00:04:31
photo1 5番街を南に下った。
photo2 ブロードウェイトの交差点には平べったい有名なビル。
photo3 エンパイヤーステイトビル
photo4

0059. まえだまさとし 2010/12/03_00:13:45
photo1  マンハッタンの33Str.辺りからPATHトレインというのが走っていてニューアーク空港に行くことができる。

 ニュージャージー州を走る地下鉄みたいな列車だが、時間があるのでこれで空港に行くことにした。33Str.駅はペンステーションの近くだ。
photo2 ニューアーク・ペンステーションに行くまで一度乗り換えなければいけないが1.75ドルと安い。
photo3 ワールドトレードセンターにも路線があり、そこから乗るとニューアークに直行できる。
photo4 ニューアーク・ペンステーションに到着。 

0060. まえだまさとし 2010/12/03_00:15:44
photo1 ニューアーク・ペンステーション駅から62番のバスに乗り換える必要がある。プラットホームは3Aからの出発だ。
photo2 このバスが1.30ドルなのでマンハッタンから合計3.05ドルとニュージャージートランジット(12.50ドル)の4分の1で来ることができる。。しかしPATHトレインは時間がかかるし、バスの乗り換えがあるので使い勝手は決してよくない。時間に余裕があると思っていたが、空港に着いたらけっこういい時間だ。
photo3
photo4

0061. まえだまさとし 2010/12/05_04:40:41
photo1 チェックインをすませ、ラウンジへ向かった。コンチネンタル航空のプレジデント・ラウンジはさすがに最大のハブ空港だけあり、かなり広々していて見晴らしもいい。

ただサービス内容はユナイテッドと同じような感じでまずまずだ。アメリカのラウンジで特別な設備は期待できないのでしかたない。ラウンジ内ですぐにネット接続ができるのは評価できる。
photo2 しかしまたしても飛行機は遅れた。出発時間30分前に搭乗口に行ったらまだ飛行機が見あたらない。
遅れるらちゃんと表示してもらいたいものだ。ボードには定刻のまま表示されているが今飛行機がないのに定刻に出発できるはずがない。

皮肉にも向こうにはマンハッタンの高層ビル軍がよく見える。10年前はあと2本高層ビルが見えたが今はない。
photo3 結局定刻近くに機材が到着して清掃や機内食の積み込み燃料補給をすませ40分ほど遅れての出発することになった。
photo4 東京までの最後のフライトだが、14時間と長時間になる。機内で眠るために昨夜は徹夜したが、それが時差ボケを治すには有効だ。

飛行機に乗って最初の6時間熟睡することで時差ボケはすぐに治すことができる。
 シートはさすがに10年前のものではなく、最新のオンデマンド液晶モニター方式でなかなか快適だ。エコノミーの座席にもコンセントがついているのはコンチネンタル航空唯一の評価ポイントだろうか。
 フライト前半は眠り、後半は機内で時間をつぶしできるだけ日本時間に合わせる努力をした。 

0062. まえだまさとし 2010/12/05_04:47:36
photo1 成田には午後4時に到着した。

久々の帰国だがすでに12月だ。日本は寒いがニューヨークに比べたら暖かい。
photo2 今回の48日間の移動ルートです。移動の大半は空路で30回近く飛行機に乗りました。

また訪問国は二回以上の国を含めて18カ国6地域となりました。
photo3 カリブ海の独立国をめぐる

【おわり】
photo4

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