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再訪朝(北朝鮮観光2014)①平壌へ

0001. まえだまさとし 2014/09/08_21:54:48
photo1 今年9月はあの小泉訪朝により北朝鮮が拉致を認めてからちょうど12年目になる。その2年後、拉致被害者の帰国など北朝鮮の話題で持ちきりだった時期に僕は初めて北朝鮮を訪問している。2004年の4月のことだった。
 しかしなぜまた北朝鮮を再訪問しようと思ったのか。前回の訪問からちょうど10年目の節目である今年。ふと思いつきのきまぐれから行きたくなっただけだが、理由は10年の歳月の変化に興味があった。そして中国国境の丹東の旅行会社でツアーを申し込めば安く旅行できるというのを知ったからだ。値段は丹東から往復鉄道利用となり4日間でビザ代も含めて135000円だ。一般的には安い旅行とはいえない。でも前回の旅行では日本発着とはいえビザ代を含め30万円以上支払っているので北朝鮮へのツアー代金としてはずいぶん安く感じた。
photo2 あれから10年。今また現政権が北朝鮮との交渉を進め、北朝鮮との関係が再び注目を集めている。今回はマスゲームの観覧を希望したが、スタジアムの改築工事で開催されてないとのことだ。今回北朝鮮を訪問したところで結局は10年前の旅行内容と同じ事を繰り返すことになるだろう。それでもそこから10年前との違いを感じ取れるような内容になればいいと思う。世界で他に類を見ない特異な洗脳国家が今も続いている現状を再確認してきたい。
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0002. まえだまさとし 2014/09/08_22:04:35
photo1 【8月31日(日)】

 東京駅からの成田空港行きの格安バスはちょっと混雑していた。日曜の夕方だからか。予約している乗客が多く予約なしの客には席があまり回ってこない。絶対乗れないと思っていた次のバスに何とかギリギリ乗り込むことができたが危うく一本逃すところだった。
photo2  バスの混雑は成田空港発のLCC(格安航空会社)の認知度が高まり、バスの予約する客が増えたのが理由だろうか。そしてみんな電車よりも楽だと気づき始めたのも理由かもしれない。定時制を重視して電車で空港にいくのは確実だが停車駅の多い一般列車では乗っている間終始落ち着かない。所要時間もかなり長いのが実情だ。それに対してバスは快適だ。唯一の心配の種である渋滞だが到着が大幅に遅れることは希だといってもいい。また最近予約した方が100円安いというのも予約する客が増えた理由かもしれない。 15時20分にバスで東京駅を出発。高速を順調に走り約1時間で成田空港第1ターミナルに到着した。
photo3 今回は久々のスターアライアンスゴールドに返り咲いてから初めての旅行だ。仁川へ向かうアシアナ航空ではビジネスクラスのカウンターでチェックインができる。場所はスターアライアンスのファーストクラスチェックインカウンターBの一角になる。待たずにチェックインを済ませ、自動化ゲートで出国手続きを済ませANAビジネスクラスラウンジへと向かった。
photo4  ANAラウンジの利用は2012年の秋にフィジーに行った時以来の利用でほぼ2年ぶりだ。夕食の時間帯で食事メニューは若干豊富になっている気がする。写真はカレーうどんだが、新たのカレーライスも加わったようだ。

 ただ仮眠室やマッサージ機のスペースが縮小されていたのは残念だ。そしてパーテーションで区切られていたパソコンスペースはすべて撤去され、ソファーに置き換えられていた。窓際の一部のテーブル座席にパソコンの代わりにソニータブレットが置かれた一角がある。正直パソコンのスペースは無駄といえば無駄だったのかもしれない。実際人が座っているのを見るのは少なかった。

0003. まえだまさとし 2014/09/08_22:08:02
photo1  ラウンジでシャワーを浴び出発1時間前には搭乗口へと向かった。
photo2 アシアナ航空の機内食は期待していなかったが、プルコギでなかなかおいしかった。
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0004. まえだまさとし 2014/09/08_22:10:19
photo1  仁川空港には到着が30分ほど遅れた。すでに10時を過ぎている。空港に隣接する永宗島(ヨイド)にある雲西駅に行って周辺の宿に泊まることを考えていた。でも時間が遅いし移動したところで食欲もなく出費がかさむだけだ。明日の朝ゆっくりできるわけでもない。そんなわけで寝るだけなら空港の地下1階にあるサウナに宿泊したほうがいいと判断した。
photo2 サウナの名前は「SPA ON AIR」。基本料金だとラウンジでの雑魚寝となり値段は20000ウォン(2000円)だ。
photo3 日本の健康ランドのような設備でロッカーと大浴場がある。
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0005. まえだまさとし 2014/09/08_22:11:24
photo1 専用の衣類が準備されている。
photo2 さすがに夜間はラウンジで夜明かしする客で混雑しているので場所の取り合いとなる。床は寝るスペースがほとんどなかったがソファーはあまり人気がないようで僕はソファーで横になることにした。
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0006. まえだまさとし 2014/09/08_22:14:36
photo1 【9月1日(月)】

 早朝4時頃からラウンジで寝ていた人たちが出発しだした。
photo2 6時前にはラウンジはがらがらになってしまった。みんな朝早い便のための時間つぶしだったのだろうか。僕の便は比較的遅い9時40分の出発だ。7時過ぎにひとっ風呂浴びて出発することにした。
photo3  月曜の朝。空港内は混雑が激しい。出発までアシアナラウンジに入り、軽く朝食をとることにした。
photo4 朝の時間帯目玉焼きを焼いてくれるサービスがあったが8時半には終了してしまった。アシアナラウンジは久々の利用だが食事は充実している。

0007. まえだまさとし 2014/09/09_21:19:58
photo1  一路大連へ向かう。機材はエアバス320で大連までは仁川から1時間のフライトだ。短時間だが簡素とはいえホットミールが出た。
 大連空港の国際線の到着便は我々の便以外にないので入国もスムーズだ。荷物もすぐ出てきた。大連に来るのは6年ぶりだがこの空港の雰囲気はさほど変わっていない。
photo2  空港から市内へは前回はタクシーを利用したが今回は旅行会社の運行するマイクロバスで駅へ出ることにした。乗り場の職員はいろいろ親切に教えてくれる。日本人である僕に好奇心を持って接してくる中国人はとてもフレンドリーだ。中国に来るのは2011年の9月以来約3年ぶりだ。その間日本ではイメージが悪くなりつつある東アジア諸国だが韓国同様中国も実際来てみるといやな思いをすることはなく、逆に欧米やアフリカよりも居心地の良さを感じる。

 国家間の面倒な関係が何とかならないものかと強く思う。現地を知らない日本人が偏った報道によって右傾化して中国人や韓国人に嫌悪感を抱いているのも問題だ。お互い交流を促進するのが相互理解には有効な気はするが政治が必ず介入し現実はなかなか難しい。
photo3  大連空港からのマイクロバスは10元(180円)と高いがタクシーよりはかなり安く中国人の到着客もたくさん利用している。市内へ向かう途中ほかの乗客をホテルまで送るため、少し遠回りすることになったが問題なく大連駅前に到着することができた。
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0008. まえだまさとし 2014/09/09_21:22:35
photo1  上野駅を模して日本統治時代に建設された大連駅舎の前の広場の一角にバス乗り場がある。中国有数の大都市である大連の長距離バス乗り場とは思えない小ささで発着するバスは道路脇に停車する。切符売り場も小屋のような建物だ。
 丹東へのバスがちょうど30分後にあるようなので切符を買おうとしたら「メイヨウピョウ(没有票)」と言われた。バスの切符が売り切れているのは結構珍しい。次のバスまで2時間待たなくてはならない。大連と丹東はバスの本数が少なく鉄道もまだない。交通が不便な区間だからバスは混雑しているのだろう。
photo2 足がなくなり途方に暮れるところだが、バス乗り場の横で丹東行きの乗り合いタクシーの客引きがいるのがわかっていたのですぐさまそちらに声をかけてみた。すると値段はバスの三倍くらいする。でもすぐに人が集まり出発するような雰囲気だったので迷わず乗ることにした。多少高くついたが、今日中に丹東に着かなくてはならないので一安心だ。案内された乗り合いタクシーはエスティマだ。
photo3  しかしこの乗り合いタクシー、出発前の人集めでなぜか最後の二人を乗せるために行ったり来たりとまったく出発する気配が感じられない。状況がわからないまま延々と待たされさすがにイライラしてきた。中国ではあまりこういうことはないと思っていたが、まさかアフリカンな雰囲気をここで感じるとは思わなかった。電話で連絡を取り合っている客が拾おうとしているがなかなか見つからないようだ。港の方へいったりして1時間ほど待たされ何とか客を探し出すことができ、席は埋まって出発することになった。出発してしまえばあとスムーズだ。
 丹東までは400キロほどある。鉄道は現在建設中で車しか交通機関はない。高速道路は丹東まで全線開通しているのでかなり快適だ。交通量も少なく新たに鉄道建設が必要なのか疑問に思えるくらいだ。
photo4 乗り合いタクシーは途中で休憩を一階入れ、3時間ほどで丹東の南にある東港の町に立ち寄った。ここで数人の客を降ろしたりして結局丹東の中心部に到着したのは16時半になってからだ。
 丹東の駅前で乗り合いタクシーを降りた。駅前は無機質な巨大建造物が並ぶ、典型的な中国の地方都市の風景が広がっている。そして毛沢東の銅像も。

0009. まえだまさとし 2014/09/09_21:24:44
photo1 丹東で一泊するのだが丹東駅舎に隣接しているの丹鉄大酒店に泊まることにした。割と立派な高層ホテルだが値段は198元(3500円)と手頃だ。部屋は16階なので眺めはいい。

部屋は一応シティービューとリバービューで値段が違うようだ。安いシティービューにしたがかろうじて鴨緑江の鉄橋と北朝鮮の町並みを見渡すことができる。部屋の設備もしっかりしているのでずいぶん割安感がある。これで朝食付きだ。
photo2 部屋の窓から丹東の町を見下ろす。
photo3 鴨緑江に架かる鉄橋と対岸の北朝鮮を遠くに眺めることもできる。
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0010. まえだまさとし 2014/09/09_21:42:42
photo1  丹東の町に出た。念のため明日出発の北朝鮮ツアーを申し込んだ金華国際旅行社に場所の確認がてら顔を出しておくことにした。
 支払いや手続きは明日の朝8時に行ってからでいいようだが、前日に到着していることを知らせて滞在先を伝えておいた方がお互い安心だ。
photo2 丹東の観光名所は鴨緑江の川沿いに集中している。

北朝鮮とを結ぶ鴨緑江大橋。別名「中朝友誼橋」と呼ばれている。鴨緑江大橋は日本統治時代の末期である1942年に複線用に建設された。こちらも朝鮮戦争時に爆撃されたが修復され現在も使用されている。。
photo3 鴨緑江大橋はトラックの往来がかなり激しい。
photo4 左が「鴨緑江大橋」で右は「鴨緑江断橋」で1909年に日本が建設した鉄道橋で橋の中央部は船舶が通行できるように旋回する可動橋だった。
しかし朝鮮戦争時にアメリカ軍の爆撃で破壊されてしまい、そのまま放置されている。
橋を見ていると一世紀前の繁栄が目に浮かぶ。

0011. まえだまさとし 2014/09/09_21:46:53
photo1 川沿いには朝鮮料理のレストランやお土産物屋が軒を連ねている。
photo2 そんな中、世界最大の北朝鮮レストランといわれる「平壌高麗館」に入ってみた。
photo3 冷麺と温湯飯というのを注文した。
ショーをやっていたが18時半から30分で店に入るのが遅かったためすぐにステージは終わってしまった。月曜だからかレストラン内はがらがらだ。
 川沿いの朝鮮レストランは平壌館に限らずどこもきらびやかだ。どこも値段もそれほど高くないようだ。朝鮮レストランというと延辺朝鮮自治州の延吉などと比較してしまいがちだが、ここ丹東ではどれも北朝鮮の国旗を掲げた直営のものが多く、朝鮮族の店は少ないように思う。なので大半の店はどことなく観光客向けで庶民的な雰囲気があまり感じられない。
photo4  昨夜は仁川空港のサウナで横になっただけなので疲れが残っている。宿に戻って早めに休むことにした。明日はいよいよ10年ぶりの訪朝だ。

写真は丹東駅前のライトアップされた毛沢東像。

0012. まえだまさとし 2014/09/09_22:06:48
photo1 【9月2日(火)】
photo2 ホテルで朝食を済ませた。中華式の朝食は種類が豊富でいいがコーヒーがはない。
photo3 8時に金華旅行社に向かった。
宿泊した「丹鉄大酒店」
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0013. まえだまさとし 2014/09/09_22:08:26
photo1 駅から200メートルほど離れた場所にある「金華国際旅行社」。
今回の北朝鮮旅行の申し込みに際して出発までの手続き対応をしてくれた日本語のできる孫さんは今日不在で顔を合わすことはできなかった。
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0014. まえだまさとし 2014/09/09_22:11:05
photo1 お金を支払い、ビザと平壌への切符を受け取った。出入国委書類もすべて記入してくれていた。
photo2 北朝鮮のビザ代わりとなるツーリストカード。この紙にスタンプが押されパスポートには何も記録が残らないようになっている。
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photo4 平壌への鉄道の切符。

0015. まえだまさとし 2014/09/09_22:13:42
photo1 書類を確認し、中国語しかわからないが旅行社の林さんの案内で丹東駅へと向かった。
 丹東では北朝鮮専用の国際線出発待合室がある。出発前に駅で出国手続きを済ますことになるが林さんの見事なまでの割り込みに導かれ、長蛇の列の先頭に連れて行かれ一番乗りで出国審査を済ますことができた。こんな優先待遇は初めてだが、他の人より高い金を払っているので勘弁してもらいたい。
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photo3  林さんにはホームに停車している列車の座席まで案内してもらった。
photo4 林さんと。写真の車両は北朝鮮籍だ。

0016. まえだまさとし 2014/09/09_22:15:43
photo1 そして乗車する列車は北京から来た車両で中国籍だ。見た目は新しいが随所で老朽化が見られる。等級は硬臥だが、国際線では国内線の軟臥と同じ4人用コンパートメントだ。

丹東からの昼間の移動なので座席の車両を覚悟していたが平壌までは快適に移動できそうだ。ただ10年前と同じ車両なので新鮮味は全くない。同室の客は北京から来た北朝鮮人の女性3人組だった。
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photo3  列車は丹東から増結されていて中国人の観光客などが多くが乗り込んでいる。車両の前で記念撮影をする中国人。
photo4 北京からの車両には欧米人旅行者の姿がかなり多い目につく。

0017. まえだまさとし 2014/09/09_22:21:19
photo1  10時に丹東を出発。鴨緑江大橋をゆっくり渡る。
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photo3 鉄道道路併用橋なので我々の列車の後をトラックが追いかけてくる。
photo4 鴨緑江断橋が途切れた。

0018. まえだまさとし 2014/09/09_22:25:20
photo1 北朝鮮領に入った。橋には朝中友誼橋(ちょうちゅうゆうぎきょう)と書かれている。
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photo3 車が多いことの驚いた。
photo4 北朝鮮側の新義州駅に到着した。

動いていないアトラクションがある遊園地や公園などが見える車窓を欧米人旅行者が一斉に写真を撮りまくっているのを車掌に撮るなと注意されてたが、車掌が欧米人の集団に気をとられている隙に僕は国境の橋などを撮影することに成功した。

0019. まえだまさとし 2014/09/12_19:01:00
photo1 新義州駅に到着。ここで北朝鮮側の入国審査を受けることになる。かつて携帯やパソコンなどの電波を発する通信機器はラッピングされ封印されていた。でも最近規制が緩み、そのようなことはされなくなった。なのでパソコンを北朝鮮内でさわることは可能だ。しかし自分のパソコンでネット接続は難しい。
カメラやパソコン、スマートフォンなど種類を控えられただけだった。

ここで食堂車を含めた北朝鮮の車両が増結されることになる。そのため1時間ほど停車することになる。
 時差は中国から1時間進んで現地時間の13時過ぎに新義州を出発した。
photo2 この列車の時刻表が車内に表示されている。
photo3 10年ぶりの北朝鮮領土だが、何となく町がカラフルになった気がしないでもない。新義州は比較的裕福な町なのでここは最近発展しているのだろうか。
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0020. まえだまさとし 2014/09/12_19:01:31
photo1 平屋の民家。
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0021. まえだまさとし 2014/09/12_19:05:32
photo1 彼方には新たに建設されている鴨緑江の新しい橋が見える。
photo2 新義州周辺に使用されているであろう近郊列車用の車両。
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photo4 しばらく市街地が続く。

0022. まえだまさとし 2014/09/12_19:07:12
photo1 市街地を抜け、農村に入ると未舗装の道路になぜかひたすら歩いたりしゃがんでいる人がいる風景は昔と変わらない。周辺に人の住んでいる場所がないにもかかわらず無駄に歩いている人が多い。このような風景はインドやバングラディシュ、ミャンマーの農村で見られる。昔の中国もこんな感じだったような気がする。しかしここはあの準先進国の韓国と同じ人種の国というのはかなり不思議な感じがする。なので車や人など窓の外に見える動くものすべてを好奇の目で見てしまう。
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0023. まえだまさとし 2014/09/12_19:08:40
photo1 駅を通過。
photo2 検問所。
photo3 人を乗せて走るトラック。
photo4 再び駅

0024. まえだまさとし 2014/09/12_19:10:54
photo1 無駄に広い道路。
photo2 昼食は丹東の旅行会社から弁当をもらっていたのだが、せっかくなので食堂車に行くことにした。値段は定食で47元(846円)と結構高い。あまり腹は減っていないが北朝鮮の列車の食堂車では食事は絶対経験したかった。
photo3 前回も利用したが今回は食堂車の車内からキム親子の肖像画は外されていた。食事のメニューは韓国定食で種類は多く米が玄米なのが北朝鮮らしい。
photo4 割高感はあるが食事の内容は満足のいくものだ。食堂車より前の車両は北朝鮮人専用の国内線車両なので立ち入ることはできないようだ。

0025. まえだまさとし 2014/09/12_19:12:38
photo1 途中の駅にて。
photo2 北朝鮮の電気機関車。
photo3  夕方6時過ぎ車窓は次第に都会的な雰囲気になり、高層ビルや路面電車、そして改築が進んでいる柳京ホテルも見えてきた。
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0026. まえだまさとし 2014/09/12_19:13:55
photo1 平壌市内の車窓。
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photo3 前回は金正日の北京外遊列車とすれ違ったため、かなり平壌到着がかなり遅れたのだった。確か3時間ぐらい遅れて平壌駅に到着したため空は真っ暗だった。今回も少し遅れたがまだ空は明るい。18時30分に平壌駅に到着した。この駅の雰囲気は全く変わっていない。
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0027. まえだまさとし 2014/09/12_20:27:24
photo1 ホームでしばらく待っていると滞在中お世話になる二人のガイドがやってきた。かなり探したようだ。到着したホームには中国人観光客があふれ、僕に関する情報がどれほど先方に行っているのか知らないがこの人混みから探し出すのは至難の業だろう。どの車両に乗っているのかも把握していなかったようだ。


 ガイドの名前は朴さんと張さん。運転手は李さんで北朝鮮滞在中世話になることになる。
photo2 平壌駅に到着。
photo3 早速ガイドに平壌での滞在先は町の中心部にある高麗ホテルにしたいという旨を伝えた。

じつは平壌到着までホテルは決まっておらず、ガイドと交渉することになっていた。

希望の高麗ホテルだ。前回泊まった羊角島国際ホテルとは違う宿に泊まりたい。
高麗ホテルは事前に申し込むと1泊3000円の追加料金を支払わなくてはならない。しかし丹東の旅行会社で到着後、直接ガイドと交渉すれば追加料金はかからないと言われていた。なのでそうすることにしたのだが実際到着してから変更は出来ないとか言われるのではと不安だった。
photo4 結果として問題なく高麗ホテルに泊まれることになった。 駅前に出て案内された車はセダンだった。

前回はワゴン車でゆったりできたが、今回は少し窮屈な移動になりそうだ。車は北朝鮮製の「平和自動車」だ。

まず平壌を走る自動車の数がかなり多いのには驚いた。この車の多さ10年前との最大の違いだろう。

0028. まえだまさとし 2014/09/12_20:30:04
photo1 平壌駅前は出迎えの車でごった返している。
photo2 高麗ホテルまでは駅から車で1分だ。前回滞在した羊角島ホテルは設備は新しいが周辺に何もなく中州に隔離されたホテルだったので実に退屈な宿だった。同じホテルには絶対泊まりたくはなかった。なので平壌の町の中心に滞在でき、これで再訪朝の目的が一つ達成されたことになる。
 平壌高麗ホテルは羊角島国際ホテルと並んで平壌で最も高級な宿泊施設で北朝鮮の格付けでは「特級」である。45階建てのツインタワーで、500余の客室に1000のベッドを備えている。
photo3  チェックインを済ませて部屋に向かった。ベッドルームとちょっとした談話室があり、全体的に老朽化は否めないがそこそこ快適な部屋だ。窓の外には路面電車や歩道を行き交う通行人などを見下ろすことができる。
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0029. まえだまさとし 2014/09/12_20:34:43
photo1  夕食はホテルのレストランでとることになった。メニューは簡素だったが味は洗練されていた。無事平壌に到着してほっと一安心した感じだ。
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photo3  食後、喫茶店で滞在中の日程を打ち合わせることになった。

 明日訪問予定の板門店は軍の施設であらかじめ予約が入っていて必ず明日行かなくてはならないらしい。実は2日目の宿泊先を開城に変更を希望したため板門店との組み合わせの関係で無駄な時間が生じてしまうことになった。本来なら今日の夕方開城に向かって一泊した後、明後日の午前中に板門店に訪問できれば時間を有効に使えたのだが、こればかりは変更はできなかった。
 開城でゆっくりするのもいいだろう。開城での宿泊を出発前に思いついていればこのようなことにはならなかったのだが、高麗ホテルのことで頭がいっぱいだった。とにかく前回とは違った旅行内容になるのはかなり新鮮だ。
 
photo4 結果として開城から平壌に戻った後がかなり忙しい行程となってしまう。とはいえこの国は忙しいくらいがちょうどいい。前回は情報のなさから行く場所がなくなり、結構暇をもてあましてしまった。今回はチュチェ思想塔や金日成生誕の地とされる万景台は省くことにした。とりあえず行動してみないとわからないので行きたい場所だけリストアップして後はガイドに任せることにした。

0030. まえだまさとし 2014/09/12_20:35:34
photo1  打ち合わせを終えた後、ガイドの朴さんと一緒に高麗ホテルの周辺を散歩することにした。少し小雨が降ってきた。
photo2 写真は高麗ホテルのエントランスで。
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0031. まえだまさとし 2014/09/12_20:36:56
photo1 9月は天候がいいというのが理由で訪問したので明日には回復してもらいたいものだ。ホテル周辺はライトアップされた高麗ホテルと平壌駅くらいしか目立つ建物はない。

通りのレストランのネオンがちらほらある程度だろうか。
photo2 時間が時間だけに閑散としているのは仕方ない。車はほとんど走っていないようだが、道路の反対側に渡るには地下道を渡らなくてはならない。
photo3 夜の平壌駅
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0032. まえだまさとし 2014/09/12_20:39:02
photo1 高麗ホテルの外観。モダンな外観だが築35年になるかなりオンボロだ。
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0033. まえだまさとし 2014/09/12_20:44:57
photo1  散歩を終え、ガイドの朴さんとはひとまず別れて部屋に戻ることになる。部屋に戻るときが唯一一人になれる時間である。

部屋に戻る前、最上階の44階にある回転式展望レストランをのぞいてみることにした。
photo2 展望レストランだが夜は真っ暗で夜景を楽しむ雰囲気ではない。ちなみに窓からの撮影は禁止されているらしい。

ここでフルーツゼリークリームというのを注文することにした。現地のお金を触る機会はないが値段は518ウォン(5.2ドル)。この国で実勢レート(闇両替レート)を知るすべはないが、公定レートは100ウォンが1ドルに連動しているのでウォン=1円ということになり日本人にとってはとてもわかりやすい。

 外国人料金はユーロやスイスフランのレートを表示しているが、現地人と共有する施設のウォン表示の方がわかりやすい。
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